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2012年12月

2012年の終わりに

あと3時間くらいで今年も終わる。

 

世間的には今年もいろいろなことが起こり、起こったどころか死んでしまった人だっているだろうけれど、この滋賀に戻ってきた最初の年を除けば、個人的には僕自身と僕の家族に限って言うと、概ね大過なく過ごせたことはまことにありがたかった。もしかすると、それには田舎の土地柄というものも大きく関係しているかもしれない。

 

けれどもうここ10年ばかり、平穏な時間が続けば続くほど、果たしてこんな穏やかな日常がそういつまでも続くはずなどない、いずれ何かとんでもないしっぺ返しが来るに違いないという不安が胸の中でふくれあがっていくという、何か心のバランスを崩しやすい時期にさしかかってきた気もする。

 

ちょうどそんな頃に東北大震災だ。あれを経験した僕らは大なり小なり、言わばどこかで震災前の人生を生きることになった。

 

もちろん来年も、こうやって年末に他愛のない駄文を書いていられる状態であることを祈る。ダウンタウンの番組を見て、あまりのくだらなさに辟易しながら、腹の底から声を出して笑える状態であることを祈る。夜中に凍えながら、それでも近所の神社に出かけて元旦吉例の獅子舞を見る気分でいられることを祈る。

 

僕は今年は何とかこれらはほぼクリアできそうだ。ダウンタウンの番組だけはどうやら見られそうにないけれど。なにしろまだ、年内に送ると約束してる原稿が書きあがってない。どうしよう、あと3時間を切っちゃったよ……

 

いずれ必ず震災が、つまり今年それが来ちゃった勘三郎のように有名無名金持ち貧乏人へだてなく、誰しも震災的不幸を避けることなどできないのだとしても、せめてそれが来年ではないように、自分の順番はまだ先であるように祈ろう。

 

皆さんもどうか、よい年を。

忘年の季節

一応学校関係の仕事なので、実質的には先々週の土曜から冬期休暇に入った妻が、その2日後の月曜にはどうも風邪気味とか言い出して、火曜からダウンしてしまい、まる1週間寝たり起きたりしている。

 

おかげで僕は、ほぼ雑事に心をとらわれずこの年末に仕事を進めることが出来たが、彼女が起きてないと食事の準備や洗い物も僕がすることになるので、その意味では少々面倒だ。とはいっても、僕の作った食事なんて弁当を買ってくるか、せいぜいうどんをゆがいて市販のスープにぶっこんで卵を入れるくらいのことしかしなかったが。

 

久々に腕をふるって、独身時代の十八番だったカレーでも作ってやるなんて宣言していたくせに、なにしろ仕事が妻の状態に正比例して遅れているので、結局何か料理をするような精神的余裕はついぞなく、さすがに今日らからぼちぼち彼女も起き始めて昼ご飯を炊いたりしていたが、そもそも年末、仕事が休みに入っていろんな緊張が解けたと同時に風邪引いてぶっ倒れ、三が日をどこへも出かけず布団かこたつの中で過ごすという正月は、我が家の定番だったなあと。

 

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年賀状、いまだ手つかず

ま、年賀状を正月前に投函したなんて、もう40年くらいないから、いまさら偉そうに言うことではない 

 

大学に入って以来、長らく年賀状の習慣からは遠ざかり、だから僕個人宛に来る年賀状も年々減っていって、20代の後半にはせいぜい5通前後とかそれくらいだったはずだ。別に虚礼廃止とか、そんな肩肘張れる名分があったわけではなく、単にめんどくさかっただけなんだけど。

 

それが復活したのは会社を辞めてフリーになってからで、ご多分に漏れずというか何というか、ぶっちゃけ年賀状はフリーの重要な営業ツールとしての側面もあったからね。実際、年賀状のやりとりが続いていたおかげで、仕事につながったなんて経験は、フリーの皆さんなら誰しも身に覚えのあることだろう。

 

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店仕舞いシーズンに突入

まあ、テレビドラマの話だけどね()

 

でも今期は、国内ドラマで最終回まで完走するだろう作品が何本もあって、例年シーズンごとに1本あるかないかだった気になる作品が、今期は4本もある。こんなこと、個人史的には30年ぶりくらいかもしれない。

 

局としては今期はフジ系列のドラマが傑出していた感じがする。逆に傑出してダメなのはNHKではなかったか。何かチャレンジの方向を勘違いして、いまどきこんな脚本をこんな演出でドラマにするかよ、と言いたくなるような話が多かった。

 

ちなみにNHKでは僕は2本の海外ドラマ、ぶっちゃけて言えばいわゆる「韓流ドラマ」を見ているが、2本とも時代劇で、そのうちの一つ『王女の男』がこの間の日曜に終わった。

