ちょっと神戸に来てみました
またタイトル金田風。
昨日の午後、ようやく『戦国』を60枚ほどまとめて送り、慌ただしく家を出て、これを逃しちゃまずいっていう最後の電車に八幡から飛び乗り、神戸までやってきた。
実は昨夜、神戸の劇場で『ラーメンズ』のライブ公演をやっていて、去年、僕はこのチケット抽選に当たっていたのだ。というわけで、期せずして、ちょっとした息抜きの小旅行にもなった。
宿泊したのはクラウンホテルとかいう、新神戸駅のほとんど真上に立っている高層ビルだが、なんとツイン一泊、1万9千円。僕は何度も、本当にこれが二人分の値段か確かめたほどだ。僕が東京でよく使うホテルならたいていどこでもこれは一人分の値段で、二人で泊まったらこの倍はかかる。到着してみたら、部屋はゆったりとしてるし、ちゃんとクロークやベルボーイもいる普通のホテルである。値段からてっきりビジネスホテルのようなものを想像していたら、まったく違っていた。
考えてみたら、東京のホテルの値段が高すぎるのかもしれない。もちろん一泊2万近い金を払うというのも、ただの宿泊として考えればどうよと思う人もいるだろうが、そこらへんは僕の経済感覚も少し大人になってきたってことだろう。昔は宿代に1万以上の金を払うこと自体、信じられなかった。いや、学生時代ではなくほんの30代前半くらいまで(^_^;)。一度、仲間の漫画家や編集連中と、慰安旅行をやろうという企画が盛り上がり、その時に宿の選定で、みんな2万前後の宿泊費を考えていて驚いたことがある。僕はせめて8千円くらいで何とかならないかというと、逆に驚かれた。あの頃の自分は、確かに遠くなったな・・・。
朝の光で目覚め、窓から外を見ると、神戸の海が見えた。ほんのわずかな休日だが、昨夜は久しぶりに蒲団の中で存分に眠った。
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