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2014年2月

これが三度目の正直か!?

まあ、ここに至るまでいろいろ右翼曲折ありましたがね、とりあえず今度がもしかしたらこの作品が日の目を見られる最後のチャンスになるかもしれない。ということで、つい手間暇かけていじりだしてたら、今回声を掛けてくれた編集にも逃げられてしまいそうになるくらい時間がかかってしまいました()

 

ともあれ原稿を送ることは出来たので、あとはその会社の出版許可を出せる人間が読んでから返事をくれるらしいが、正直いまはもう精根尽き果ててるので、いいかげんこの作品の呪いからしばらく逃れて、眠ることにする。目を覚ましたら、多分二ヶ月ぶりに酒でも飲みに出るか。

取り扱い禁止

馬鹿が次々と本領を発揮している。もちろん僕はアベが危険なのは極右だからとか国家主義者だからとかいうより以前に、馬鹿だから始末に負えない部分があるのだと思ってるし、人間的な深みも教養も品性もなさそうなことは、彼の国会での態度一つ見ていても想像がつく。

 

ま、ここらへんはアベに限らず、前々都知事やら都知事候補やらの極右に共通する顔つきや思考形態というものがあるから、別にいまさら驚くことでもない。ただ、そんなものが少なくともこの1年くらいは日本の首長として居座られることを考えると、下手をすればその間にこの国はどれほど取り返しのつかないことになるのかという懸念がマジ現実味を帯びてきていて、この数日くそ忙しい中、ただ鬱である()

 

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欲しい人、あげます(^^ゞ

11時頃から仕事にかかろうとデスクに向かったのだけれど、相変わらずの逃避癖がまた出てしまい、去年の週漫の表紙で、僕が気に入ってた鈴香先生の表紙用イラストを週漫ホームページからこっそりダウンロードし、ま、別にこっそりする必要もないとは思うけどさ、そのままではただの週漫の表紙写真だから、PaintShopProで丁寧に加工して、いらない()作品タイトルやら噛ませてあった他の作品のイラストを除去して、鈴香先生の輪郭を修正し、ネットでフリーの風景写真を探し出し、切り抜いた鈴香先生のバックに敷いてみたらこれが実にしんなりとよく合うんだな

 

そんなわけで2時間ほどかけて作った、あくまで僕の個人用壁紙(1920X1080)だけど、とりあえずオリジナルをアップしておくので、欲しい人いたら持ってっていいです。

 

ま、いないかもしんないけど()

 

てか、こんなことしてるから、また仕事が遅れるんだあ~っ

 

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誰だって三下野郎は嫌い(^_^;)

まだ僕がフリーになって駆け出し的な年頃だった頃、一応ご多分に漏れず「持ち込み」というものをやってた時期がある。

 

で、新人の頃はまず出版社に持ち込みに行っても、たいてい向こうも新人が出てくることが多くて、もちろん新人同士でフレッシュな企画やアイデアが盛り上がってヒット作に結びつく、なんてことはまず滅多になく、たいていは意欲だけ空回りしている新人作家と何か編集ぽい意見を言わねばということだけに注意が向いている新人編集者では土台合うはずもなく、まあ、たいていは悲惨な結果に終わることの方が多かった。

 

こういうことはいわゆる3大メジャー系の出版社で多く経験したことだが、これが2部リーグとかB級リーグと呼ばれる青年誌・劇画誌系の漫画誌を出してる編集部になると、暇なのかどうか、編集長がいきなり見てくれる場合もあって、僕を引き立ててくれたそういう人々のおかげで、いまも僕はこの業界で生き延びている。

 

僕がメジャーに寄りつかず、B級リーグで暮らしてるのは、メジャーの編集と付き合うのはもうめんどくさいということもあるが、この世界で食べていけるようにしてくれた人々への恩返しという側面もある。でも愚痴はしょっちゅう言ってるけどね。もし「なみだ坂」をビッコミあたりで10年続く連載にしていたら、それほどの大ヒットでなくたって原稿料も単行本も人並みのレベルで出してくれただろうし、とすればいまごろ家の2軒くらいは建っていた

 

なにしろ週刊誌で14年連載して貯金は10万円も増えてないというのが、なかなかいっそ清々しい()。ただし、もしかしたらあの雑誌だからあれが続いたという側面もあるかもしれず、そこは一概に損得をなかなか言えない。同じ条件でやり直すわけにも行かないし、とりあえず僕らのような商売は、置かれた場所で咲くしかないのさ。

 

で、何の話かというと……()

 

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最高の・・・

さて。土曜にやってた『最高の離婚2014Special』、仕事を一段落して休憩がてら先ほどチェック。もうこれのスペシャルをやると聞いたときからいままでずうっと楽しみにして、待ちに待っていた。だって今期冬ドラマ。見るに堪える作品が何もないのだもの(あくまで当社比)。

 

普通期待して見たらその分偏差値が高くなってほとんどろくなことにならないのだが、さすが坂元裕二。まったく期待に違わぬ堂々たる本で、2時間半、ま、CMが入るから正味は2時間くらいかとも思うが、その時間をまったくだれさせない。

 

それをまた演じる4人組のキャラががちっと固まってるから、もうあとはドラマの世界に身をゆだねればOK。見ているだけで「至福」な気分にさせるドラマなんか、いまはもうほとんどないのだけれど、このドラマは久しぶりに、ものすごく久しぶりに、そんなことを感じさせてくれた。まったく、参りましたよ。

 

ただこれ、どう見ても伏線張りの回で、すっきりおさまったオチではない。つまり、少なくとももう1本はあるな。また1年後か!? もっぺんシリーズやってくれよ! シーズン2でいいじゃん。とも思うけど、多分テレビ局の腹は、来年年明けのスペシャルで完結編として放送し、あとはDVDで儲ける腹だな、きっと。

 

もうね、いまから待ち遠しい。今年の春も夏も秋もちゃんとしたドラマがもし1本もなかったらどうしよう! という恐怖に脅える僕は、それでもまだ『最高の離婚』があると思えるだけ、しあわせなことであると。日本人に生まれて良かったと、こういうときにはてらいもなく思ってしまえる。

季節外れの怪談話?

冬だというのに、世間は何やら幽霊話で盛り上がっている。

 

ま、正直言って僕はこの話、まったく興味が湧かないので、あえてネタにするつもりもなかった。なぜ興味がないかと言えば、まず佐村碁打ちさん……て、いま「さむらごうち」と入力して変換したらATOKでこんな風にしか出てこない。名字専門辞書で変換してみても「さむらごうち」なんて名前は載ってない。

 

あのATOKに登録されてない名字となると相当に珍しい名字のはずだが、こないだ友達に教えてもらった電話番号簿を元に全国の姓名検索が出来るサイトで検索してみたら、一応全国に7人くらいこの名字の人はいるらしい。あくまで電話帳に登録してる人の範囲だけれど。でもこれで確認するまで僕はこの名字まで偽装かと思っちゃってた。

 

ちなみにそのサイトで僕の名字を検索してみたら、全国に4人しかいない。何と「佐村河内」より希少種だ。遠からず我が家系の名はこの国から消えるな。そういうのって、国は保護しないのか。もしくは僕に繁殖させようといろいろ協力してくれるとか。

 

えーと、何の話だっけ。あ、そうそう、ゴーストの話だったわい。

 

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15分で見終われる映画(^^ゞ

デンゼル、単純な善人役はもうやりたくないとか言って、いろいろ芸の幅を広げようとやってらっしゃるが、キャラ的には今回の主人公は比較的しっくりきた。英雄的な能力は持ってるけど、実は弱い人間、ダメな人間というね。

 

でも最近のアメリカ映画では、ダメな人間を表わす記号のように、喫煙者であったりアルコール中毒だったりドラッグにハマってたりというお約束があって、結果、そのことが最近のアメリカ映画をひどく単調でつまらないものにしている。

 

この映画もまさにそうで、極端な話、酒も煙草もドラッグもやる主人公が、最後は改心して罪を償い、立ち直ろうとしています、というバプティスト教会推薦教育映画かと思うようなオチで終わるのだが、それにしては冒頭の導入から飛行機トラブルの発生、それを解決する主人公の手腕を描く流れまでは手に汗握る展開で、おおーっと感心してしまうのだ。

 

あとで監督を確かめたら何とロバート・ゼメキスだった。そりゃデロリアンが未来に戻れるかどうかであんだけハラハラさせて引っ張った人だから、これくらいは朝飯前だろう。

 

正直言って、この冒頭から飛行機遭難の顛末を描いたあとは、僕にとっては蛇足のような話だった。ラストのオチもだいたい読めちゃったし。何より、もちろん僕は人が立ち直り、正しい道を見つけて魂の安息を得る話というのも大好きだけれど、なにしろへそは曲がってるので、誰かに啓蒙されてるような話は好きではない。この映画にはそんな匂いがちらっとする。

 

たとえば冒頭の飛行機が不時着する際、やけにくっきりと教会の鐘楼を叩きつぶして着地するところとかね。

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