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2010年1月

Happy Birthday!

今日は母の誕生日。……何回目だっけ? 妻に聞かないとわからない。ま、母だけでなく僕は自分の弟妹の誕生日とか年齢も、妻に聞かないとわかんないのだが。人間、外に記憶装置があれば、別に本体で記憶しておく必要などないというのが僕の考え方である。

ただ、母の場合は確か五一五事件の翌年生まれだったと記憶してるから、だとすれば77だ。鳩山首相のお母さんよりは遙かに若いよな。すみません、僕の場合はお小遣い、月に百万もあればいいっす。とか言ってみたい。

最近、僕は日中も体の疲れが取れず、仕事をしようと思っても眠気が襲ってきて能率悪いことこのうえない。これは仕事を忌避する気持ちがそうさせているのか、あるいは体内で何かよくない病気が進行しているとかの原因があるのかどうかはわからない。本当に心配なら人間ドックか何かの検査でも受けりゃいいのかもしれないが、なにしろ仕事が思う通りに進まないので、そういう検査に行こうという心の余裕が起こらない。やはり検査に行くためには体調を万全に整えてからでないとな。

そんな状態で家で仕事をしていると十中八九、布団で横になってしまってさらに仕事が遅れることになるので、とにかく多少なりとも仕事を進めるためにぎりぎり頑張って喫茶店に出かけているのだが、おかげで家に帰るとけっこうへろへろになっている。昨夜も外から戻って、とりあえずちょっと仮眠でもしたかったところだが、仕事から戻っていた妻が、母のところへ行こうという。彼女は数日前に、すでに母への誕生日プレゼントを準備していたのだ。

そんなね、僕の母親のことで妻が用意してくれてたのに、息子の僕が行かないとはとても言えません。まあ、時間も6時を過ぎていたし、あまり長居も出来ないけどおと言い訳めいたことを口にしながら、車でホームに出かける。さすがにもう自転車は無理。

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戦争は終わったが、革命はこれからだ

スティーブン・ソダーバーグがなんでいまごろゲバラなんかに興味を持ったのかわからないし、ハリウッドでいまどきゲバラの映画が作られることの意味もよくわからないから、そんな話はちゃんとした映画評論家か何かの話でも聞けばいいか。実際、最近世界でちょっとしたゲバラブームだという話は、何ヶ月か前にも聞いたような気もするし、もしかするとそれは現代社会の混迷の深刻さと関係があるのかもしれない。

ただし、日本でいまゲバラが来てるかどうかとなると、そんな話はこの映画の公開時のちょっとした宣伝期を除いてほとんど聞いた記憶がない。では日本人はゲバラに無関心かと言えばそんなこたない。僕の個人史で思い出せば、小学校高学年から中学の頃は一般的に日本の政治が熱かった時代と言ってもよかろうが、「内ゲバ」とか「ゲバ棒」なんて言葉がテレビや新聞どころか、普通の日常語としてよく耳に入っていた時期がある。その時期に僕はこの「ゲバ」を、勝手にゲバラの名前に由来しているものだと解釈していた。

格別ゲバラに思い入れがあったわけではなく、いや、むしろその頃の僕はゲバラがどこの国の人かもよく知らないくせに、彼が革命者だということだけは知っていた。何でだろう。やっぱりゲバラの語感がガメラとかジャミラみたいでかっこよかったからだろうか。何にせよその頃の日本でも、ゲバラの名前は子どもでも知っている一般教養程度には知られていたのだと思う。

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昔は母似だと言われた

昭和30年前後に生まれた、ひらたく言ってテレビ放送の勃興期からテレビを見ている子どもにとって、アメリカドラマを一度も見たことがないという人間はほとんどいないと思う。

実際、あの頃は日本のテレビ放送のオリジナルコンテンツもまだ少なく、朝昼晩どの時間帯にもどこかのチャンネルで必ずアメリカ映画かアメリカドラマが放映されていた。もちろん輸入されるのは本国である程度人気の高い、つまり出来のいい作品である率が高いわけだから、プライムタイムに堂堂とアメリカドラマがずらりと並び、そのどれもがかなり面白いという時期を僕らは経験している。

