八日市ボウ,シッ党
最近、帽子を愛用している。きっかけは八日市の誇る世界的ミュージシャンにして「くらま」の座付冗談役者、吉田兄。先日、「くらま」に立ち寄った時、ちょうど彼と同席してしまい、今度帽子を注文するので、よかったら一緒に頼んでもええですよおと、まるで不思議の国の帽子屋のようなことを言い出したのがことの発端。
吉田兄は数年前から帽子の愛用者であり、日常的にもよく着用しているのだが、同時に彼はソフト帽のエバンジェリストでもあったのだ。だから「くらま」などで会うと時々、人に自分の帽子をかぶせては「おっ、イキですな、旦那。いやほんま、よお似合いますよっ」てなことをよく言っていたのだが、なにしろ吉田兄の言葉は重ねれば重ねるほど信憑性が限りなく薄くなっていくという類い希な特質を持つため、いまいち本気で信用していいのかどうか困るところがある。
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