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2007年4月

4月29日(日)の日記より

もうゴールデンウィークだというのに、小説の方は進行予定が80%くらい遅れている。つまり当初の予定だと、ゴールデンウィーク前後に80%くらいまでは完成させているはずだったのね(-_-;)

妻の仕事は連休中も暦通り。というわけで土曜からの連休を利用して、彼女は神戸の友だちのところに一泊予定で出かけている。昨夜は久々のチョンガー状態を楽しもうと(?)、夜の8時頃まで仕事をしてから、自転車で夜の街へ。ただ、飯を食うのもつまらないと思い、一人でちょい贅沢めな夕食&晩酌を求めて、最近お気にの駅前の和風居酒屋へ。ところが何と、今夜は客がカウンター席まで満杯で断わられてしまった!

まあまあ、連休初日の夜だ。そういうこともありなんと、次に八日市でも通筋に評判の焼き鳥の店に行くと、なんかここもカウンターにずらりと人影が並んでいるのが、入口の外からでも見える。仮に一つ二つ席が空いていても、狭苦しい環境で飲みたくないので、そのまま素通りして町を北上。なにしろ寒い。ほんとにもう5月かっつーくらい風は冷たく、そのうえ自転車なもんだから、さらに寒風が骨身にしみる。こうなりゃ何かあったかいものを。で、ふと思いついたのが焼き肉。一時期、妻とよく行っていた焼き肉屋を目指す。

そういえばドラマ『結婚できない男』の中で、主人公の阿部寛が、一人で焼き肉を食いに行くというキャラを強調されていたが、あれを見た時、僕は違和感を持ったものだ。そんなに男が一人で焼き肉食いに行くのはおかしいか? 独身の頃は僕もよく、一人で食いに行ったりしてたけどな。ちなみに僕は、一人庄やとか一人養老もよくやっていた。ぜんっぜん、へーきだったけど( ̄^ ̄)・・・・・・だから結婚できなかったのか?

それはともかく、焼き肉屋でも入口近くに順番待ちの人がたむろしている。なんで今夜は八日市、行く先々に人が多いんだっ!? 仕方なくまた自転車で夜中のポタリング(散歩乗り)。とはいえ、いまさらファミレスに入る気にもなれない。酒だ! 酒と何かうまいもんだ! もう半分意地になっているのだが、20分ほど走っていたら、冗談抜きで凍えてきた。もういい。とりあえず屋根と椅子があって、何かすぐ喰えるもの出してくれるならもうどこでもいい。そんな気になった僕の目の前に、ぐるぐる目の前をネタが回っていく寿司屋があった。

結局、この夜は一人でカニ味噌と赤身と鯖とイカだけ喰って帰る。寿司好きの僕にしては小食でおさまったわけは、ここの寿司が、しゃれにならんくらいまずかったせいだ。最初に手にしたカニ味噌など、味噌の部分がこちんこちんに固まって、もうこのままディスプレイとして展示しても使えそうな状態だったし、赤身はマグロの切り身が、フグ刺しでも作ってんのかいと思わせるような薄さだったし、そもそも目の前を回転する皿に、赤身やイカに混じってハンバーグやらミートボールやらたこ焼きやらが回っている時点で、ここはハナからネタで勝負する気はないんだなというダークサイドな勢いが感じられようというものだ。

このまま凍えた心と体で家に戻るのも何だか癪だったので、結局「くらま」に立ち寄る。僕の話を聞いて親方「なんで最初からうちに来んかったん? 今日なら喰うもんあったのに」

あんたがいつも必ず喰うもんを用意してるとは限らんから他の店を探してたんだろうがっ(`へ´)

体重微減(^_^;)

いま仕事中。夕方にあげると言っていた「なみだ」の原稿がまだやっと半分くらい。4時間パソコンに向かってるとさすがに飽きたので、ちと息抜き。

ちなみに今日は夕方2時間ほどを除いて、のべにしてもう10時間くらい原稿用紙、ま、今風に言えばキーボードとディスプレイだけど、これに向かい合っているのに、進行速度は1時間1枚くらいが限度のようです。早い人はこれ、1時間に3~4枚くらい書くんだってね。じゃ、4時間もあれば充分一本あがるんじゃん。そんな頭がうらやましいわ。でもこないだ、とっても脱力してしまうようなオチの某人気漫画をつい読んでしまって、俺がこんな原作しか書けんようになったら、チョ容疑者に頼んで俺の頭を撃ち抜いてもらうわあっ、と、担当G女史にキレ気味に叫んでしまったりしたが、ちょっと疲れ気味なので不謹慎なツカミはご容赦。

