やっぱりな、な最終回( ̄。 ̄;)
先ほどほぼ追っかけ再生状態で『雲の階段』最終回を見終える。
ま、予想した通りとはいえ、ほぼこの1話ですべて話をたたみ込むための、無理目のエピソードてんこ盛り。前半の頃にはあったキャラそれぞれの感情の流れを丁寧に追うような態度は木端微塵で、僕の『続戦自』最終巻のような無残なさまに成り果てていた。ま、僕の場合は伏線回収も思いっきり無視しまくったが()
ラストは、恐らくそうなるんだろうなと思っていた通りになったけど、主人公の前に現れる男は別の人間を想像していたので、それはちょっと意外だった。もちろん順を追って説明がなされていれば、あの人がその役になるのはあり得る選択肢だと思えたかもしれないが、なにしろ最終回ではどいつもこいつも突然キャラクター180度変わっていくしね
もお、懐かしき大映ドラマあまちゃん母主演の傑作、『少女に何が起こったか』以来の、最終回大びっくりキャラ変更大会でしたよ。
恐らく、いきなりここで閉めろと言われて、脚本家は無念だったろうな。もしかするとラストシーンは、そういったもろもろの大人の事情に対する鬱積も込めての、最後に主人公を解放したいという願いだったのかもしれない。……だとしても、あれは蛇足だった、と僕は思う。
やるなら、あれが結局誰の夢だったのか(だって、あれが現実のシーンだとしたら、もお、だっふんだものでしょ!?)ってことくらいは、明確にするか、よく見つめれば明確になる仕掛けがどこかに欲しかった。
取り急ぎ一筆。
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