『ホテル・ルワンダ』をやっと見る
『ホテル・ルワンダ』を見る。春頃、WOWOWで放送したのを録画しておいたものだが、なかなかちゃんと見ようという気が起きぬままに、放っておいた。さすがに録画だけして見ていない作品が溜まってくるとハードディスクを圧迫するので、とりあえずここらへんから片づけようと、昨夜、仕事の合間に夜中の2時頃から4時頃まで。
この作品、例のルワンダ大虐殺事件を描いた社会派作品らしいという情報だけは知っていた。言わばルワンダのシンドラーみたいな話。もしかしたら感動して泣けるかなと思って録っておいたのだが、泣けるような話ではなかった。むしろ同じ人間の所業に覚える絶望感と戦慄の方が印象に残る。と言って、大虐殺を扱っているのだからそれは血生臭い場面が作られているのかと思うと肩すかしを食らう。映画の中で虐殺現場などほとんど描かれないし、出てきてもそれは単なる遠景に過ぎない。
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