で、今日の自転車生活ですが。

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やっと晴れた(^。^)

昨日は一日降ったり曇ったりで、結局一度も外に紋次郎を持ち出せず。たった一日自転車に乗れないだけでも、なんだかいらいらして欲求不満がたまってくる。仕事しろよ>俺。

そんな中、妻が初給料を手にして帰ってくる。もう働き始めて一月近く経つが、経理の締めの関係上、今月の給料は二日分。それでも現金1万円。長年夢に描いてきた、DINKS生活にようやく我が家も突入か!? 無茶苦茶スケールのちっちゃいDINKSだが・・・。

今日は朝からすっきり晴れたので、これから自転車でちょいと朝の散歩としゃれこもう。でも午前10時には生協さんが来るので、それまでには帰ってこなきゃ。実は妻がバイトに出かけ始めてから、生協の荷物を受け取るよう、妻におおせつかっている。

お昼前から近所の奥さん方に混じって、生協のトラックから降ろした野菜や肉などの食料品をシートの上に分類している僕は、憧れの主夫生活。問題は、妻のバイト料で僕は養えないということだ。あ、それより何より、あいつ、自分の稼いだ金はぜぇ~んぶ自分の口座で貯金して、自分のためだけに使うとか言明していたな。

・・・・・・それ、DINKSじゃないじゃん(T.T)

今期注目のドラマ

もうまともに映画を見に出かける時間がないので仕方なく録画した映画などを、42インチプラズマテレビで見とる日々であります。

ちなみに今期は久々にドラマでも、毎週録画して見ている番組が出来た。久々に、と言っても『野だめ』以来か。タイトルは『わたしたちの教科書』

第1話を新聞の番組欄か何かで、弁護士ものかと勘違いして一応録画したのがきっかけ。もしも学校ドラマみたいな紹介のされ方していたら、いまの学校ドラマなんぞ、なあ~んも期待できないし、そのうえフジテレビのドラマだとなれば、どう考えても素直に見る気になったとは思えない。ところがこれは意外な誤算だった。日本のドラマとしては相当久しぶりに、ドラマの孕む内容そのものだけで、興奮を覚える作品であった。

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ガベの謎???

土曜日。金曜の夕方までには送ると言っていた連載の方の原稿を一本あげたので、夜の10時頃から、ちょっと「くらま」に顔を出す。

先週に続いて、なぜか今夜も女性客の割合が高く、入るとちょうど吉田兄が畳席の方で、機嫌良く女性客相手にギター演奏一人カラオケ芸を連発して、盛り上がっているところだった。ま、しばらくはそんな歌声喫茶みたいな状態のカウンターで一人飲んでいたのであるが、やがて畳席の客もちらほらと帰り始め、常連さんはみんなカウンターにへばりついて飲むという、いつものスタイルになる。

なんか面白い話ないかなあと、ここでそういうこと言い出すのは十中八九吉田兄だが、ともかく何かの話が途切れた時に例によって吉田兄がそう言い出し、親方が「ほなら、あの話はどうや。ガベの話」と返すと、彼は「えっ、ガベかあ? そりゃあれは確かにおもろいけど、単純な話やで」と答える。

その内容がまったく見当のつかなかった僕は、吉田兄に、ガベ? って、何ですかそれ? と、ちょっと興味を引かれて突っ込んでしまう。頭の半分ではどうせくだらない話に決まってるんだから無視すりゃいーのにっ! と叫んでいる冷静な白うじくんもいるわけだが、そう思いつつもいつも吉田兄の手に引っかかってしまうのは、彼の餌の撒き方が絶妙なせいでもあり、まるで夜店の型抜きに引っかかってしまった小学生みたいなものである。今度こそうまく抜けるかもしれないと思うと、ついもう十円払って買ってしまうんだね。

「え? ガベでっか? ほならしまひょか、その話」

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金曜日は電気屋に

呼び出しを喰らう。いや、金曜の夜、妻と夕食を終えて一服休憩していた8時前後くらいか。家の電話が鳴り、最初は妻が出た。すわ、編集からの催促か? と思ったが、彼女は知り合いっぽく話し出し、よかった、仕事関係ではなかったとホッとしたのもつかの間、彼女が電話口に「もう酔ってるのお?」と問いかけた瞬間、背中を嫌な予感がざわざわざわと走る。いま代わるからと言って妻が渡した受話器を耳に当てると、案の定、最近妙におとなしかった電気屋からの電話だった。

「いままでモクベエと飲んでたぞ!」・・・・・・は? 電気屋の会話は、やはり唐突であった。「モクベエよ。おまえ、知ってんにゃろ? 向こうは知ってる言うてたぞ!」そ、それは・・・・・・もしかしてKさんのことか? 

