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2008年1月

僕の血圧が高い理由(わけ)

昨日の続き。

結局、土曜に母を医者には連れて行かなかった。そもそも僕は具合が悪くなりかけている母を、わざわざ寒い日にまた車で外に連れだして(車の乗り降りをさせるだけでもジュゴンの移送なみの手間がかかるし)、病院の待合いで待たせて診察を受けさせるのは、かえってストレスがかかることではないかと思っている。もちろん受診させることより、受診しないリスクの方が明らかに大きくなりそうな場合はそんなことも言ってられないが。

ただ当日、ホームのスタッフからの電話で、母の様子が少し収まったようなので、もうちょっと様子を見ましょうかという連絡が入った。正直、ホッとした。じゃあその線でお願いしますと言って電話を切る。実はもう一つ問題が持ち上がったのだ。どうやら妻が風邪かインフルエンザにかかったらしく、朝から38度線を行ったり来たりの熱を出している。ホームの母の問題が一段落したと思ったら、今度は家の中でバイオテロが起きたようなものだ。まったく次から次へと、ほとんど気分はジャック・バウアー。

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M先生の思い出

先週後半、ホームからの連絡で、この数日、母の下痢がひどく、一度病院で診てもらった方がいいのではないかとのこと。仕方ないので土曜に連れて行く約束をしたが、こういう時、いつも思うのはたとえば病院での検査や処置などがどうしても必要なものでない場合とか、それほど緊急性はないように見えるけれど、ちょっとリスクの高い状態かどうか判断に困るような時などに、往診してくれるお医者さんがいてくれればなあということだ。

施設長のK女史とは以前からそのことでよく相談しており、彼女も近隣の医療機関に問い合わせたりして、往診してもらえるお医者さんを探す努力はしてくれているが、なかなかこれはという人が見つからないのが現状だ。少なくとも八日市市内では、往診を受け付けてくれるお医者さんは一人もいないらしい。開業さんはけっこういるんだが。

これは別に往診しない医者が儲け主義だとか、往診するから赤ひげだなどというステレオタイプな見方の出来る話ではない。実際、開業医が往診し始めたら大変な負担が医師の身体並びに生活を圧迫する。少なくともいまの診療報酬体系では、一般的に見て開業医が往診して割に合うとは思えない。犠牲にするものが大きい割に、得るものは少ないからだ。

もちろんそんな状況でも往診してくれる先生は各地にいる。それはその先生個人の熱意や信条、あるいは善意に裏打ちされたそれぞれの事情でされてるのだろうけど、だからと言って僕はたとえ友人の医者であっても、あんたは医者なんだから天下万民のために人柱になれ、などとはとても言えない。

往診なんかやり始めたら、恐らくその先生は現役の間、家族旅行にさえ行けない。医療僻地に近い場所なら、自分が辞めたら周りの人が困ると思って、70になっても80になっても、なかなか引退できない。ただ人のために尽くす一生を送る人を見れば僕らは美しいと思うかも知れないが、自分に出来ないことを他人に強制するわけにはいかない。

ちょっと話は変わるけど、往診で思い出した。

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冬ドラ雑感。

今シーズンは忙しくて、ほとんどテレビの新番組を鑑賞している暇がない。

そんなわけで、とりあえず気になったものだけエアチェックしといて、夜中の仕事の合間とかに、ちらちら流し見したり、どうかすると倍速再生なんて封じ手を使ったりしている。どうせ元からそんなに期待はしていないと強がってみせても、意外な拾いものを見つけたりすると嬉しいし。

以下、感想。

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カレー屋の謎な客

いつものカレー屋で昼食。今日はあの人妻お姉ちゃんはいない。代わりにボーイングに乗り込んで自爆しそうな感じの店員さんがカレーを運んでくる。おまえ、ちょっと、カレーが親指についてないか? ジャック・バウアーなら即射殺。

食べてる最中に、隣の客の会話が気になりだした。いや、最初は普通のサラリーマン風の二人連れで、別に怪しい雰囲気を漂わせたり、僕の好奇心を刺激するタイプではまったくなかったため、意識の外に置いてたんだけど、その一人、銀縁の眼鏡を掛けてちょっとインテリ風な男の人の携帯が鳴りだし、電話に出てからの話である。

「もしもし……ああ、いつもお世話に……はい、あ、レイコちゃんが? ……ああ、そうですか。で、いまは彼女、どうされてます?」

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僕が時代劇を好きになった理由(わけ)

最近、喫茶店で仕事する時間が増えている。それはそのままちゃんと仕事をしているってことでもあるのだが、昨日なんかアピアの『南蛮茶』に午前11時過ぎから入り、ふと気がつくと午後7時を回っていた。なんとあそこのバイトのお姉ちゃんより長く作業していたことになる。全然気がつかなかったけれど、立ち上がろうとすると座りすぎで尻が痛い()。家の仕事場では、7時間もおとなしく仕事することなんかまずない。だってテレビはあるし、オーディオはあるし、おまけに布団まで敷いてある。つくづく低きに流れる性格の俺。