同世代の友人と話をすれば、その頃見ていたアメリカドラマのタイトルで、だいたいの現在の傾向が納得できるのが面白い。たとえば現在、ミリタリーマニアやガンマニアになっている連中は、十中八九『コンバット』を見ている。傾向で言えば他に『拳銃無宿』とか『ララミー牧場』とかその手のガンアクション系ですな。

物書きとか編集仲間の場合、『ヒッチコック劇場』とか『トワイライト・ゾーン』を見ていた人間はかなり多い。確かに僕もときどき見ていたけど、ストーリー作りの妙味はあの中にだいたいすべて収まっている。昔、SF関係の同人をやっていた友人とは『宇宙家族ロビンソン』や『スター・トレック』、『海底大作戦』の話などで盛り上がったことがある。三つ子の魂というのかどうか、とにかく幼時に見ていたアメリカドラマを聞けば、その後の趣味嗜好がさもありなんと納得できることが多くて笑ってしまう。

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顔はぶたないで。女優なんだから…

今回から……といってもいつまで続くかわからないけど、映画とかの感想がメインの記事には、その映画に出てきたセリフを一つピックアップしてタイトルにすることにした。

意外とタイトル考えるのってめんどくさいんだよね。タイトルである以上、何か引きを作ってやろうとか、エロ本屋時代からの癖でつい下心が出てしまうと、さらに手間を喰うことになる。

で、映画の記事にはセリフだと。これ、単にタイトルに頭使いたくないだけの話なので、その場で目に付いた言葉をとりあえず拾ってるというレベルのあれだから、あまり名台詞とかその映画を象徴する深い言葉なんてものは期待しないように。ま、『お楽しみはこれもかもしれないよね…』という自信のなさそうなあれで、お送りする。

というわけで、録画しておいた『Wの悲劇』を見る。ただしタイトルのセリフのあれじゃあない。

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今年は龍女だと・・・!?

珍しく早起き。といってもリビングのこたつで2時3時に寝ると、たいてい5時6時に目を覚ましちゃうんだよね。

だいたい今日は土曜だというのに、妻が仕事先の同僚たちと伊勢までツアーで出かけるというので、6時頃に上から降りてきたのだ。連休を利用して、職場の誰かが親睦を深めるつもりで言い出したことのようだが、彼女が僕や自分の身内以外の人間と、たとえ日帰りであっても一人で混じってどこかへ旅行に行くなんてことは、結婚以来約20年目にして初めて見る出来事であり、人になつかぬ老犬がルパンに近づいたくらい珍しいことなんだけれど、彼女もいまの仕事を始めて丸3年。やはり数ミリずつでも対人関係の神経が太くなってきたのだろう。それは同居人たる僕にとっても慶賀すべきこととは思う。……みやげはやっぱり赤福かな

そんなわけで妻を送り出した僕は、そのままこたつにもぐったまま、ぼおっと土曜のめざましテレビみたいな番組を見ていたら、その中の特集コーナーで龍馬を採りあげていた。大河ドラマの影響で、今年は龍馬ブームが来るとはもう十中八九わかっていたことだけれど、昨年の秋以来、すでに龍馬関連の書籍の出版点数は100冊を超えるらしい。うぅ……世が世ならその先陣グループの中にわしの本も入っていたはずなんやが

ま、悔やんでも仕方ない。だいたい僕が龍馬絡みの話を思いついたのはもう5年も前のことだ。具体的に話をまとめ始めた一昨年の時点でも、今年大河ドラマが龍馬になるなんて予想もしていなかった。ところでそんな前から考えていたのになんでまだ原稿が完成していないんだという突っ込みはとりあえずなしな()

で、その特集の切り口なんだけど。

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ようやく年賀状に……

手をつけ始めたというご報告

まあ、毎年この手のものは年内に済ませるのが大人の常識というものなんだろうけど、実は僕はいまだかつて年賀状と確定申告は期限内に済ませたことがない。そんなこと威張ったってどうしようもないけど。

というわけで、世間ではそろそろ仕事始めになろうかという頃になってようやく年賀状の図案が決まりました。多分、10日前後くらいから順次届き始めるのではないかな。僕に賀状をくれた人は、旧正月を待て。今年もサービスサービス。

僕の正月と言えば……はっきりいってただひたすらにもう、テレビ漬けの日々でした。

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謹賀新年

あけましておめでとうございます。

そんなこんなで今年もまた年が明けてしまいました。皆様お変わりなくお過ごしでしょうか。

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