2006年11月27日（月）

さて、WebをNiftyから移行する準備の仕上げとして、去年ＵＰするつもりで書きためておいた日記あたりから、ぼちぼちこちらに流してみることにする。文中、brとか、spanとか、HTML言語が入っているのは、ＵＰ前の文章に埋め込んだ記号だけど、いちいち取るのもめんどいので、とりあえずこのまま掲載。これもご愛敬ということでご容赦。

<b>■2006/11/27（月）14:43:02</b><br>
　昨日は、すぐ下の弟がいきなり帰郷して我が家に泊まったため、合気の練習はまた休み。今日は午前中に弟を連れてホームの母を訪ね、せっかくだからと弟にギターを弾かせて、おばあちゃんたちと盛り上がる。<br>
　いつもは僕が一人でギターを弾いて歌も歌うため、おばあちゃんたちは楽しんでくれても、肝心の母の相手を集中的にできないというもどかしさがあったのだが、今日は伴奏を弟が引き受けてくれたため、存分に母の側について一緒に歌うことが出来た。母も楽しそうにしてくれ、とりあえずは大満足。いつもギターを弾くと一番喜んでくれる元気なＭ婆ちゃんなんか、途中で僕と交替した弟が弾き始めると、<SPAN style="color:slateblue;font-weight:bold">「このおじさんの方が、あんたよりうまいっ！」</SPAN>とか言い出して、一瞬、ムカッとする。<b>なんでわかるんだ(-_-;)</b><br>
　昼にその足で東京に帰る弟を八幡の駅まで送り、そのままマイカルで映画でも見て帰ろうかとちらっと思ったりもしたのだが、いまの仕事の進行状況に鑑みて、そのままおとなしく八日市まで戻り、仕事を続けている。<br>
　ちなみに<b>『24』</b>、第１シーズンは見終わり、続けて第２シーズン突入。いや、決してハマったわけではないのだが、実はこの週末、妻が近所のレンタル屋へとにかく行こうと言い出した。何だと聞いたら、隣の奥さんからの携帯メール情報で、いまこのレンタル屋が週末の三日間か何かだけ、株式上場記念で新作も旧作もすべて一律90円でレンタルしてると聞いたからだ。何か借りたい物があるのかと聞くと、いや、特にはないと答える。それじゃおまえ、セールと聞けばとにかく何でも突撃する、そんじょそこらのただのおばさんじゃないかと言うと、私、ただのおばさんだもんとか言って開き直ってる。<br>
　結局、レンタル屋に行ったはいいが、言葉通り彼女は格別何か食指を動かす作品がなかったため、逆にせっかくここまで来て、このまま手ぶらで帰るのは何か時間の浪費をしただけではないのかという僕の経済感覚が働き、仕方なくたまたま『24』の第２シーズンの最初の方が余っていたため、じゃあともかくこれでも借りようかと、３本まとめて借りてきた次第である。ちなみに第１シーズン見終わって、何かすっきりしないもやもやを抱えてしまったのも、この作品の高等戦術なのかもしれない。『ＥＲ』もよく、シーズン最終話に、ええっ？　てなエピソードを持ってきて、それから半年やきもきして待たせる、というようなことをよくやったけど、これって最近の向こうのドラマの手なのだろうか。でもそんな手は、ある程度長期化できる目途のたつ作品でなければ無理だろう。日本のドラマでそんなことやれるのは『渡る世間は鬼ばかり』くらいだな。シーズン最終話でいきなりえなりくんが煙草を吸っているシーンで終わるとか。<br>
　とにかく突っ込みたいところは一杯あるし、第１シーズン見終わって、あまりの悲惨なオチに、これは果たして娯楽活劇と言っていいのかどうか未だに疑問。いやそもそもこのドラマではあまりに無用に人が死にすぎるし、それこそ捜査機関側の人間が、いかにテロに関わっている可能性があるとはいえ、丸腰の人間をいきなり射殺するとかそういうことに対する言い訳が一切なく、よくこんなドラマがアメリカで受け入れられているなあとも感心するが、ある意味、９１１以降のアメリカはもう戦時状態なんだと考えれば、このドラマが表わしている殺伐とした雰囲気も、理解できないことはない。でもまだ共感はできないが。<br>
　前回が一応、登場人物の正義がそれぞれ試されるという展開であったとすれば、第２シーズンのテーマは選択である。それもほとんど毎回、究極の選択状況が提示され、登場人物たちはその選択を選び続けながら行動することになる。まだ朝の８時から始まって、いま昼過ぎあたりまでしか見ていないけど、それでも、これはきっついなあ～というシチュエーションのてんこ盛り。この選択状況を作り出す話のもっていきかたは、前回同様、やはり感心する。土曜に借りてきた３本、６時間分はもう見てしまったので、とりあえず今夜は次の３本を借りてきて見ることにするか。もしかしてこれってもう、ハマってるのか？