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2014年1月

夜郎時代(__*)

なんだか最近は国会のニュースを見ていてもよくわからないのである。

 

僕たちはもしかしたら、いま、戦後60年かかって積み上げてきた、あるいは取り戻しつつあったと言い換えてもいいけど、そういった様々なこの国の美しい部分、よき精神みたいなものが日ごとに衰えていって、この国が再び何かおぞましい形になりかけている、その端緒を見ているのかもしれないという幻視に僕は最近、ときどき襲われるのだけれど、まあ、たまに国会中継なんか見てるからそんな気分にもなるんだな。

 

いまの国会は首相を始め、上から下までちんぴらだらけである。もちろん日本人の本質はいまの首相のような幼稚な精神性とはずいぶん離れているとそれでも僕は信じているが、いかんせん、首相があんなものだから、この国はずいぶんちんぴらが目立つ国になってしまった印象さえある。

 

ちんぴらとは、要するに夜郎自大のことだ。

定番の群れ

それにしても、今期の新番組、やたら刑事と医者ものが多い。

 

とはいえ、ほとんどいままでどこかで見たようなタイプで、あまりこちらの食指を動かしてくれるようなものがない。

 

内容が、という意味ではない。もうね、主人公のキャラがまことに類型化していて、登場シーンを見れば、その後の展開はだいたい予想がつくなんてドラマ、そろそろいいかげんに考え直せよ……と、実は30年くらい前から僕は密かに思い続けている。

 

つまり一番類型化したキャラが、懲りもせず顔と名前と性別を変えて繰り返し出てくるのが、この国における刑事ドラマと医者ドラマなのだ。

 

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エスカレーターで、なんだか事故が起きたらしい

 

ま、そういうことです()

 

僕がエスカレーターで歩く連中をいかに嫌悪&軽蔑しているかは、僕がブログをやり始めた頃から、つまり20年近く前から何度も書いてるし、僕を知ってる人間ならあらかた承知していることなので、もう繰り返し何度も書かない。でも、まっとうな大人はそろそろ、そのうち本当におおごとな事態が起きる前に、あのエスカレーター歩行問題をちゃんと考えた方がいいと思う。

2014年度ボツドラ第1号

一応毎年大河の第1回は見るようにしているが、特に今年は、世が世ならいまごろ僕も他人事でなかった黒田官兵衛が主人公ということで(^^ゞ、なるべく生暖かい目で見てみようとは思っていた。

 

で、僕の感想を言えば、あれを一生懸命作ってる人には悪いが、やはりちゃんとした大人の見るものにはなってない。もちろん今回の大河の狙いが、史実や時代背景はさておいて、子どもでも楽しめるようなものにしよう、というより子どもが楽しめる作品にしようという狙いだったとしたら、まあそれなりにわからないでもない。

 

僕らはまさに『国盗り物語』や『風と雲と虹と』をそんな風に楽しんだ。近年では『篤姫』だって、緊迫感溢れる幕末を見事に少女漫画テイストに置き換えて成功した。だから子ども向けだから悪いとは言わないが、僕らがまだ若かった40年前といまでは、情報量やドラマの作法もずいぶんと違ってきている。ドラマ作者にとってやりづらい時代になったとは思うけど、なかなか嘘もつきにくくなってきた。

 

それにあのドラマは多分、作ってる側は子ども向けとは思ってないだろう。まあ同じように、第1話を見た時点でガキ向けかよと落胆し、以降は1度も見る気にならなかった『平清盛』も、人によっては面白かったという意見もあるくらいだから、もしかしたらこの後の展開で化ける可能性もないとは言わない。

 

でも僕はもういいや。時間ないし。

 

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あけおめ!

なあんて、今年も軽薄な挨拶で年が明けたけど、よくよく考えてみるとこの言葉、ちょっと卑猥な語感が漂っていて、日頃わけのわかんない現代略語を口を極めて罵っている我が身にしては、案外性懲りもなく使っている。もちろん、こんな言葉で他人に賀状なりメールを送ったことなど一度もないけどね。僕的には学生時代にツボだった「おこめ券」に次ぐ、好きな語感の言葉かもしれない。

 

今年がどんな年になるかはこれまたさっぱりわからないが、今年もとにかく生きていくのだ。どんなことが起きようと、生きられるだけは生きてみるのだ。覚悟はいいか。>オレ

 

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