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2013年6月

毎日が眠たくて

仕方ない。

 

なんだかこの春以来、何にもやる気が起きなくて、ただだらだらと生きている。とりあえずいまは連載1本あれば何とか生活はやっていけるし、自分の中にあった攻撃精神のようなものが、きれいさっぱり消え失せて、週に1本、16枚ほどの原稿を書いている以外は、なんだか澱んだ川の底にでもいるような感じ。人が流れていくのを仰ぎ見ては、人は人、だと思っている。

 

昨日、仕事に一区切りついた合間にアニメやら海外ドラマやら、録っておいた番組を何本かまとめ見。すでにクール末、毎週見ていた日本のドラマは『雲の階段』しかなかったから、もう楽なもんです。他のドラマの結末を気にする必要がないんでね。あ、でも今期に関係ないドラマなら『あまちゃん』『八重の桜』はまだ見てる。じぇじぇ。僕としたことが、いまメインで見ている局は何とNHKでがす。ちなみに

 

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小さい手

昨日は夜から合気の稽古。なんだか熊を相手にお馬の稽古みたいな物言いだが、実際練習相手には熊みたいな腕をした人が多く、僕の可憐な手のひらでは相手の手首の半分ほども指が届けばいい方であり、そうなるとなかなか技も決められず苦労することが多い。

 

もっとも、腕だけで言えば僕もけっこう熊っぽいが ……ただ、手が小学生のようにちっちゃいだけなのさっ()

 

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やっぱりな、な最終回( ̄。 ̄;)

先ほどほぼ追っかけ再生状態で『雲の階段』最終回を見終える。

 

ま、予想した通りとはいえ、ほぼこの1話ですべて話をたたみ込むための、無理目のエピソードてんこ盛り。前半の頃にはあったキャラそれぞれの感情の流れを丁寧に追うような態度は木端微塵で、僕の『続戦自』最終巻のような無残なさまに成り果てていた。ま、僕の場合は伏線回収も思いっきり無視しまくったが()

 

ラストは、恐らくそうなるんだろうなと思っていた通りになったけど、主人公の前に現れる男は別の人間を想像していたので、それはちょっと意外だった。もちろん順を追って説明がなされていれば、あの人がその役になるのはあり得る選択肢だと思えたかもしれないが、なにしろ最終回ではどいつもこいつも突然キャラクター180度変わっていくしね

 

もお、懐かしき大映ドラマあまちゃん母主演の傑作、『少女に何が起こったか』以来の、最終回大びっくりキャラ変更大会でしたよ。

 

恐らく、いきなりここで閉めろと言われて、脚本家は無念だったろうな。もしかするとラストシーンは、そういったもろもろの大人の事情に対する鬱積も込めての、最後に主人公を解放したいという願いだったのかもしれない。……だとしても、あれは蛇足だった、と僕は思う。

 

やるなら、あれが結局誰の夢だったのか(だって、あれが現実のシーンだとしたら、もお、だっふんだものでしょ!?)ってことくらいは、明確にするか、よく見つめれば明確になる仕掛けがどこかに欲しかった。

 

取り急ぎ一筆。

震える話

WOWOWで録画しておいた『震える牛』を見る。

 

これはWOWOWオリジナルドラマシリーズの1本で、このシリーズがドラマとしていいのは民放ドラマのように、ギャルガキ向けの企画がほとんどないことと、その結果として当然カタカナ事務所系のタレントやアルファベット団体系のアイドルなどを見なくてすむというだけで、ずいぶん画面的には目に爽やかである。

 

そのうえでもちろん、民放ドラマが決して手を出さない、あるいは出せないような企画、原作ものを手がけることができるという、いまの民放ドラマがほとんど失ってしまった製作環境がありそうに、思える。

 

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偽医者がバレたわけ(^0^;)

昨日のニュースだったかで、八王子で診療所を経営(!)していた人物が無資格医業、つまり偽医者として逮捕されたというニュースをやっていた。

 

偽医者事件というのは僕の印象では割とちょくちょくあって、そんなに珍しい話でもないと思っている。ただ、僕が毎週見ている『雲の階段』の主人公は偽医者でありながら、都内の大病院の副院長にまでなるという話で、どうもこの展開が嘘くさいとかリアリティがないとか言って嫌う人がいることを、この番組の感想サイトで知った。

 

ま、もともとがただの「お話」だから。あまりそこに目くじら立てる必要もないとは思うが、リアリティ云々を言うなら、少なくとも30代後半にもなったような女が普通にチェックのミニスカはいて女子高生として高校に通うような話よりかは、よほどリアリティがあるだろうよ()

 

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『舟を編む』観ました

いささか旧聞だけど、先々週、大津のPARCOにある映画館まで映画を観に行った。

 