 

これを見始めたのは、たまたま妻が買ってきた韓流ドラマの解説本の1つで、このドラマのことを大絶賛していたのがきっかけ。ちらと流し読みした僕が、ちょうどその番組がその時期から始まることに気づいて、そんなに素晴らしいドラマなら見てみるかとチャンネルを合わせたせいだ。

 

いまから考えれば体のいい番宣に引っかかったのかもしれない。

 

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Windows7とのつきあい方

というほど、まだつきあってはいないけど、Windows7。簡単なところは思い切り簡単に設定が進むんでありがたい面もあるものの(今回、Xpの時まで使っていたルーター付属のユーティリティやらプリンタ関係のドライバなども一切使わずに問題なくそれらを使えた)、現段階での評価はマイナス要素も大きい。

 

特に先々週、何をどうしたのが悪かったか、いや、もう最近のWindowsはネットにつながってさえいれば勝手に自分でいろんなことをし始めるので、僕が何かしたせいだとも思えないのだけれど、とにかく仕事の真っ盛り中にいきなり、キーボードがきかなくなったのには参った。

 

W7を使い始めて半月ほど経った頃、スリープモードから立ち上げていざ仕事の続きにかかろうとしたら、エディタで「ま」と入力しただけのつもりが「ままま」と入力されてしまうようになっていた。ファイラーでカーソルを1回だけ押したつもりが、カーソルは1つ下のファイルで止まらず、おっとっと、という感じで2つ3つ行きすぎてから止まる。なんだよそれ!?

 

僕はエディタで行なうほとんどの機能操作を2ストロークでCTRL+Qに続く様々なアルファベットに割り振っていて、マウスを使う必要など一切ないようにしている。ところがこの2ストローク操作をするきっかけのCTRL+Qを押した途端、いきなりエディタが終了するようになってしまった。これは多分、CTRL+Q+Qにエディタ終了を登録してあるせいで、要するにQボタンをこちらは1回しか押してるつもりはないのに、向こうは勝手に2~3回押されたと認識してしまうためだろう。

 

つまりキーのコントロールが効かず、暴走を始めたわけだ。しかしその原因に心当たりがない。その直前にインストールしたアプリやらバージョンアップのドライバやらを少しずつ外してみたって、一向に現象は収まらないし、だいたいいったんインストールしたソフトのアンインストールって、どうしてもどこかにちょっとずつゴミが残っていきそうな気がして気分もあまりよくない。

 

たちまち仕事にならないので、システム全体をrecoveryすることになる。これだけでまた細かいカスタマイズ設定を一からやり直しだ。おおよそこの手間で半日から1日以上のロスをした感覚になる。おかげで、年末進行でマジで遅らせられなくなった締め切りに遅れてしまい、漫画家さんにまで嘘つき呼ばわりされてしまう。そりゃまあね、確かに仕事も遅い僕は、だからって別に全部Windowsの責任にするつもりはないけれど、それでもかなりむかばらは立っている。

 

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何かといろいろけったくその悪い

朝であったなと、いまにして思う。

 

昨夜は仕事が終わらず(ま、いまも終わってないけど…)、投票終了時間ぎりぎりに投票に行って、うちはまあ、妻が熱心な国民の権利意識を持った人なので、選挙に行かないなどと言おうものなら、尻を叩いてでも投票所に連れ出されてしまうのだが、今回、これほど投票先に困る選挙はなかった。

 

まあ、そういう意味では同じように迷った人は相当いるのではないかと思うけれど、その結果としての自民の大勝。僕は自民が勝つのは仕方ない、てゆーか、民主が勝つ要素がなければ自民に票が行くしかないとは思ってたけど、それにしても民主の落選率たるや凄まじい。過半数あった議席が一夜にしてああなるとは、ほとんど国民の憎悪を受けたとしか思えない。

 

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進化の行方

何であれ光あるところに影があるものだということは、少年期にアニメ版『サスケ』を見て育った昭和30'sには、洗脳効果のようにその言葉が意識のうちに叩き込まれている。

 

ともかく旧VAIOを飲み友のお姉ちゃんに譲ってしまった先月末から、本格的にWindows7を使わざるをえなくなった。もちろん新しいマシンは動きも軽やかだし、起動や処理でもたつくことも少なくなったため、まあまあ、気分は盛り上がる。何より新しいVAIOは前のVAIOより遙かに若くて美人に見えるしね。

 

もちろん前のVAIOだって買った頃はそう思っていたはずだ。考えてみれば、マシンの処理能力は9年前のマシンより格段にUPしてるんだから、動きがさくさく感じるのも当たり前っちゃあ当たり前か。

 

問題はOSそのものの振舞いである。

 

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