Kさんとは「くらま」の常連の一人で、僕を八日市高の後輩と認識していろいろ話しかけたりしてくれる人である。数年前は確かにルーマニアパブ友だちでもあったのだが、いまはそのパブも潰れたので、一緒に飲みに行ったりする機会はほとんどない。というより、Kさんと電気屋に何か接点あったっけ??? まあ、顔の広い奴だから知り合いでも別に不思議はないのだが……

などと、やや混乱していると「自転車で来いや!」といきなり主題を切り出してくる。じ、自転車っておまえ、いまもう夜やぞ! 「かまへんがな。おまえ明日は雨やぞ。今夜乗っとかな明日は乗れへんぞ!」

こいつ、どれだけ熱心な俺のブログの読者やねん……(-_-;)

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二日ぶりの晴れ。気分は・・・

今朝はね。昨日一日自転車に乗れなかった鬱憤を晴らすべく、妻が6時半にバイトに出かけた後、こちらも裏庭でシートをかけていた紋次郎を引っ張り出して、軽く10キロほど走ってくる。

そう言えば早朝のニュースバラエティ番組は、どこも長崎市長射殺事件の続報。まったくあの町はどうなっているのか。友人が暮らしている町でもあり、まったく縁もゆかりも感じないという町ではないだけに、やや憤りにも似た感懐を持っている。同じ町の市長が二代続いて銃撃されるなんて、まるで一時期のイタリアかと言いたいくらいの異常事態だ。

ニュースは二日目になって、犯人の動機探しに焦点が移っているようだが、これにも何かもどかしさを覚える。少々極論的に言えば、僕は日中、丸腰の他人を射殺するような人間の言い分など、どうでもいいと思う。市の道路工事で車が傷ついたとか何とか、そんなもんヤクザなんだから何だってゆすりのタネにするだろう。なんでニュースがそんな犯人の事情を詳しく慮んばかってやる必要があるのか。

そんなことより、簡単にヤクザが銃を持ってうろうろしている現状や、なぜこんな暴力団員が野放しになっていたのかという理由をこそ問題にすべきだろう。でなければ、全国の似たような困ったちゃんの対応に苦慮している自治体職員はビビるばかりである。公的機関にゆすりをかけてシノギとしてらっしゃる暴力関係の方々にとっては、こんな絶好の広報ともいえる報道のおかげで仕事がやりやすくなったと、さぞかしお喜びであるに違いない。この事件がトップで、かなりの時間を割いて報道されている陰で、

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最近、朝が早い

それは、妻が朝の5時に起きて、6時半から仕事に出かけていくおかげ。

僕はこのところずっと仕事が煮詰まっていて、年明けから考えても、多分寝室の蒲団で、ちゃんと夜に睡眠をとったなんてことは数回程度しかなく、すくなくともここ1~2ヶ月はびっしりリビングのこたつ蒲団にくるまって、こたつ机の上にノーパソ開いたまま眠っていることがほとんどだから、妻が起きてきて出かける準備など始めたら、必然的に目が覚める。ま、たまには疲れすぎていて、妻が出かけたことにまったく気づかず眠りこけていることもあるのだが。

目覚めるとたいてい僕はテレビをつけて、早朝ニュースバラエティ番組のようなものをザッピング見。これでだいたいの今日一日おさえておくべき話題はチェック。ただし朝っぱらから気色の悪い形と言葉は見たくも聞きたくもないので、みのもんたのチャンネルだけは微妙に外すようにしているが、これって昔、小学何年生という雑誌を買っていた頃の、夏休み号なんかについていた漫画の付録に似ている。

