なぞ転にきゅんきゅん
ま、我が家ではすっかり「なぞ転」という略称で定着してしまった『なぞの転校生』だが、決めた。オレ、もうこのDVDBOX買おうっと()
上京で一週間近く家を空けるため、前夜までの土日でテレビに録画し溜めた番組を何本かまとめて見た。日本製のドラマは山形勲&加藤剛版『剣客商売』と『MOZU』、そして『なぞ転』。新作として『MOZU』は、やはり内容的に面白いし、画面のクォリティも相当なものだということは認めるけど、ちょっと最近『ロング・グッドバイ』と同じ傾向の病にかかってるような気がしてきた。つまり、眠い。いつも面白いから一緒に見ようよと妻を誘って見ているのだが、気がつくと妻はたいてい爆睡している()
『ロング』の感想でも書いたけど、やはり本格ハードボイルドを映像化するとたいてい眠くなってしまうんだよな。一つにはこれは和製ハードボイルドの類型でもあるんだけど、主人公はたいてい内省的で、だからセリフは弾けようもなく、おまけに要所の動を強調するための平易な静が延々と続く展開が多いため、相当の手練手管がないと客はかなりの退屈感を味わうことになりかねない。妻などは主役の西島のセリフが全部お経に聞こえるなどと言い出した。
確かに……僕も母の葬儀の最中に坊さんのお経を一番前の席で聞いていて、思わず椅子から転げ落ちる寸前に妻に脇腹をつつかれてハッと目を覚ましたが
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