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またも訃報・・・(T.T)

今日はとりあえず、いつもの高血圧の薬をもらいに近所の町医へいったら、こないだ採血した血液検査の結果を見せられて、中性脂肪が600超えていたものだからちょっと焦りましたなという話をしようかと思ったのだけど、このブログ記事記入サイトに来る前にちらっと覗いた対太のまとめサイトに「芦田豊雄氏、死亡」という項目を見つけ、ちょっと驚いてニュースサイトで確認したら、どうやら本当であった。享年67才だったとか。また一人、僕らを楽しませてくれたアニメ界の才能が消えてしまった。
 
ちなみに「あしだ」とgoogleしてみると、予測候補としてドロップダウンされる項目はほとんど「芦田愛菜」ばかりでしたがな。「あしだと」でやっと豊雄さんの名前が出た時は、正直ほっとした。
 
テレビでアニメ放送が始まった頃を知っているベテランアニメーターともなると、恐らくは現役バリバリの頃にはその労働環境において、いまのあそこの作業員と比較したくなるくらい過酷な状況を経験してる人が多いからか、なんだか短命な人が多い気がしてならない。特に去年から今年にかけて、どうしてと言いたくなるくらい、70年代、最初のアニメブームの頃から牽引してきた立役者が、バタバタと退場している。でも役者や映画監督と違い、アニメの裏方の名前なんて、どれだけヒットした作品でもあんまり人には覚えられない。
 
芦田さんには30年くらい前、仕事でお会いしたことがある。
 

詳しい経緯は省くけど、その頃、一部でマニアックな支持を受けていた『魔法のプリンセス ミンキーモモ』というアニメのムック本を、まあひょんなきっかけから作ることになったと思いねえ。この作品の演出と作監を務めていたのが芦田さんだった。
 
あの頃の芦田さんは『ドクタースランプ』を手がけた後で「なんか最近、俺の描くキャラ、みんな二頭身でしっくりくるようになっちゃったんだよねえ」とか言いながら、色紙を何枚か描いてくれたけど、そういう彼はセンベエさんそっくりであった。
 
ついでに思い出したが、この作品で忘れてならないのはシリーズ構成も手がけた首藤剛志さんのシナリオの面白さである。首藤さんは胃弱の文学青年がそのまま年食ったみたいな感じの人だったが、あの頃、このアニメ面白いなあと思ってクレジットで脚本を確かめると首藤さんだった、ということが何度かあった。だからあの仕事で首藤さんに直接会えるとなったときは、かなり緊張もしたが、同時に浮き浮きしていたことも思い出す。コアなアニメファンなら、絶対この人の名前は知ってるはずだが、残念ながら彼も昨年、61才の若さで鬼籍に入ってしまった。
 
先週、これは直接知っている人ではないが、ある縁で通夜に出る機会があった。今年に入って喪服を着るのは二度目、この夏は恐らく東京で友人の焼香もすることになるだろう。だんだんとこんなことが増えていって、いつか自分の順番が来るんだね。なにしろ中性脂肪630余だ。この数値だけ見れば立派に動脈硬化が進んで、いつ脳血栓や心筋梗塞に襲われてもおかしくない数字である。もしかしたら急死した友人も高かったんだろうか。
 
そう思うとこのタイミングで、健康診断など受けたことのない僕が血液検査でチェックされたのは、もしかしたら彼が何か警告してくれたのかな、なんて思えば、ちょっといい話で終われるんだけど。……これ書いてる最中に腹減ったからって夜中の2時にカップ麺食べてちゃあ、台無しですな()

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