あの学年誌って、別冊付録で漫画をつけてくれたりするのは嬉しいんだけど、夏休み特集ともなると頼みもしないのに怪談漫画をよくその中に入れていて、たとえば古賀新一とか梅図かづおなんて漫画が、ユキの太陽やいなかっぺ大将の間に掲載されていたりすると、油断していきなり開いたページにヘビ女のどアップカットがあったりするのだ。そんなもん見た日にゃ、僕などは夢でうなされそうになるほどあの絵柄が恐いと言うより嫌で嫌で仕方なく、ついていた付録に少しでもホラーな匂いがすると、最初に母親に渡して、恐いとこだけホチキスやテープで止めてもらってから安心して読んだりしていた。なんてナイーブで可愛い男の子だったんだろう。

ま、みのさんにはそんな迫力も勢いもないし、最初の頃はこの人の勘違いぶりが逆におかしくて、結構楽しんだりしていたこともあるのだが、だんだん世の中がもしかしてこのままではシャレですまなくなるのではないかという気配になってくると同時に、もしかしていまの日本人の中には、本気でこんな安い言説に何か感心でもしている人がいるのかと思うと気が滅入ってくるから、あまり見たくなくなっただけの話である。

そういえば今日の芸能系のニュースネタは、こぶ平、いまは正蔵か、1億なんぼの脱税というのがどこもトップニュースで、そもそもこれは誰にとってのニュースなんだと言いたくなるくらいどうでもいいネタだが、さらに次の話題に移って、キンキン、30くらい年下の女と不倫疑惑とかってネタに至っては、タイトル聞いただけで大笑いしてしまった。もう、こぶ平以上に激しくどうでもいい話。顔を洗って歯を磨き、仕事場に上がって先週買ったCDを聞く。そのCDとは。

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母、ジャンプす

今日は一日はっきりしない天気。午前中はぱらぱらではあるが雨まで降っていて、午後も曇天。朝の天気予報では関西は概ね雨で、時には雷を伴った激しい雨になるとの話。そんな日には自転車で走ることも出来ないなあと、自転車を裏庭に片づけてシートまでかけたが、気分はダル。仕事も思ったように進まないのでますますダルダル。

昼前に朝の勤務を終えた妻が戻り、母のホームに払う利用料を銀行から降ろして、午後に持って行ってほしいと頼まれ、アピアの喫茶店に行ったついでに金を降ろしてくる。戻ってきたのは午後2時前だが、傘まで持って出かけたのに、天気は曇天のまま何とかもっている。あ、じゃあ自転車で届けてくるわ、と自転車に乗るうまい口実を見つけた僕は、午後の勤務に出かける妻とほぼ同時に、裏庭から自転車を引き出し、仕事の合間の気分転換を兼ねて、ホームへと出かける。そういえば昨日の昼は・・・。

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親方、雑誌デビュー

昨夜は久々にちょい遅めまで酒を飲むつもりで外に出る。本当は妻のバイト祝いも兼ねて、週末はどこか外で酒でも飲もうと誘っていたのだが、案の定と言うべきか、休みに入った途端に胃の調子が悪いとか言い出し、まだ5日しか出勤していないとはいえ、やはり十年ぶりに働く職場にしてはちょっとハード、とまではいかなくとも、少なくとも神経を使う仕事であることには相違なく、だったらこの週末はとにかく徹底的に休んで、週明けまでに体の調子を戻すのも、プロとしての態度であるぞと言い聞かせ、弱る妻を一人部屋に残して、僕は近所へ飲みに行く。だってこの夜は飲みに行く気分で固まっていたから、いまさらおさまりがつかなかったのだ。

最近たまに行く和風居酒屋のカウンターで、旬の魚などをあてに日本酒を飲んでいたら、そのまま看板の11時頃まで居着いてしまった。帰りに「くらま」の前を通ったらまだ明かりがついていたので、立ち寄る。客は3、4人いたと思うが、なんと珍しく全員女性。席についた僕の前に、親方が酒より早く、一冊の雑誌を置く。なにこれ? と聞いたら「ふっふっふ、私の全国誌デビューですよ」と意味不明なことを言う。が、雑誌の表紙に目を落として思い出した。実は彼、最近ジムニーの専門誌から、取材を受けていたのだった。

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妻の就職

今週初めから、妻が働き始めた。僕にとってはほとんど青天の霹靂みたいなもので、確かにひと月くらい前から、時々新聞の折り込みに入っている求人広告などを見ては、この仕事はどうだとかああだとか言ってはいたが、まさか本気で働くつもりだったとは思わなかった。

もとより僕は、妻が働くことに反対ではない。てゆーか僕自身、独身時代にもし僕が結婚すると仮定すれば、それは手に職を持つ女性しかイメージしていなかったし、それも一人で最低30~40万くらいは稼ぐことが条件で、そうすれば夫婦二人でDINKSとして余裕で暮らしていける、という皮算用をしていたものだった。

