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2010年9月

なんとまあ・・・(゚ロ゚)

唐突だが、一昨昨日の夕方から煙草を吸ってない。

人に聞かれれば、別に禁煙を始めたわけではないと答える。たまたま東京から戻ってきた日曜の夜に煙草を一箱買い、その封をまだ開けてないというだけ。現時点ではそんな感覚。それまでに吸っていた煙草は月曜の夕方、コメダコーヒーの喫煙席で吸いきったところで終わった。

もちろん明日から煙草の値段が一斉に値上がりすることは承知。それまでに買いだめしておかないのかと聞く人もいるが、考えてみれば僕は、いままで煙草が値上りするからといって買いだめなぞした記憶は一度もない。特に大した理屈があるわけじゃないけど、どうせ残り一生分の煙草を買えるわけもないし(今回は買うと叫んでる某経済評論家のような人もいるが)、いずれ買いだめした分がなくなって、結局新料金で煙草を買うことになるとわかってるなら、最初から粛々と普段通りの購入ペースを守った方がいいやと思うだけの話。

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とまらない、とめられない(^◇^;)

今朝方、土曜の深夜に録っておいた『けいおん(びっくりマークはもう幾つか忘れた)』を見る。最終回は先々週にすでに終わってるのだけれど、ご好評にお応えしてか、新番組の進行がうまくいってないせいかは知らぬが、なんだかまだ番外編みたいな感じが一~二本続くそうな。

そもそも『けいおん』はもう今回が第二シーズンで最終シーズンだったらしい。僕が知ったのは今シーズン前半の方で、それもこの作品がどれほどの人気かはまったく知らず、単に僕の地元の、と言っても隣町だが豊郷(とよさと)小学校の校舎をモデルにした学校の出てくるアニメという話題を雑誌か何かの情報で知り、へえ、そんな作品があるのならちょっと見てみるかと思ったのが事の発端。

見てね、なかなか良かったんだな、これが。面白いとはあえて言わない。多分僕がもう10年も若きゃ、けっ、なんだこのモエオタ狙い撃ちの生ぬるい話はっ。とか言って一度見たら鼻も引っかけなかったろう。ま、この作品はいまいろんな盛り上がり方をしていて、それはまさにモエオタ狙い撃ちの戦略が見事に功を奏したのであるかもしれず、だからその意味で僕のウケ方は極めて個人的な感想であり、ちょっと外れているかもしれないことは最初に断っておく。

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あながち、勘違いではないかもしれんぞ

昨日午後東京より帰宅。例によって一週間もホテルに籠もっていた割りには今回もあまり大した成果はあがらなかったのだが、まあでも、とにかくやらねばならぬだわという現実を自分に言い聞かせるためだけの効果は少なくともあった、ということにしよう。ただそれだけのためにとなると出費としては相当痛い気もするが、痛くしないと身に沁みないということもある。もしかして僕は体罰肯定派だったのか?

そんなこんなで帰宅してからも仕事三昧。そんな合間でも留守中に録っておいたテレビ番組などは、ちらちらと目を通しておく。目玉はNHKで放送していた『火の魚』。これ、ずいぶん前に一度放送しているが、そのときは何かの事情で見ることが出来ず、放映が終わってから評判が良かったのを聞いて損した思いをしていたのだ。

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最近会った人

今日の昼間、ホテル近くの喫茶店で原稿書いていたら、僕の二つ隣の席にいたおっさんが、店員に何かやたら偉そうに講釈していた。いわく、朝は水を飲めばいいんだ。コップ三杯の水を飲めばいいんだ。これで体内の毒素が洗い出されて、免疫力が高まるのだ。なんか知らんけど、水のおかわりを一杯持ってきて、そのおっさんの講釈を五分近く聞かされていた店員さんも、忙しいのに大変だったろう。そんなに健康が大事なら、煙草吸うなよ。店奥の喫煙席での話。

今日の夜、ホテル前の通りを挟んだ向かいにあるインド料理屋、つまりカレー屋に夕食をとりにいった時のこと。さほど広い店内ではなく、また土曜の夜とあってオフィス街のこの辺りはほとんどがらがら。僕が店に入った時も、男女四人連れのグループが一組、先客でいただけだった。

