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2011年1月

二度と見たくないドラマ

昨夜は数日前に録画しておいたNHKハイビジョンでやっていたドラマ『妻を看取る日』を妻と一緒に見る。このドラマ自体は昨年の暮れに一度放映したものの再放送だったらしい。

 

僕は基本的に難病ドラマみたいなのは苦手で、さらに片っぽが難病で死ぬ御涙頂戴な話なんてケッと唾を吐きたくなるほど毛嫌いしているのだが、おまえもそんな話をよくやるだろうと言われると、ぐうの音も出ないのでその唾は結局自分の頭の上に落ちてくることになっている。まあ、嫌うというより己の涙腺の弱さを認識するのが嫌なのかもしれない。

 

『妻を看取る日』は天皇の癌手術を行なったことでも有名ながんセンターの総長まで務めたお医者さんが、奥さんを癌で亡くされた実話を元にしたドラマで、僕がこれに興味を持ったのは、原作にもなったこのお医者さんの手記に、実際に奥さんが亡くなるまでの様子が、看護記録として克明に記されていたからだ。
 

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食指全滅(-_-;)

録画しておいたフジ系のドラマ『美しき隣人』を見る。仲間由紀恵は決して好みの顔でもなければ芝居のできる人でもないのだが、NHKでやってた『八日目の蝉』以来、僕は壇れいの顔がお気に入りで、一応このドラマと金麦のCMは彼女見たさに見ている。

 

非常に強いて言えば今期チラ見したドラマの中で、この作品だけが脚本としてまだまともに思えた。残念ながら面白いと言ってるわけではなく、僕が見た限り、このドラマのキャラだけが、一番人間に近い動きと行動をしているように見える、つまりキャラの行動に説得力があるということ。あくまでシーズン連ドラ比での話。予感だがあと1、2回見てもこの思わせぶりな展開以外に話が動かなければ、内容ももうどうでもよくなるかもしれない。

 

それほど今期の新ドラマは壊滅的にどれもつまらない。しかもこの数年、特に顕著な傾向だが、シーズンごとに各テレビ局、ドラマの内容がかぶってくるのはどうしたわけか。今期は特にテレビ東京以外、全部犯罪もの(刑事ものと呼ぶには変則技が多い。その変則した部分まで似てどうすんだという話だが)が並んできてるけど、ここまで同時期に類似企画が並ぶシーズンはちょっと記憶にない。
 

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1月22日に借りた本

散歩がてら図書館に立ち寄り、別に何か読みたいと思ったわけではないが、たまたまいまは貸し出しカードがきれいなので、つまり何も借りてない状態なので、せっかくだからと三冊借りる。

 

「かくれ佛教」 鶴見俊輔
「カルテの休日」 近藤俊文
「いつもいいことさがし」 細谷亮太

 

鶴見さんの本以外は現役のお医者さんのエッセイ。ま、これは商売上、ネタ探しに欠かせないので、医師や看護師の書いた本は目に付いたら借りることにしている。

 

家に戻ってぺらぺらとめくっていて気がついたが、近藤さんの本は前にも一度借りていた。しかもここの記事を参考に作った話もすでにあったわ。ま、こういうことも近年はよくある()

 

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やはり400字は無理であったな(__;)

タイガーマスク運動、というのだそうだ。誰がそんな名前付けて運動にしてしまったかね。まあ、フィクションの登場人物が福祉的な活動の名前に借用されて定着することは、あしながおじさんの例もあるから格別目くじらたてることではないのか。

 

ちなみに一言断っておけば、僕にとっての『タイガーマスク』という物語はアニメ版の作品以外には存在しない。漫画版はまともに読んだこともないし、プロレスで実際にタイガーマスクなんてキャラが出てきた時など、もともとプロレス嫌いだった僕はプロレス全体を憎悪した。

 

で、伊達直人の活躍をオンタイムで見ていた世代の人間としては、いい悪いの話ではなく、どこか面はゆいものもある。最初の一件はまあいいだろう。ニュースとして養護施設への送り主の名に伊達直人とあったと聞けば、一度苦笑してから、でもちょっといい話だよね、くらいの感想は述べたかもしれない。

 

このニュースに接した際、特に僕らの世代は一度苦笑する精神が大事だとは思う。ここには、いい年して未だにこんな名前に思い入れがあるのかという気恥ずかしさと、わざわざその名を選んだしゃれっ気に対する、似通った青春文化を経験した者同志としての気分が込められている。ところが、そのあとあれよあれよと全国に伊達直人が現われ始めてくると、正直、ちょっとねえ、という気持ちになっている。

 

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過去ログ追加しました(^_^;)

てまあ、旬の話題と速報性を売りにするこのブログのタイトルとしていささかどうであるかとは思うが、いま仕事の合間に去年ブログ用に書いた日記で、まだUPしてない記事を見つけちまったものだから、去年の日時でUPしときます。どっちもけっこう長文だっ。
 

今年の目標! めざせ、ブログ記事400字以内!