大津まで行くくらいならここらに住んでる僕らの場合、いっそ京都まで行っちまった方がコストパフォーマンス的にいろいろ優れているのだが、なぜわざわざ大津かというとこれが、実は僕はPARCOの株主だったりするわけだ。

 

確かもう7~8年くらい前のネット投資が流行った頃に、ご多分に漏れず僕も手を出して買った株が、誰が見ていたのか僕が買った瞬間からどんどん株が下がりだしていまに至っており、あれ以来僕は、株とは買うと下がるものだと悟って一切手は出さなくなったが、もちろん下がり続けた株も売るに売れずいまだに持っている。

 

それでも最近のアベノミクス効果とやらで、株が軒並み上がり始め、あ、もしかしていま一度チャンスが来たのかな、買おうかなどうしようかななどと迷っているうちに、今度はあっという間に暴落し、僕なぞもともと暴落株のようなものを持っていたのだから、いまくらい下げたところで、最悪時よりはそれでもまだ4~5万儲かってる勘定だもんね~などと涼しい顔して、いまさらひいともぴいとも言わない。ま、儲かってるといったところで、いま売れば損した金は10万で済むとか、そういう話だがね()

 

ただしPARCOは、毎期ちゃんと株主に配当金を出してくれる。せいぜい1500円前後くらいの金額だが、一応PARCOの株には20万くらいの金を使っているので、同額を貯金した時の金利と見ればかなりお得だと言えよう。もっとも株価自体はもう10万くらい目減りしてるんだけど

 

じゃあねじゃあね、もひとつおまけにこれもつけたげよう! てな感じで配当金の時期に一緒に送られてくるのがPARCO内にある映画館の無料入場券なのだ。これ、1枚1800円としたら、配当金はもっとお得よ! ならいっそ、配当金にしてくれよ! 大津、けっこう遠いんだよ、うちからはよ! なんてことをね、毎年思っていて、実は毎年送られてくるこの無料券、いままで1回しか使ったことなかったのである。

 

さすがにやっぱもったいないじゃん。と、反省して今回、とにかく何か見られる映画を観に行こうといって出かけたのが先日の話。こういうことが出来るようになったのも、仕事が流れたおかげさっ()、ふんっ。

 

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いろいろと気を取り直さねばならぬこと

が、この年頃になると増えてくる。

 

考えてみれば人生ももう60年近くを生きてきたわけだし、ぼやぼやしてるとあっという間に、それこそもう何十年ではなく、何年という単位で終わってしまう可能性が見えてきたのだから、あまり無駄な時間の過ごし方も出来ない。

 

だから何をなそうかなすべきか、なんてついいきってしまう自分がいる一方で、そんな自分を、どうせ焦ったってもうそんなに大したことができるわけもない。いまさらそんなことができるくらいなら、いままでにとうに何か答えと結果を出してるだろうよと冷めた目で呟く自分もいる。

 

所詮はなるようにしかならぬ。ただ、この言葉が真理だと思えば、いままで僕はこの言葉を、自分がもうこれ以上の努力を止める時の口実に使ってきた。努力しようがしまいがなるようにしかならぬなら、無為の自分を投げ出しておくしかないというわけだ。果たしてそうだろうか、と最近、思い始めている。

 

なるようにしかならぬの主体を、天か神か、いずれにせよ自分の理解の範囲を超えた人知の及ぶものではない存在にするなら、確かに最後は運命の神にでも任せてしまえ、てな気分になっても矛盾は感じないが、よく考えたら僕は無神論者だった。そんな僕が最後は神様に頼れ、なんてスローガンを主張するなんて、論理矛盾も甚だしい。

 

だったら「なるように」の主体は「自分」と考えるのが筋だろう。そして、そう考えてみると、この言葉の意味は雰囲気をがらりと変えてしまう。つまり、どんな事態だろうと基本は「自分が」「なるように」させた結果にしか「ならぬ」のだと。

久々の法事

土曜は母の弟である叔父の十三回忌法要に呼ばれて、朝の9時台から出かけて彦根の方へ。この叔父のことは何度かブログでも触れたことがあるけれど、小さい頃にはよく可愛がってもらった覚えのある、僕が一番なついていた親戚だった。

 

この叔父には父が死んだ折にもずいぶん助けられて、いずれ一段落したらちゃんと礼を言いに行かねばなどと思っていたのに、なんと父の百ヶ日法要を済ませた直後に急死してしまい、その翌年には父の葬儀を導師として仕切ってくれた父の兄、僕にとっては伯父にあたる人も亡くなったから、僕は帰郷して丸三年葬儀が続いたという思い出も、いまとなってはずいぶん昔のような気がする。

 

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