志の輔落語を見てたら・・・
今夜(金曜夜)、WOWOWで毎年楽しみにしている志の輔のパルコ公演がオンエア。録画しておいたばかりのそれを、さっそく日の変わり目を挟んで見る。
なにしろ今夜の演目は「牡丹灯籠」。収録時間は約3時間近くもあるから、つまり志の輔は一人でこの大ネタを演じきるつもりなのだろう。基本的には僕は、志の輔落語は3本くらいのバラエティあるネタを見たいんだけど、たまにはこういうのもいいかと、性根を据えて見始めた。ら……。
冒頭、枕も何もなく、高座に出てくるやいきなり志の輔が「で、ここまでが前半の10時間分くらいでして、これから後半の10時間分くらいをやります」なんて宣言してからすぐに本編に入る。えらく急ぐなあ、まあ本来は数十時間に及ぶ大ネタをわずか3時間くらいでやろうとしているせいか、なんて思ってみたり、いや、もしかするとこれ、僕の知らないうちに前半を、たとえば昨日とかにやっちまってたのかもしれない。番組表には特に後編なんてことは示されてなかったが、なんて思ってたりしてたら、ものの1時間も経った頃だ。いきなり話の途中でバツッと画面が切り替わり、志の輔が「牡丹灯籠」の登場人物を説明しているシーンになった。なんだこれ!?
画面の上半分にお詫びの字幕が出て、それによればなんでも、WOWOW側の不手際で何かオンエアを間違えてしまったみたいなことが書かれていたが、何を間違えてたのかはよくわからない。それがわかったのは5分ほどそうやって登場人物の解説シーンが流れていたかと思ったら、いきなりまた高座に志の輔登場のシーンになる。よくよく見たらそれ、さっき番組の冒頭から流れたシーンと一緒であった。それからおよそ1時間近く、さっき番組の最初から見たのとまったく同じ場面が続く。
つまりですな、志の輔落語、どうやら本来、番組の前半に流すべきだったイントロ部分をすっ飛ばしてしまい、休憩を挟んだ後半を先に前半に放送してしまったということらしい。おかげでおよそ3時間の番組中、2時間分くらいは同じ画面と展開を見ていた計算になるが、番組の最後に、9月2日にもう一度ちゃんと頭から再放送をやるという告知がされていた。
正直言って、これはもうどうでもいい。てゆーか、落語の長ネタは見ている方もけっこう疲れる。
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