Blueglassな夜
最近、とみに眠い。
こんなことばっか書いて、まるで睡眠時間を削って仕事をしているようにも思えそうだが、案外睡眠はちゃんとしているのである。朝の5時頃から7時頃までとか、夕方の3時から6時頃までとか、バラバラだけど。
ん? こう書くとあんまりちゃんとした睡眠でもないような。……でも、なんだかんだで、いまのところ、一日合計7、8時間は寝ているはず。それなのに、起きている時も眠くて仕方ない。考えられることは一つ。睡眠時無呼吸症候群だな、きっと。そんなこと言ってたって。
死なない限り、〆切は待ってはくれないのであった。昨日の昼頃、ようやく『なみだ』UP。前回土曜にあげた時は、来週の話はもう決めてあるので、多分木曜頃には上がるよ、などと言って、担当G女史をぬか喜びさせたばかりである。考えてみれば僕は彼女に何度もぬか喜びをさせているから、彼女の方でももう、いいかげんに学習すれば良さそうなものだが、それでも僕が今度こそ早めに原稿上げるからというと、そのたび本気で嬉しがってくれるので、つい僕も調子に乗って言わずもがなのことを言ってしまう。
原稿の遅い作家がたいてい嘘つき呼ばわりされるのは、別に人間性に邪悪な部分があってそうなるのではない。なにしろ原稿がいつも遅いものだから、せめて口先だけでも相手を喜ばせてやりたいという、けなげなサービス精神が裏目に出ただけなのである。ただ、自分に対する読みの甘さを指摘する声も、一部与党内には上がっているが、これは今後の検討課題となる模様。
それはともかく、すぐに次の仕事にかかるのもちょっとだるかったのと、この一週間、まったく動けなかったこともあり、久々にホームの母の様子を見に行く。なぜか今日は、妻だけでなく親方夫人のKちゃんと、その三人の眷属、破壊王1号、2号、ポネット3号の、親方を覗くフル代表が同行したのであった。元々はKちゃんが気分転換がてら、どこか子どもたちを連れて遊びに行かないかと妻を誘ったのがきっかけで、その時妻は、花粉の症状が出ていて、あまり遠出するのはきついから近場にしたいなどと言っていたため、じゃあいっそ、ホームに一緒に行くのはどうだと提案したのだ。当初、琵琶湖方面の博物館か風光明媚なとこへ出かけるつもりだったらしいKちゃんも、まさか婆さんの動物園に連れて行かれることになるとは、思ってもいなかったであろう。
もっとも、母のホームは施設長自身、家族だけでなく友人や近所の人などが、いつでも気兼ねなく訪ねてこられるような開けた場所にしたいという方針を持っている人なので、直接入居者と関係のない人間が訪問することは何の問題もない。そりゃもちろん、入居するお年寄りと接する、という大前提はあるが、僕などは小さい子どもがホームの中をうろうろすることはそれだけでも、母を含めたお婆ちゃんたちにとって、何かいい影響があると思っている。お婆ちゃんたちは可愛いものが大好きだし、直接相手をするわけでなくても、はしゃぐ子どもの姿を見たり、声を聞いたりすることは、何らかのプラスな刺激を、脳に与えるのではないか。こんな風に思っているのだが、中にはもちろん子どもが苦手なお婆ちゃんもいたりする。ただ、その婆さんは、最近ちょっと弱ってるので、子ども連れて行くならいまがいいチャンス! と、こっそり思ったりしたわけで(^_^;)
で、親方家の子どもたちは、お婆ちゃんたちの前でしっかり子どもの役割を果たしてくれた。つまり、もうお婆ちゃんたちそっちのけで、広い家に来たもんだから、勝手に自分たちだけではしゃぎ回る。まだ1号を除いて幼稚園にも上がる前だから仕方ない。それに僕は一応、お婆ちゃんたちに恒例のギター弾き語りなどをしていたが、子どもたちが僕の側に来ると、もうお婆ちゃんたちの興味は子どもたちの方にあっさりと移ってしまう。やはり、子どもと動物には勝てない。
ホームから戻った後、家で少し休もうと思ったら、なんと出かける時に鍵を忘れて出たことに玄関の前で気がついた。妻は、Kちゃんが買い物するのに付き合うというので、西友の前で別れ、僕はそこから一人で帰ってきたのだ。慌てて妻の携帯に電話したが、案の定、出やしない。仕方なく寒風の中、近所のミスドに入り、コーヒーなど飲みながら何度か妻の携帯に電話し、運良く何かのきっかけで、妻が気づいてくれるチャンスを待つ。最終的にはKちゃんの家に電話して、戻っていたKちゃんに頼み、そこでようやく彼女の家に一緒についてってた妻にかわってもらうことができた。妻の携帯、無意味(T.T)
そんなこんなで、何とか家に入ったら、もう休むには中途半端な時間になってしまっていた。実は昨夜は、ハイロンサム『くらま』で、吉田兄のグループによるライブ公演があったのだ。たぶん7時過ぎくらいから始まるはずだが、正直僕はかなりへたりだしていた。夕食をとり、せめて小一時間でも横になって休もうと思ったのだが、そういうときは焦れば焦るほど、目が爛々とさえて眠れない。体全体は相当ぐったりしているのに。こうなりゃ仕方がない。せっかくの機会でもあるしと、ようやく9時前に『くらま』に入った。
店内は、宴会客などを除けば、いままで見たこともないほどの人数が入ってにぎわっている。さらに座敷席との間の襖をとっぱらって、その奥の金屏風の前に、特設ステージが設けられていた。みんなもう、適度に酒が入ってあちこちで談笑が始まっていたから、僕は親方に「もう終わった?」と聞くと、「いや、第1ステージだけ。これから第2ステージ」と答えてくれたので、ほっとする。実際、頼んだビールが出てきて、飲み始める頃に、吉田兄のバンド「Blueglass Mountain Boys」(略称BMB)の演奏が始まった。
本当は、今日はここからが本題の話をするつもりだったのに、もう疲れちまって書けない(T.T)。僕が聞いたのは後半のステージだけだが、それでもたっぷり1時間余、メンバーのゆる~いトークと、ブルーグラスの演奏を堪能させてもらった。やっぱり、生は気持ちいい。本当は演奏後も、もっとゆっくりしていたかったのだが、なにしろ後半のステージであんなに長くやるとも思っていなかったので(^_^;)、アンコールの前にはもう寝不足が体中に回ってかなり限界に近くなり、仕方なくそこで親方に勘定をして店を出る。それでももちろん、わざわざ出かけてみてよかったと、大満足の夜。
« ひたすら眠い(-_-)゜zzz… | トップページ | 日野というところで? »
「ノンセクションの50」カテゴリの記事
- あくまで自民の議員以外からならばなんだけどね...sigh(2015.09.11)
- 8月6日 朝○新聞の記事より(2015.08.06)
- 初めてのリツイート(2015.02.02)
- 「撃ち方やめ」とめだかのギャグの共通点(2014.11.01)
- 天下御免の猿芝居(2014.10.21)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント