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2009年5月

ぼくらの時代

訃報が相次いでいる。

身近な話ではない。身近な訃報と言えば、ここの前身の「八日市通信」からご覧の人は先刻ご承知の通り、そもそも僕が帰郷してからしばらくの間、身内の訃報ラッシュだった。

友人のドクターが以前、自分のweb日記に、親が死ぬと次はいよいよ自分の番だという気がしてくる、というような感想を書かれていて(もう何年も前に読んだ文章だから、もしかして細かく勘違いしてるかもしれない。もし趣意を取り違えていたらI先生、ごめん())、なるほどそんなものかなとは思ってみたが、うちの場合は父が死んだ後、さらに大変な母が残されて、とても自分の死ぬ順番が近づいてきたなどとは思えず、というより、いまこの母を残して死ぬわけにはいかないなという思いの方が大きくなって、実際、父も70過ぎまでは生きたわけだから、まあもしかしたら僕も70近くまでは何とかなるんじゃないかなどと、根拠のない安堵感を持ったりもした。

だが、いまから思えば2年前、イラストレーターの渡辺さんが亡くなったと聞いたときに、驚くと同時に、なんかヤバイなあという感じはあったのだ。

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営業とトーク(^_^;)

この春先から、やたらNTTとNiftyから電話がかかってくるようになった。電話代の催促などではない。要はいま使っているADSL回線をやめて、光にすればこんなにお得とか何とか、つまりは光ケーブルとやらの営業である。

最初の頃は、電話を受けるたびに忙しいと言ってすぐに切っていたのだが、ではまた連絡しますと言ってなかなか諦めようとしない。その点、Niftyの営業の方は素直だった。そんなに素晴らしい通信環境に変わるというなら、自分で調べてあなたの言っていることが間違いないとわかれば、あらためてこちらから連絡させてもらい、ぜひ光ケーブルに変えさせて頂きたいと涙を流してお願いするから、それまで二度と電話してこないで欲しいという旨のことを、相当に不機嫌な声音で伝えたら、本当に二度とかかってこなくなった。

ところがNTTのお姉ちゃんの方は諦めが悪いというか、切っても切っても一週間くらい経つと、どうでしょう、いまお時間よろしいですかあ~、てな感じで電話をかけてくる。いつも同じ人でNTT西日本の子会社になる光ケーブル営業用の会社のIさんという人だが、会社は鳥取県の境港にあり、いまもそこから電話しているということらしい。そんなとこから西日本エリア全域にいちいち電話をかけているとは御苦労なことだ。電話代だってバカにならんだろうし。といってもNTTだからいいのか。

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サブリミナルな夜

さて、そろそろ仕事にかかるかと、ちなみにいま金曜の午前一時ですが、そろそろ仕事にかからんと缶詰費用の元も取れんしななどとノートを開けて……まず最初にネットを覗いたりするわけですな

ま、何とか阪神も快勝したし、安心してポータルにしているサイトのニュースヘッドラインに目を通していたのだが、そこで「NHK大河にサブリミナル疑惑!?」なるタイトルが目に付いた。なんじゃそりゃと思って、思わずクリックしたくなるのは人情。

そしたらそれは夕刊フジの記事だったのだが、何でもいま放送中の大河『天地人』にサブリミナルを使ったのではないかという疑惑が持ち上がっているというニュースだったのだ。

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また缶詰します

正午前から南蛮茶に入り、なみだ坂執筆。三時間ほどで半分くらい書いたものの、あと半分にまだ三時間くらいかかるか。さすがにちょっと南蛮茶の椅子も尻が疲れてきたので、これから小一時間ほど自転車に乗ってこようかと思う。そんなことしてる場合かと思うかも知れないが、そんなことでもしないと僕の集中力が回復しない。

若い頃のように六~七時間ぶっ続けで原稿を書き続けるなんて体力は、もうとうの昔に消失している。その分、自転車に乗る体力はあるのかと言われれば、考え方がそもそも逆であって、残りの原稿を書き上げる体力を維持するために、自転車に乗っているのである。

ただし今日はこれから缶詰を予定している。といっても自主缶詰で、自分でホテルを仕事場代わりに予約して、二~三泊して集中して原稿を書くという趣向。決して遊びに行くわけではなく、東京で泊まるならともかく、この辺りのホテルなんてどんな町に行っても夜の八時以降はゴーストタウンのように人気が少なくなる。つまりその分、嫌でも原稿書くくらいしかすることがなくなる、という状況に自分を追い込むわけだ。とはいえ眉を半分剃るとかそういうことまではしない(前にもこのネタ使った記憶がいま蘇ったけど、そもそもこのネタが通用する相手自体、最低でも40代以上だよね…)。

『続戦国』を書いてた頃は出版社の紐付きも含めてこの山ごもりのようなことを時々やっていた。もちろん本業のシナリオだけでこんな状態に追い込まれるほど僕はいま仕事をしていない。実はこれ、まだ発注のない仕事で、要するに自分の書きたい物を書ける年のうちに書いておこうという作業をやろうとしているわけだ。だもんで内容に関してはまだ秘密。

肝心なことは、この缶詰に入る前にいまやってるなみだの方の原稿を手から離れさせておかねばならない。ということはタイムリミット、あと三~四時間。うち一時間自転車。大丈夫だろうか。結果はまた続報にて。

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