ま、これは当時つきあっていた業界のお姉ちゃん方をある程度想定して考えていたから、勝手にそんな計算をしていたのだろうが、本音は僕がいまの仕事を続けていくためには、売れない時期にも家計が安定していれば転職を考えないですむという、まことに手前勝手な理由でしかなく、その意味では結婚相手の年収の希望はと聞かれて、え~~っ、そんなに多くは望まないけど、年収三千万くらいあればいいですうぅ~などとのたまう女を蹴飛ばす資格はないんだ、ほんとは俺(^_^;)

で、結果的に手取り十万を切るようなギャラで皿洗いか何かのバイトをしていた妻を選んでしまったわけだから、条件もへったくれもなかったわけだが、そのうえ結婚して一番金がかかりそうな時期にさっさと妻はそのバイトもやめ、僕の描いていた年収一千万超共稼ぎ夫婦というイメージはもろくも崩れ去り、危うく借金百万超共倒れ夫婦になりかけるところだったというのは、いまは昔の話。

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地方選雑感

ちょっと気になっていた都知事選は、石原さんの圧勝だって。選挙に入る前は、石原以外なら誰でもいいと思ってる都民は多いんじゃないかとも思ったのだが、実質的に唯一の対抗馬となったタマを見て、これはだめかもしれないと思っていたら、その通りになった。その意味ではそれほど意外にも感じなかった結末。

僕は個人的に、ああいう人が日本の首都の首長をしているということは、単に東京の恥ということに留まらず、ほとんど国の恥というに近い心情を覚えるのだが、選挙がある程度の民意を反映すると前提するなら、都民はまたも石原さんでオッケーよという選択をしたわけだ。僕はテレビを見ていて早々と出た当確のニュースを聞いた瞬間、きっと彼は「都民の良識が私を勝たせた」みたいなことを言うに違いないと思っていたら、本当に記者会見でそんなこと言ってたので、そこだけ大笑いしてしまった。そう。僕はもう何年も前から、国政レベルの選挙における日本人の良識をまったくあてにしていない。

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桜便り

一昨日、僕の自宅に小説の担当から留守電が入っていた。用件は吹き込まれてなかったものの、彼の場合、普段は原稿の催促も、たいていメールでしか送ってこないので、直接電話を寄越すというのは本当に久しぶり。てゆーか、げっ、これはいよいよ進行が何かのっぴきならない事態に陥ったのか、と、ますます気分が滅入り始めて結局返事もしなかったが、その彼から昨日の午後にも電話が入り、そのとき僕は運悪く(?)家にいた。

仕方がないので電話に出たら、確かに原稿の催促でもあったが、実は催促のメールを送っても梨の礫だし、もしかして何か入院でもしてんじゃないかと心配して電話をくれたそうだ。ごめんね。返事しなくて。だってこの数週間は原稿が煮詰まっていることも一つのきっかけではあるけど、本当に人と口きいたり連絡したりするのが億劫で仕方なかったのだ。

ま、仕事仲間としては本当に時々この野郎っ! と思ったりもする相手ではあるが、そんな風に心配してくれていたことを知って、少し心が軽くなる。とはいえ、相変わらず仕事はそれほど進まないのではあるけれど(T.T)

とにかくちゃんと仕事に向き合うために、ここは精神にまたひと鞭くれて、とりあえず今日の日中は久々に天気もからっと晴れたことだし、自転車に乗って気分転換を図ってから仕事にかかることにする。いや、だからこれは決して遊んでるわけじゃないんだってば(^_^;)

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4月の憂鬱

カレンダーは4月に突入。と同時に、気分は少しダウナーモードに入ってきた。いよいよ仕事が煮詰まってきたからでもあるが、まあその他にも最近いろいろあって、自転車の何のと逃避する道をいくら模索してみたところで、結局は自分自身の内部で解決つけなきゃならない問題が何一つ片づいていないことに改めて気づかされるだけの話。僕はどうやら、いまプチ鬱状態らしい。

というわけで、ブログもこれからしばらくは、更新ペースの間がかなり開いていくことが予想され、とりあえずは一週間に一度くらいは何とかしたいと思っているものの、あくまでそれは努力目標であり、更新の確約は定かにはならないということをあらかじめご了承頂きたく、以上、とりあえず業務連絡。

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