男は二人で、そろいもそろってガタイがいい。といって、いわゆるそのスジ関係という雰囲気ではなく、終始楽しそうに和気藹々と話していらっしゃる。ただ、声がでかいので、聞くともなしに彼らの話は丸聞こえ。僕に背を向けている方が、昔、茗荷谷に住んでいて、丸ノ内線で新宿へ行ったという話をしている。普通、茗荷谷なら池袋に出て国鉄だと思うのだが、彼は乗り換えるのが面倒だという理由で、丸の内を文字通りぐるっと回って新宿に出ていたらしいのだ。茗荷谷からなら池袋は二つ隣なのだが。

僕の方から顔の見える位置に、やはり女性と並んで座っているのは、なんだか山本太郎みたいな感じの男。正面の相手を先輩、先輩と呼んでいる。先輩は、俺は映画はもっぱら池袋専門でねえなんて言っている。そりゃ文芸座のことじゃないかと思っていたら案の定だった。どうやら先輩と僕は同年代と見た。

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ついにゲゲゲも最終週!

そんなこと言いながら、僕はほとんど見てないんですけど。申し訳ない。

これは最初の頃は、水木さんの物語ということで、一応僕も興味を持って見ていたんだけど、なんだかだんだんね、あのNHKの朝ドラ特有のぬる~い雰囲気が耐えられなくなって、あまり寄りつかなくなっていた。ところがなんと、我が家では妻がこのドラマに見事にハマってしまい、しっかり毎日録画して見るというね、なんだか正しい昭和40年代の主婦のような生活をしておったな。

確かに僕なんざ、生きた昭和の漫画史が見られるのかと期待していた部分もあったから、そりゃ実名を出すのはいろいろ日本では問題もあるのかも知れないが、そこらへんが曖昧にぼかされてたり、何の緊迫感もない貧乏暮らしが延々描写されるだけの日常を見ているだけですっかり見る気をなくしてしまった。なのに意外にもこのドラマ、最近の朝ドラの中では結構なヒット作となったらしく、普通に誰かと会話していて、ほら、あのゲゲゲで貸本業界が潰れていく雑誌漫画への過渡期みたいな、ちょうど僕はいまあの状態みたいなもんですよ、と説明すると見事に誰もが納得する、つまりみんなけっこうあれを見てるのだということに気づいて愕然とする。

へえぇ~。あらためてあのドラマの実力に感心。

ちなみに僕はあの水木さんを最初に少年漫画誌に引っ張り出した編集者、後に編集長になる、この世界では伝説的な人物だけれど、あの人とちょっとだけ一緒に仕事したことがある。ま、結果的にその仕事は形にはならなかったが、何度も打ち合わせを重ねて200枚ばかりのシナリオも書いたので、日の目を見なかった企画にしては破格の原稿料をもらった。あれはおいしい仕事だったなあと、ドラマを見ながらしみじみ思い出していた。

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まあ、また愚痴なんだけどさ

先週金曜に届いた掲載誌、久しぶりに読者の感想欄に僕の作品の感想が載っていた。

ちなみにどうせ老い先短い雑誌だからとて、読者が作品の感想を書いてくれること自体は僕は嬉しい。なにしろ十年続けて単行本は2冊しか出ておらず、しかもその2冊もとっくに廃刊になっている。だったらなんで続けさせるんだとも思うが、雑誌の人気投票では常に悪くても3位以内に入ってるというのだから編集部もやめるにやめさせられないのだろう。僕は前の担当G女史にも、新担当S女史にもはっきり言っている。

この作品はこの雑誌の看板じゃねえ。良心だ。……とね。

まあ、僕はまだ妻と二人暮らしだし、何とか貯金も出来ないがひどい赤字も出さない生活でやれている。が、漫画家さんは本当に大変に違いない。週刊連載をさせられて単行本が出ないことがどれほど蛇の生殺しにも近い状態になるかについては、海猿佐藤さんのブログでも見てもらうことにして、だったらそんな大変な漫画家さんをさらに大変にさせるようなおまえの〆切の遅れをまずなんとかしろよというような突っ込みはとりあえずなしな

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漫喫を満喫

いま午前一時半。仕事を進めるために漫喫に来ている。ここは夏前までレンタルビデオと本屋だったのだが、この二つが別の場所に移転したために、その跡地がカラオケと漫画喫茶になったものだ。