どうしちまったんだ改行

この前回の記事を書いた時に気づいたが、なんだかこのブログ、突然改行が表示されなくなっている
 
おかしいと思って2行改行を続けてみたり、記事を書いて改行する際にシフト+リターンキーを押して改行してみたりするんだけど、たとえば何行空行を改行してみようと、ブログ画面に表示されるのは空白行抜きのみっしりした画面である。見苦しいことこの上ない。
 
いろいろ考えてみた結果、空行部分は単なる空行で改行するのではなく、1文字分だけスペースを入れて改行することにしたら、一応、開けた行を行として認識するようになってくれた。ただしこの問題、新規の原稿だけでなく、過去の記事もすべて空行が削除された状態で表示されるようになっている。そんな過去の原稿までいちいち直すわけにもいかんので、以前の原稿に関してはこのままとするけれど、やはり気になるなあ。
 
いっそブログごとどっかアメブロとかそんな最近よく聞く他のサービスに移行してやろうかしらんなどと考える今日この頃。Niftyとのつきあいももう20年以上になるから、そう簡単には気持ちも切り替えられないのだが。

年明け早々の話題としては何だが……

11日の朝、というからもう一昨昨日のことではあるが、知り合いが一人亡くなった。
 
友人と呼ぶには年上でもあるしおこがましく、またそれほどのつきあいをしていたわけでもないが、「くらま」の酒飲み友だちの一人というには、さほど見当も外れていないだろう。十年くらい前になるか、あの店で知り合った頃は市会議員もされていて、ベタな表現をすれば地元有力者の一人ということになるはずだが、本人にはそんな重みも嫌味もまったくなく、まわりで飲む老いも若きも気安く声を掛けていたし、そんな人の輪の中で彼はいつも飄々と楽しそうに酒を飲み、僕の顔を見ると何が気に入ったのか、やたら僕に声を掛けて話したがってくれた。
 
基本的に実力者嫌いの僕は、だから議員の頃の彼には案外冷たくしていたような気もするのだが、向こうの方ではそんなこともいっさい気にせず、あるいは単に鈍感だっただけかもしれないけれど、とにかく変わらず接してくれて、まあとにかく気持ちのいい人だった。
 
そんな彼のことを書こうと思ったが、まだとても気分が重すぎて、そんなことやりだしたらこっちの仕事の進行がますます遅れる。Fさん、ごめん。とりあえず仕事を優先させます()
 
62才という若さで逝った彼のことを思えば、いよいよ人生、甘く考えているほどには長くないと実感する。今日を命日と思って生きよという言葉があるが、僕のいままでの人生、明日できることは明日しよう、というのが座右の銘だったものな。これはきっとドン・ガバチョのせいだ。このままではこの人生で無理だったことは来世に回そうなどと言い出しかねない勢い。少し反省。
 
いずれFさんの思い出もおいおい、折りに触れて書くかも。いまはまず、彼の入院中に間に合わせることができなかった仕事の完成を急ぐ。

あけました(^◇^;)

昨夜、といっても夜中だが、ライターやってる東京のK子ちゃんからずいぶん久々に電話。たまたまパソコンの前で仕事中だったので気がついて出ることが出来たら、いきなり「生きてたの? よかった!」()とかのたまわれる。

なんでも去年の秋頃、僕のブログにコメント付けたのに一向レスはないし、ブログの更新もぴくともしないので、もしかして死んだんじゃないかとか思ってたら昨日か一昨日、僕からの年賀状が来たので、あ、生きてんじゃんと思って安心して電話してきたそうである。

ブログ更新しないくらいで勝手に殺すな

ま、僕も人のことは言えんが。

そんなわけで去年の秋から私、ブログ更新はおろか、ネットにも一切近づいてませんでした。

理由は、ただ単に催促メールを見るのが恐かったからという、僕が時々陥る極めて職業的な鬱事情に陥ったからですが、年も明けたことだし心機一転、僕に催促していたであろう編集さんから心優しいメッセージ付の年賀状をもらったこともあり、思い切ってメールボックス開けてみたら、およそ3ヶ月で溜まっていたメールは225通。

ところがこの225通、チェックしていたら催促はおろか、僕に対する個人的な連絡をしてきたメールさえただの1通もなかったのである。ぜぇ~んぶ、メルマガの記事更新のお知らせやらカードの利用明細やら楽天トラベルのお得な旅行情報やらなにやらだけ。いったい僕は何に脅えていたというのか。愕然とした僕は、腹立ち紛れに配信停止できるメールはすべて配信停止してやったわ。ざまみろ!

とはいえ、順調にいけば一昨年の正月にはあがっているはずだった原稿はいまだ上がらず、ひいひい言ってる事情にはかわりないので、今後もそう頻繁な更新が出来るとは約束できないが、まあ今年は一つツイスター……って、そりゃおよそ半世紀前に男女が自然な体のふれあいを生むための方便としたゲームの名前、じゃなくてついったー的に、ところでいま気づいたがATOK2008、ついすたーはカタカナに変換するのに、ついったーは変換しない、ネットを巡る変化の速さというものをこういうところでもつくづく実感してしまうのだが、それはともかく、つまりツイッター的にブログを更新するのも一興かと思った次第。そんなことを言いながら僕のツイッター、去年確か5、6回は更新したはずだが、もはやまったくの独り言と化している。ちなみに今年もこんな分隊だ。もとい、文体だ。すまん。

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