戻ってきて夕食を摂った後、いきなりどっと眠くなったので仮眠。午前3時頃、つまり先ほど目覚めて、また深夜のマクドに出かけて仕事。

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ある日の夫婦な会話

先日、なにげなくつけたテレビが、クイズ番組をやっていた。

ああいうのは問題が出ると、つい真剣に見てなくても考えたりするものだが、ちょうどその時は「DCは直流、ではACは?」という問題で、別にわざわざ考えるほどのことでもない。が、ふと横を見ると妻が、両手を縦にしたり横にしたりして何やら考えている様子。何してんだ、おまえ? と聞くと、「ん? いや、電池だとどうだったかなと思って」とか答える。

電池……? なんでこんな問題に電池が関係あるのかと聞き返そうとしたところで、ふと気がついた。

おまえがやってるのは直列と並列だろっ!

「ぎゃぼう~っ!」

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カレーを食べに

昼頃、親方から電話がかかってきた。「天気もええし、カレーでも食べに行きません?」

そう言えば、親方の奥さんのKちゃんは、いま子供を連れて実家に里帰りしているのだった。僕の方はと言えば、今日は山口の彼女の弟さんの新居に彼女の家族が集まるため、朝早くから電車で出かけていった。つまり二人とも現時点チョンガー状態。

親方の言うカレー屋とは、前にもここで触れたことのある、本格インドカレー(正確にはネパールカレーらしいが)の店のことである。僕はサイクリングの途中で時々立ち寄るのだが、以前一度、親方と一緒にこの店に行った時、なかなかノリのいい、体型的にはいまは亡き堀江しのぶ風の可愛いお姉ちゃんが店を手伝っていて、僕も親方も一目で気に入ったのであった。

もちろんカレーの味もなかなかのものなのだが、親方が一緒にカレー屋にと言う時は、当然このお姉ちゃん目当てという要素も、全目的の8割くらいを占めている。二人とも嫁さんのいない時に誘い合ってそこへ出かけるなんて、もうほとんど気分はかつてのTBS水曜劇場における由利徹と左とん平か。

親方の自転車が調子悪いというので車で出かけたが、店に入ったらばっちりそのお姉ちゃんがいて、二人とも大はしゃぎでそのお姉ちゃんをいじくり回す。いや、もちろん言葉の上でですがな(^_^;)

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正月に見たVideo

正月、頭がぼうっとして仕事にならなかった間、仕方がないのでテレビで見ていたものの話でも。

まずWOWOWで撮っておいた『ロード・オブ・ウォー』。ニコラス・ケイジが、世界の紛争地域に武器を売りつける武器商人の役を嬉々として演じている物語だが、この主人公にも実在のモデルがいるらしいというところが笑えない。『24』にも言えることだけど、最近のアメリカ映画の中って、人命が羽毛より軽く扱われる描き方が多用され、情け無用の実に殺伐としたシーンが増えてる気がする。

そう感じるのは何より命の存続にこだわる戦後日本人の感性(最近はそれもかなり怪しいもんだと思うが)だと言われりゃそうかもしれないし、実際、人命が軽い地域や国がいっぱいあるのが世界の現実だと言うなら、そうですかと言うしかないが、まあ、僕の場合はそれでも基本、命、上等! っすから。そんな僕を親方などはアカと呼ぶが、あいにく僕はアカと呼ばれるほどの学はない(-_-;)。ただただ我が身大切な世界観を後生大事にしていたいだけである。

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新年初登校!

もといっ。初投稿でした。ほのかに漂う猿の腋臭。これがわかるのはチンペイ・バンバンのセイヤングを聞いていた人くらいだな。

そんなことはともかく、あけましておめでとうございます。旧年中はお世話になった人もならなかった人も、今年もまたこんなんですけど、よろしくお願いします。

ここをご覧になってる方はほとんど知り合いなので(^_^;)、僕の年賀状受け取り率めちゃめちゃ高いと思います。なのにまだ賀状が届いていないとお思いのあなた。大丈夫です。賀状は今日の夕方出しました。多分来週中にはぽつぽつ届くと思います。

もう最近はイラストシリーズはやめたので、てゆーか、あれはあれでけっこう手間かかるもんすから、こんな時期にやってられません! もしかするともう来年あたりからは今年のような写真加工もやめて、あいだみつを風の手書き文字のみで送ろうかとも思っています。「がんばったって、てきとうだもの」とか何とかそんな類の。そういうものを送られるのが嫌なら、今年中に喪中葉書でも送って下さい。

というわけで、今年も戦闘開始です。以上業務連絡。

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