ああ、やっぱりなという話
あ、民主党代表選の話じゃないっす()
数日前にWOWOWで撮っておいた『縞模様のパジャマの少年』を見た感想。ああ、やっぱりな……というね。
第二次大戦下のドイツ、ベルリンで学校の友人たちと無邪気に遊んで暮らしていた少年は、ナチスのSS将校である父の赴任先に引っ越すことになるのだが、そこはどこか地方の田舎丸出しの場所で、しかも少年は屋敷から勝手に外へ出られなくなってしまう。多分、何か機密保持の問題とかあったんでしょうな。
当然、近所の住民との交流もなく学校さえ行けない。こんな環境で少年は孤独な日々を過ごすことになるが、そんな折、屋敷の裏庭から通じる森を脱けると、鉄条網で囲まれた農場らしき場所があることを知り、親にも黙って少年は好奇心からその場所に近づいてしまう。そこには鉄条網の向こうに、少年と同じくらいの年格好をした子供がいて、彼らは次第に鉄条網を挟んで心を通わす仲になる。ただ、鉄条網の向こうの少年はいつも腹を空かせていて顔色も悪く、なぜかずっと縞模様のパジャマを着ているのだった、と。
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