さ、最終回があっ・・・・(゜゜;)
出張から戻り『八重の桜』を堪能しようと視聴。まもなくラストと思われる辺り、八重が故郷の桜の前で西郷頼母と再会する場面に、おおっ頼母、生きとったんかっとこちらも思わず涙!いいエンディングになりそうだと思った瞬間、録画が切れる。最終回なので普段より15分拡大されてたのだった(T.T)
— うじくん (@ujiyan) 2013, 12月 16
最終回シーズンにはよくある話。ま、大河は再放送の機会が多いから、そんなに焦ってないけどさ。ただ今期は連続して見ている日本のドラマが1本もなく、通年で見てきた『八重の桜』が終わるのは寂しい限りだと思ってたのに、最後にこんなケチがついてしまった。もちろんそりゃ自分の不手際ですが。
会津戦争が終わってから話が小ぶりになっただの、なんだか歴史教養番組の再現ドラマを見せられているようだのいろいろ文句も言ったけど、このドラマがその内容的に結構上等なものを見せようとしてくれていたことは間違いない。
同時にそれは現代日本の近年の動き、具体的にはこの国が結局盗人のような連中に取り戻されてしまってからの、僕らがこれから向かわされるかもしれない場所に対する不安と疑念を、このドラマは意図的にか偶然か実にうまく採り入れて、訴えるべきことは訴えようとしていたと思う。
昨今の環境を鑑みるに、もしかすると今後のNHKではだんだんに、ろくな番組が見られなくなってしまう可能性もあるけどね。日本近代を扱い、割と避けられがちなテーマにもそこそこ踏み込んで展開した『八重の桜』は、こうやって最後まで見れば意外にも近年の大河の中では一番骨のある作品になった。
その理由の一つには会津という、筋と反骨の塊のような士魂を、物語の根っこのキーワードとして組み入れたおかげでもあろう。一頃世間で話題となった「倍返し」などという下品極まりない言葉よりは、僕にとって今年の流行語は、「会津魂」で決まりである。
« 街で彼を見つけたら(FB) | トップページ | どのツラさげて »
「映画・テレビ」カテゴリの記事
- 新番組雑感その1『DOCTORS』(2015.01.18)
- 最終回2本(2014.12.20)
- 健さん死すの報に触れて(2014.11.20)
- 今期のドラマは・・・(2014.10.27)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント