« 2007年7月 | トップページ | 2007年9月 »

2007年8月

上京してました

しばらく更新が開いていた言い訳。というわけでもなく、そんなものにまで言い訳していたら、およそ僕の日常の85%くらいは、常に誰かに対して何か言い訳しているだけで成立してしまうので、そんな人生もあんまりだなということで、例によって簡単な近況まとめです。

実は先週の月曜から土曜まで上京していた。基本的には山ごもり、というか自分缶詰に自分を追い込むため。ただ、今回はあまり成果が出ていない。ずっとホテルに籠もってたいはずなのに、なんだか筆がほとんど先へ進まなかった。強いて言えば、贅沢な気分転換程度にはなったか。

そんな状態だから、プライベートはおろか、仕事で会うべき人間にも会わず。月曜の夜は、たまたま「くらま」の親方が上京していて、新宿で待ち合わせして一晩だけ酒を飲みまくったが、これはまあ以前からの約束でもあったし、彼が東京に出てきた時は僕が夜のツアコンをしてやると大見得切っていたのだから仕方ない。後は木曜あたりに某出版社のお姉ちゃんを誘ってホテルでランチをおごったくらいか。

これだって、こちらは別に最初からランチに誘おうとかそういう下心があったわけではなく、ずいぶん会ってないので久しぶりに声くらい聞いておくかと昼頃電話したら、いきなり応答した声が「ランチ?」だったのだ。不意を衝いてやろうと思ったのに逆に衝かれてしまい、おろおろして思わずお、おうと答えたら、「え? どこ行けばいいですかあ?」と聞くので、こちらは仕事中だからホテルをそう離れるわけにもいかず、結果的にホテルのレストランで飯をおごる羽目になってしまった。まったく、東京の女は油断も隙もならない。

続きを読む "上京してました" »

メイ・デー

昨日(8月17日)は、突然鳥羽である。ま、この説明はあまりにも突然すぎるので、順を追って説明すれば、毎年我が家では夏休み期間を利用して、姪1号と2号を我が家に呼んでお泊まりさせたり、どこか近場の子どもが喜びそうなところへ車で連れていってあげるなどという、まあ、僕と妻にしてみればパパママごっこのようなことをやっている。

主に妻の発案なのだが、今年はさすがにスケジュールが厳しくて、お泊まりはちょっと難しいということになった。じゃあせめて一日、どこかへ連れていくということでお茶を濁そうかとなって、でもお泊まりを止めて付き合うとなれば、近所の農園の、無料でヤギとか鶏にさわれる公園とかそんなんではあまりに値打ちがないなあと。実はお泊まりにした場合、二日目はそういうところでモロお茶を濁そうとしていたのだが。どうせならもう少し範囲を広げて、車で1時間くらいでいけるところまで考えてもいいだろうと僕が言い出し、最初に僕が思いついたのが愛知の犬山あたりであった。ほら、あそこならリトル・ワールドとかあるし。

「却下」一言の下に妻ははねつける。な、なんでだよお? 楽しいじゃん、リトル・ワールド。世界のいろんな建物が復元建築してあって。「子どもがそんなん見て楽しいわけないでしょ。遊園地とかそういのがついてりゃ別だけど」いいんだよ、俺はあいつらの情操教育も考えて言ってるんだ。確かに、あそこはただ世界の家が建ってるだけだけど、もしかしたら姪1号あたり、様々な国の伝統や文化に触れて、文化人類学か民俗学に目覚めて、世界を駆け回って謎の伝説を探る女性冒険考古学者になるかもしれないじゃないか!

「オジバカ」妻はまたも一言で決めつけた(`へ´)。

続きを読む "メイ・デー" »

熱帯夜続く

さっき久々に更新しようかと管理者サイトの中に入ってブログの記事一覧を見ていたら、「暑いし」のタイトルの翌日に「寒いし」というタイトルで書きかけの記事があった。ああ、この頃はまだ暑かったり寒かったりしたんだ。何にせよ、もう旬の話題ではないので「削除」っ。他にも幾つか書きかけの記事があったけど、全部「削除」。

ブログって、以前に自分でWebやってた頃よりは、明らかに同時性が強くなっている。つまり何日かかけて吟味しながら書いた話題を、多少時期遅れではあってもせっかく書いたんだから、ということでUPすることに何となく心理的抵抗を感じるようになっている。もちろん、ブログの文章を練りに練って大事に書いている人もいるんだろうけど、僕個人で言えば、やはり前よりかは、文章が軽くなってる。とりあえずいまUPすることが大事なのであって、そこに何を書くかというのは二の次。

たとえばここで政治的、あるいは社会的な世間の出来事に何か触発されて、言わずにおれんわという感じで何かを書こうとしても、その触発されるきっかけとなる事件なり出来事を見聞きして、すぐにインターネットに接続してブログに文章を書き連ねるほど僕は暇ではないし、第一、そんなすぐに条件反射みたいな行動で何かを書こうとすれば、たいてい早とちり、早合点、あるいは情報不足などがたたって、どうせろくな文章にはならない。特にデリケートな論点を含む話は、たとえ仲間内しか見てないようなこのブログでも、一応多少はものを考えてから書くように、努力はしている。が、そうすると当然、2、3日くらいは平気で経つわけで、それからそのテーマで文章をUPしようとすると、いかにも時期遅れな感覚がしてしまうのだ。

そんなわけで、さっき削除したここの書きかけ記事も、ほとんどそんな旬の話題が含まれていたので、多分内容を吟味しながらUPしようとしてたんだろな。でももう数日前の話題なのでカットだ。「笑っていいとも」の最後のコーナーで、1分以内に出題者のものまねをどれだけ当てられるか、みたいな時に、もうよくわかんない奴は片っ端から「パス、パスッ!」と切り捨てていくようなもので。たとえば3日ほど前に書きかけていた話題は阪神巨人3連戦の初戦の話から入っていた。

続きを読む "熱帯夜続く" »

気温33度

やっと本格的な夏到来か。今日も朝から日がよく照って、一気に体感温度をあげまくってくれている。

実は数週間前、「くらま」で酔った弾みに親方と盛り上がっていた八日市自転車クラブ(仮称)、いよいよ本格活動のきざしか? 先週、東京から戻った翌々日に親方と二人で昼前から西の湖までサイクリング。往復でほぼ30km近い走行距離を走破し、彼も走り出したら案外気に入ったのか、じゃあ週に一回くらいはどっか行きましょうということで、今日も朝の10時頃から、二人で1時間半ほど走ってきたのであった。

先週の火曜に走った時は、天候コンディションとしては最高に近い状態で、よく晴れてはいるが風は少なく、しかも気温が意外と低かったため、どれだけ走っても呼吸困難になるほどの暑さは感じず、むしろずっとすがすがしい風が体を心地よく包んでくれた。今日はね、さすがに暑かったす。いまネットで調べてみたら、ここらへん気温は33度ということであった。ただ、あれが33度なら、そんなに大したことないなという気もする。

これは有酸素運動の特質なのかもしれないが、運動を始めてしばらくの間は、あれ? こんなものかというくらいに汗もかかないし、苦しくもない。体に無理のかからない程度の負荷で運動を続けているからだ。ところが、20分前後過ぎた頃から、突然どばあっと汗が噴き出してくる。もちろん運動量としては同じペースを保っているから、体自体の疲労度はそれほど感じていない。ただ、汗だけがよく出てくるようになる。想像だが、これが多分、体の内燃機関に何か切り替わった瞬間なのではないかとも思う。

親方はちょっと腿が張った感じがするとか、やや膝に痛みがあるとか、走り終えた後はいろいろ言ってたが、もともと甥っ子が小学生の時に乗っていたマウンテンをかっぱらって、もとい、譲り受けて乗ってるのだから、それは基本的にフレームが体格に合っていないのだ。小柄な人ならまだしも、なにしろ彼は身長180はあるんだから。それを考えれば、むしろよくそんなバイクに乗ってついてこれるなあと感心するくらいだが、多分いっぺん自転車でロングライドして、その気持ちの良さにはまりつつあるのだろう。あべちんの退陣と同じで、遠からず彼が別のフレームを探し出さざるを得なくなるのは、避けられない事態だろうと踏んでいる。

先週は琵琶湖に向けて、下り方向で出かけたが、今日は山の方に向けて、つまり上り方向で行きはずっとペダルをこぎ続けることになった。その分、帰りはかなり楽なのだが。永源寺という山寺の麓になる川にかかった紅葉橋という橋が、一応目指すコースの終点。これでも片道10kmくらい走っている。紅葉橋の袂のベンチで、飲料を買って休憩。「いやあ、気持ちいいっすねえ。ほんま、自転車乗り出してよかった思いますわあ。なにしろ気分もええし、体にもええ。となるとこんなええもんないですなあ」と、親方も数ヶ月前の僕のようなセリフを吐く。しめしめ。

でしょ? いや、健康にいいだけじゃなくてね、そろそろ人間は化石燃料に依存する生活から離れる努力をすべきなんです。と、僕も調子に乗って言うと、ジムニーマニアの親方は「いや、そやけど僕は化石燃料も好きですわ。化石燃料車もね、大好きなんです」と答える。

あんたんちの庭先に置いてあるあれは化石燃料車というより、車そのものが化石みたいなもんじゃないか

« 2007年7月 | トップページ | 2007年9月 »

2018年10月
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31      
無料ブログはココログ