« 2006年12月21日(木) | トップページ | 東京二日目 »

2006年12月25日(月)

これから上京。そんな直前にわざわざ日記のUPなどやらんでもよさそうなものだが(^_^;)、何か手軽にできてしまうし、ちょっと画像の挿入画面を確かめたいという目的もあって、ついやってしまいました。

3時台の新幹線に乗らにゃならんのだが、果たして間に合うか!?

■2006/12/25(月)14:57:38
 昨日は妹夫婦の家で、クリスマス会出席のために6時頃から車を30分ほど飛ばし、野洲まで出かける。おかげで昨日も合気の練習は休み。もう結局、秋から年内一杯、ほとんど練習できずに過ごしてしまった。
 もう年末だというのに、小説の仕事は遅々として進まず、これが主に足を引っ張ってレギュラーの仕事もすべてしわ寄せが来ている。おかげで最近は妻にまでなじられることが多くなり、ますます血圧の高くなる日々。ただでさえ、催促のプレッシャーはひしひしと感じているのに、家の中でまで早く書けと迫られると、もうどこにも逃げ場はない。最近は「くらま」にもほとんど顔を出さないし、『24』だって封印してる。つまり遊んでいる時間なんか僕的にはまったくないのだが、どうも周囲にはそう見られてないらしい。飯を食ってる時も、テレビでニュースを見ている時も、便所に入ってる時も、寝ている時でさえ、頭の中では法螺貝が鳴り響き、戦場を疾駆する無数の足軽たちの姿が飛び回っているのだが。
 ま、そんな状況は承知の上で、クリスマス・パーティに出るのは、毎年恒例のことでもあるし、僕と妻の訪問を姪1号と2号が心待ちにしていることがわかっているからだ。特に今年は、僕と妻のためにピアノの演奏を聴かせるんだと言って、朝から二人が熱心にピアノの練習をし、おかげで妹はうるさくて仕方がないとぼやきのメールを送ってきていた。まったく、妹などにはもったいないくらい、いい子たちである。
 とはいえ、今年はさすがに長居をしている余裕はなく、酒も飲めないよと最初に断わりを入れて、6時半頃、妹の家に到着。彼女の手作りのサンドとビーフシチューを腹一杯食べるのも例年通り。妹に、年々腕をあげてきてるじゃないかと言うと、「じゃ何? 前はもっと下手やってか?」と、むすっとしている。幼少期から一貫して、素直になれない女である。
 食後はプレゼントの交換、僕は今年はプレゼントを選んでいる余裕がなく、苦し紛れに西友の無印良品で買った自分で絵を描いてジグソーパズルにする200円くらいの小物を持って行ったのだが、それでも彼女たちは飛び跳ねて喜ぶ。まったく、小学校低学年くらいのガキを騙すのはたやすい。もっとも、妻はおそろいの服を二人にプレゼントして、これがまた大好評のおかげで助かった部分もあるのだが。
 その後、二人はそれぞれピアノを弾いて聞かせてくれ、さらに妹の演奏で二人が歌を合唱してくれる。う~ん、このシーンだけ見れば、『芋たこなんきん』で、ヒロインの藤山直美の少女時代のエピソードで出てきた、満ち足りた幸福な一家の家族の風景に見えるのだが。しかし僕が台所で一人、煙草を吸っていると、姪1号と2号がかまってほしいのか、僕の側に来て二人でサンタごっこを見せてじゃれあい、そのうち1号がふざけて2号の被っていた帽子を取って逃げ出すと、2号はすぐにその1号の後を「リコ~ンッ! リコ~ンッ!」と言って追いかけだした。061225_1
 驚いた僕がリビングに戻ると、二人は妹夫婦と妻がなごんでいるテーブルの回りを「リコ~ンッ! リコ~ンッ!」と叫びながら駆け回っている。僕は妹に「おまえら、何だ! 子どもに離婚離婚なんて叫ばせるような家庭環境にしてるのか!」と問い詰めると、妹はきょとんとして「ああ、それ、違うねん。いま『野だめカンタービレ』の中で、よおそういうセリフが出てくんねん」と答える。ああ……峰と清良(野だめの主要キャラの名前)か。まったく人騒がせなギャグを使ってくれる。特にこの夫婦は、ちょっと最近シャレにならんとこがあるからなあ(-_-;)。
 もっと姪っ子たちの相手をしていてやりたかったが、こちらの状況が本当に冗談抜きなので、3時間くらいで辞去し、9時過ぎに帰宅。ま、ここですぐに仕事にかかればいいんだけど、どうせすぐにはエンジンかからないので、録画しておいた『M1』を見る。毎年、決勝ともなれば必ずヒートアップするし、その年優勝したチームは、優勝することが納得できるだけの大爆笑ネタを披露してくれるのだが、今年は審査員の紳助も言ってた通り、いまいち突き抜けたものがない。
 僕が毎年応援している笑い飯は、今年もふるわなかったばかりか、あと一歩の次点で最終決戦にも残れなかった。だんだん昔の阪神を応援している気分になってきたなあ。個人的には、フットボールアワーと入れ替わってもいいくらいではないかと思っていたのだが。最終選考で負けるのは、もうそれをいっそパターンにしていいけど、せめて彼らのネタは二つ見たかった。結局、優勝はチュートリアルで、これはあの三組の中で見れば、当然の結果だったろう。妻は審査員の票が割れるかもと言ったが、僕は圧勝を予言し、その通りになった。

« 2006年12月21日(木) | トップページ | 東京二日目 »

ノンセクションの50」カテゴリの記事

コメント

この記事へのコメントは終了しました。

2018年10月
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31      
無料ブログはココログ