この二週間ばかり、僕はほぼ週の半分は、夜中の0時頃から家を出てここのブースの一つに入り、夜が明けるまで仕事するのがすっかり日課になってしまった。なにしろここは畳一畳ほどのまるで生き埋めにでもなったようなスペースしかないが、とにかく漫喫だから基本的に静かである。要するに深夜に酔っ払った客ややたらハイテンションな茶髪ギャルが隣の席に座るような状態になる心配はない。それに煙草も吸い放題! 最近は家の中でもだんだん喫煙しにくい無言のプレッシャーを受けるご時世になってきたので、僕にとっては極めて集中しやすいありがたい環境である。

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ギターを抱いたバカばかり

別にタイトルはある夜の「くらま」の店内を表わしているとか、そういう深い意味などないのだが、今回はギターの話なので、ちょっとちなんだタイトルを考えてみただけの話。というのも、

土曜にギターが直ってきた。るんるん、るるる、るんるん、なのである。

思い起こせば夏に入りかけた頃から、なんだかギターの調子がおかしかった。もちっと詳しく言えば、夏の入り始めのあるクソ暑い真昼の日中に、うちのテラスハウスに入居している他の家族たちとガーデンパーティーをしたのだが、その時に僕が調子に乗ってギターを持ち出したものだから、子供が群れてきて弾かせろだの触らせろだの、アイスクリームやかき氷のシロップでべとべとになった手をまるで船幽霊のように四方八方から差し出してきて、こちらも出してきた手前、まったく触るなとも言えず、汚れたネックや弦は後で拭きゃあいいかとちょっと渡してみたらあのバカガキどもは弦を弾かずに弓の弦のように引っ張ろうとするわ、かき氷を食べていたスプーンで弦を叩こうとするわ、おまけに信用して渡した途端にギターの本体をコンクリートタイルの地面にぐわしゃと落としやがるわ、もうさんざんなので適当にごまかした後に這這の体で家の中にギターを持って飛び込んだのだが、とりあえず表面上はどこか傷がついたとかそんな目に見える異状はなかったので、ほっと一安心。

……音がどうもおかしいと感じ始めたのは、その夜からだ。

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なんだか気分はパシリっすよ。

ついに9月突入! 8月初頭、ついに僕の原稿を待っている編集者が痺れを切らして半年ぶりに催促のメールを送ってきたことを思い出す。ということはこの半年間、僕は1行も原稿を送ってなかったということだ。

もちろん執筆をさぼっていたわけなどではないことは僕しか知らない事実だが、かいつまんで言えば、ただただ原稿が一向に進まなかっただけ。とにかくそのとき返事に書いたのは、8月一杯で必ず何とかする、任せておけっと。……僕はこうしてまた人生に一つ一つ、嘘を塗り重ねて生きていくのだな。奇しくも今年はまたも阪神の調子がいい。こうなりゃ意地でも阪神が優勝を決める前に原稿をあげてやろうとは思っているのだが。

そんなこんなで夜中に悶々としてる1時前後くらい、いきなり家の電話が鳴る。一人暮しならともかく、最近では夜中の電話なんてとかく不吉なことと結びつけて考えがちなので一瞬どきっとしたのだが、出てみたら例の先輩O女史だった。

「おまえいつこっちに出てくんだよお~? 8月には来るって言ってたじゃない~。あたしっ? あたしゃもう飲んでるよ~、がっはっはっは!」

まったく、先輩でなければ張り倒したくなるくらい迷惑極まりない女である。それでなくても我が家は妻が朝の六時半には家を出ていく出勤に備えてもう休んでいるのだ。頼むから今度から夜中にかけてくるときは俺の携帯にかけてくれ! 「携帯? だって携帯にかけるのって、めんどくさいし~」

おのれも携帯からかけてきとろうがっ!!!

まさか50を過ぎてから、20代の頃みたいに新宿から呼び出し喰らうようになるとは思ってもいなかったが、ここは別に中野区とかじゃねえしな。9月の後半に上京予定を入れてることを話して電話を切り、よっぽどいま彼女が飲んでる店で大麻やってる奴がいるとか言って警察に通報しようかと思ったが、すんでで思いとどまる。

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