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2011年2月

2月23日に借りた本(八日市図書館)

本を返しに行ったついでにまた新たに借りてしまう。しかも大井さんの本以外は、あまり仕事に役立ちそうな本でもない()

 

「こぐこぐ自転車」伊藤礼
「人間の往生―看取りの医師が考える」大井玄
「文士の舌」嵐山光三郎

 

「こぐこぐ」はなんだかタイトルが可愛くて手にとってみた。ぺらっと読んだ限りではどこかの大学の先生(江古田に通っているようなことが書いてあったので、もしかしたら日芸とかだろうか!?)の書いたエッセイで、古希を過ぎた爺さまの自転車乗りぶりがなかなか楽しそう。

 

同じ自転車乗りとしては、やはり自転車エッセイは押さえておきたいもの。図書館の本棚にはもう一冊、この本の隣に同じ著者のエッセイ集第二弾らしい本が並んでいた。タイトルはその名も「自転車ぎこぎこ」。子どもか。

 

ちなみにこの著者、伊藤整についての本も出したりしてるのだが、もしかすると息子とか、親戚関係なのかも知れない。名前も似てるし。ま、全然関係ないかも知れないけど。興味がある方は自分で調べるように()

体重25%削減なんてただの寝言だったな(-_-;)

夕方、『なみ診』の原稿を上げた後に20分ほど歩いてホームの母の元へ。もうすっかり暗くなっていたが、とりあえずこのところ仕事がずれ込んでなかなか会いにも行けなかったので、ともかく顔だけでも見せに行こうと考える&親孝行ダイエット計画の一環。

 

なにしろ最近体重がまた87kgに届きそうな勢い。先週はとりあえず85kg台で推移していたのにいったいどういうわけだ? といくら思っても僕の場合、毎晩夜中の二時とか三時に大きな眠気の波が来るため、眠気覚ましにとおやつとかラーメンとかを口の中に放り込み、それでもたいして仕事は進められずに結局朝の七時頃までぼうと起きていてから横になり、二~三時間程度うつらうつらしていたところへ十時過ぎに昼休みでバイト先から戻ってきた妻に起こされるような生活をやめたら、少しは減量の効果も上がるかもしれない。

 

母はこのところ夕方になると体温が高くなるので、スタッフによって夕食が終わると部屋で横になって休むのが日課になっている。高熱というほどでもないが、だいたい37度台後半くらいの熱が、しかし朝になると概ねひいているという状態が、もうこのひと月以上続いているのだ。往診に来てもらったH先生に血液と尿の検査をしてもらったが、特に気にするほどの菌も出ていないらしい。というわけで経過観察というやつである。

 

気になるといえば気になるけれど、母自体はそれほどつらそうな顔をしたりしているわけではないので、まあ微熱の範囲かとは思っている。今日もホームに行った時は母はすでに自室のベッドで横になっていたが、目はぱっちりと開いていた。僕はその母の傍らに座り、仕事の愚痴をこぼしたり、たまには内緒の話もしたりして20分ばかり時を過ごして帰るのが、このところのパターン。妻にも言えないような話を語る相手として、母の守秘レベルは相当高いからね。

 

以前はリビングでギターを弾いて他のお婆ちゃんたちとも歌を歌ったりしていたが、母が自室で休んでいるとなると、どうしてもそこで過ごす時間が多くなるから、なかなかギターを弾く機会もない。もっとも僕の方もまだ気分が乗らないということもあるので、とにかく春あたりまで待つしかないか。

ジャングル大帝の最終回?

最近よく散歩するものだから、歩いていてふっと空を見上げた時、なんだか『ジャングル大帝』のラストシーンに見えたもので、思わず携帯で撮影

Leo

     ……つい涙ぐんでしまったりして()

うちの爺さま

たまにはうちの爺さまの話でもしようか。

 

いまじゃ想像もできないことだが、ほんの三、四〇年前まで、この国は飲酒運転に寛容だった。特に田舎のこのあたりともなれば、車がなきゃ人はちょっとした移動も出来ない。それに田舎で夜に移動する必要がある場合なんて、たいてい酒が絡むに決まっている。つまり、どこかにお呼ばれしたり、ちょっとした寄りなどがあれば酒が出るのは当たり前で、そういう場所で酒を飲んだおっさんたちは、酔っ払って倒れでもしない限り、自分でハンドルを握って帰って行く人も多かった。

 

