暑いし・・・
もうそろそろ8月だってんで、東京から戻って来るなり、8月になる直前に8月を迎え撃つつもりで、ブログの背景も夏バージョンに変えてみました。そんなもん迎え撃つ前に原稿迎え撃てって話ですか。えー、えー、どーせそーですとも。
ともかく夕方家に帰ってきて、もう今日は疲れて何もする気が起きなかったので、そのまま妻を誘って駅前のお好み焼き屋で冷たいビールをきゅっとね。鯨の唐揚げと鶏の肝の刺身もおいしゅうございました。
さすがに合気の練習も休んで、後は家でごろごろしながら選挙速報などを見物。自民惨敗以外のタイトルじゃなかったら、即座に俺はテレビを切る、と宣言してテレビをつけたのですが、どの局も自民惨敗のタイトルをつけてはいたものの、その割には結構当選者がいるじゃないかと、ちと不満。自民の当選者が30を超えた段階で見る気をなくしてテレビやめました。あべちん、僕は絶対辞めないもんとか言ってるし。
だが、そうなると彼以外に周りで詰め腹を切る人がいっぱい出ることになる。それでも一人総理大臣に居座るつもりをしているなら、まるでベルクカッツェのような男だな。いつもガッチャマンに追い詰められて、爆発炎上する巨大メカから逃げるために脱出装置に飛び込むんだけど、部下がカッツェ様、私も連れてってくださ~い! とか言って駆け寄ってくると、え~い、おまえは死ね! とか言って紫色のブーツで蹴飛ばすの。そんなカッツェ様は確かに大人気だったけど。
ところで確かあべちんは選挙戦序盤か中盤かで、この選挙は私を選ぶか、小沢さんを選ぶかの選挙なんですって、どこかで絶叫してなかったか? 少なくとも言葉を大事にする政治家ならば、たとえ応援演説であったにせよ、それが彼自身が定義した今回の選挙の意味ということになるはずだ。で、その結果としての自民大敗は、別に小沢さんを選ぶつもりはないかもしれないけど、少なくともおまえは辞めろよ。てのが、普通に考えられる今回の選挙結果の解釈だと思うのだが、自民の政治家は一人もそう思っていないらしい。さすが普通の国民の生活や意見には見向きもしない政党の面目躍如だが、考えてみればあべちんの家系は、みんな往生際は悪かったから、もしかするとDNAなのかもしれない。
確かに、あべちんにも彼自身が否定されたわけではないという、薄弱だけれどあえて強弁すれば根拠の一つになりそうなことがある。それは、あべちんの肝いりで公認となった有名どこが、意外にも(?)ほとんど当選しているということだ。アナウンサーあがり然り、元不良ブランドの教師出身然り、弁護士ブランドのテレビタレント然り。本気であべちんにノーと言うつもりなら、せめてこんな連中くらいしっかり落選しているはずであったが、通ったんだから仕方ない。
ま、いままでタレント議員が何か物の役に立ったことなどないから、単なる自民の員数要員として議員生活をまっとうされるだろうが、いずれテレビに戻ってくる彼らの勘違い度が、前にも増して甚だしく、鬱陶しくなることこの上なくなるのは間違いないだろう。僕が自民の口車に乗って立候補するタレント候補が、軒並みダメだと思っている理由の一つはこういうことである。少なくとも彼らには「渇しても盗泉の水は飲まず」という精神などないことだけは、はっきりわかるからだ。
ここまで書いて眠くなったので、今日はこの辺で。
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