で、うちの爺さまも坊主だったから、法事や何かに呼ばれるとどうしても酒の出る機会を避けることはできないわけだ。たいていそういう時は奥さん、つまり僕の婆ちゃんに車で送り迎えしてもらうことになるのだが、ある時、婆ちゃんの都合も悪くて、爺さまは仕方なく、自分で運転して檀家に行くことになった。法事もつつがなく終え、恒例のお呼ばれとなり、爺さまはここで結構酒を勧められたりして、かなり出来上がった状態になったというんだな。

 

そこは何しろ昔のことだし、爺さまも飲酒運転の経験がなかったわけじゃない。まあ大丈夫だろうと車に乗り込み、もてなした檀家の方もお気を付けてぇてな声をかけた程度で送り出した。一応、送り出した後では檀家も少し心配はしていたらしい。「ごえんさん、大丈夫かいな。ちょっとふらついてはったみたいやけど」「まあまあ、車やったら寺まで10分くらいやし、あんじょう川にはまらんかったらちゃんと帰らはるやろ」てな感じでね。

 

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ブロパー始めました

ここのブログを使い始めてもう何年にもなるのに、つい2、3日前までブログパーツなるものの存在を知らなかった

 

ま、ときどきよそのブログを覗いて、変な画像が動いたりゲームが出来たりする小さな窓があるのを見ては、へええ、ここのブログやってる人はすごい技術のある方だなあと、単に感心してたのだが、そんなことここでもやろうと思えば5分くらいで出来るのであった。そのことに気づいたのが、つい10分ほど前というわけ。

 

で、別段いままで自分のブログなんてほとんど興味もなかったくせに、ふと仕事の頭皮顔貌が働いて、もとい、逃避願望が働いて……って、誤変換もたいがいにしやがれっATOK! 頭皮顔貌っていったい何だよ!? よくよく考えたら何か恐いじゃないか。などと話は前後左右しつつ、左のような時計をちょっと貼ってみました。

 

時計としての機能は一応ちゃんとしてるけど、なんてえか、残り時間に対する見込みの甘さというかいいかげんさというか脳天気さが、なんだかひとごとではない気がしたもんで()

 

いずれ飽きたらまたちょくちょく替えていこうと思ってます。

三度目のたんこぶ

昨日、たまたま夕方、母のホームへ出かけたら、スタッフが僕の顔を見て、ああ、いま連絡しようと思ってましたんや、とか、ほんまにすいません、などということを口々に言うので何のことやらと思っていたら、僕が行くちょっと前に、また母が風呂場で倒れて頭を打ったらしい。

 

また、というのは実は母が風呂場で転倒して頭を打つのはこれで三度目になるからだ。幸いにしていままで二度とも、そして多分三度目の今回も頭にたんこぶと大きな内出血の広がりを一時的に伴うだけで、そう大事な事態にはならずにすんできたからよかったけれど、本人よりもむしろ現場で担当していたスタッフの方が驚いただろうとは思う。

 

二度目の転倒事故時、事態を重く見た所長のK女史は、今後母を入浴させる時は三人介助の態勢を取ると言ってくれ、現に午後のスタッフの人数もひと頃より増えて常に四人くらいはスタッフの姿が見えるようになったので安心していたのだが、今回は母を入浴させている時についていたスタッフが一人しかいない時に、突然母がぴくんと体を突っ張るか何かして(確かに母はよくそういう予想もつかない動きをすることがある)、その弾みで椅子から落ちてまた後頭部から頭頂部を風呂の床か壁かで打ったらしい。
 

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何かと寂しいお年頃

煙草を吸わなくなってそろそろ満五ヶ月。いままで様々な禁煙エバンジェリストたちが、煙草をやめたらやれ空気がきれいに感じるだの、飯がうまくなっただの、体調がすこぶる良くなってインポも治っただの様々な言説を世に吹聴していたが、あれぁ禁煙布教活動のためのいささか過大な効果効能であったのだろうと現時点の僕は思っている。

 

少なくとも五ヶ月近く煙草を吸っていない僕は、多少はエバンジェリストたちの言葉を信じて、煙草の煙を吸わなくなったらどれほど素晴らしい世界が広がっているのかと期待していたものだが、実際はもともとこっちは田舎で空気の匂いは都会にいた頃より遙かに澄んできれいだし、飯はヘビースモーカーの頃から変わらずおいしいし、セックスは20世紀以来してない()から、もう自分がインポかどうかさえ気にならない。てゆーか、気にする必要のある機会さえない

 

そんなわけで煙草を止めたからと言って、いま、ことさら人に言いたくなるような御利益など何もないのだが、強いて言うなら肩凝りがひどい。それ、効能じゃないじゃん。

 

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ガンジーの非暴力主義

鶴見さんの「隠れ佛教」の中に、ガンジーについて書かれた一節があり、それによればみんなガンジーの非暴力主義というのを誤解していると、なんかガンジーは殴られたら殴られたままにぼこぼこにやられても、自分からは一切やり返さないみたいなのが彼の非暴力主義だと考えている人もいるようだが、それはちょっと違うということを言ってる。

 

ある時、ガンジーが寝ているテントか何かに暴漢が進入し、それに気づいた彼の息子が、ぼこぼこにして叩き出すということがあったそうである。その後で息子はガンジーに、敵を追い出すために半殺しにしてしまいましたと言って謝ったそうだが、ガンジーは息子を咎めるばかりか、おまえがそれくらいやらなければ、敵はみんな私を舐めてかかってくるだろうと。だからおまえの行為は正しいというようなことを言ったとか。

 

つまりガンジーの非暴力主義とは、無抵抗主義ではないということを鶴見さんは言っている。要するにガンジーは、敵を殺すなと。相手の命を奪うようなことまではしないというのが、彼の非暴力の根本だったらしい。なるほどね。と、エジプトから送られてくる映像を見ながらその一節を思い出した。

 

今日、母のホームへ寄った帰りに本屋に立ち寄って買ってしまった本。ただし全部新書。

「悪党の金言」 足立倫行
「アマテラス」 斎藤英喜
「ジェット旅客機の操縦」 中村寛治
「東京の地理」 正井泰夫

ウォーキング、始めました・・・

久々に夕方、母の様子を窺いにホームへ。

 

僕が行くと、ギター演奏を楽しみにしてくれているおばあちゃんたちがいるのだが、実はこの一と月余り、ホームでギターを弾いていない。一つには最近、仕事の遅れから精神的にいろいろきつい状況が続いており、そういうゆとりがいまはなくなっていることと、もう一つはホームへ行くのが、年明けからは歩いて行っているケースが多いためということもある。

 

実を言うと、僕はいま自転車にほとんど乗っていない。別に自転車に飽きたわけではなく、とりあえず何とか体重を減らさなきゃならないと思い至ったときに、どうも自転車ではなかなか思ったように効果が出ないため、だったら歩いてみたらどうだという各方面からのアドバイスも取り入れ、いま一日最低でも五千歩を目途に、なるべく歩くようにしているのだ。

 

と同時に、オムロンのサイトで無料の会員登録をすると、体重や血圧変化のグラフを使えるというサービスがあり、僕は年明けからそれを利用しているのだが、一と月ばかり経過したいま、あらためて見ると体重は見事にほぼ一直線。いい加減あきらめたくなるほど、大した変化はなくて、毎日記録をつけることがダイエットの第一歩などとよく言われている割りには、僕は記録をつけるたび無力感に苛まれている。

 

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人生態度が改まらん(T.T)

担当には金曜日にあげると約束していた『なみ診』があがったのは午後九時も回った頃。日曜にはさすがに手を離れていると自分でも思っていたから、夜は久々に妻と映画を観に行こうとか外食しようとかいろいろ言ってたのだが、すべておじゃん。

 

二階の仕事場は寒いので、リビングの食卓を占領して原稿を書いていた僕がようやく原稿UP宣言をしたものの、夕方から腹を減らして待っていた妻は完全にぶんむくれて極めて危険な状態。仕方ないので原稿を送った直後に西友へ車を走らせ、何か妻の腹に入りそうな弁当と惣菜を買って帰ってくる。

 

おいしい外食どころかしょーもない弁当ライスを午後十時近くになってやっと食べることになった妻は、翌日も夜明け前から仕事に出かけなければならないためにぶうぶう言っていたが、腹が少し満たされてくると、それに比例して少しずつ機嫌も直っていった。相変わらずわかりやすい女だ。

 

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そろそろあの日も近いけど

WOWOWで録画した『バレンタイン・デー』を見る。まったく予備知識はなかったが、キャスティングがやたら豪華。顔と名前が一致するだけでもジェシカ・アルバ、キャシー・ベイツ、アン・ハサウェイ、パトリック・デンプシー、ジェィミー・フォックス、ジュリア・ロバーツ、シャーリー・マクレーンとかとか他にもあれとかこれとか、もう旬の胸きゅん女優からアカデミー級のベテラン勢まで網羅。しかも監督ゲイリー・マーシャル。

 

こんな材料そろえられて食指が動かない方がおかしい。というわけで録画しておいたのだが、こういう映画を見る場合のもう一つのよく言い習わされた格言を忘れていた。豪華スター総出演映画って、豪華スターが総出演している以外に見るべきものがほとんど何もない映画の意味だったということを
 

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