« 週末選挙 | トップページ | 我慢しきれずGodzillaかよ(^0^;) »

ようやくSPEC完結編(T_T)見る

煮詰まってるのでちょっと気分転換にレンタル屋に行く。

 

本来の目的は最近お気にの韓国ドラマ『武神』を借りるためだが、この話は長くなりそうだからまた今度。

 

邦画のラインナップ棚を見ていたら、見に行こうかと思って結局行けないままになった『SPEC』の劇場版完結編の、前編が目に入ったので何も考えずにそのまま借りてくる。だってうちは妻ともども、最近初めてテレビドラマの『SPEC』を知り、その面白さにあっという間に取り込まれてしまったという話は前にも書いた通り。

 

しかし、一番面白かったのがそのテレビシリーズで、その後レンタルに出ているスペシャル版だとか最初の劇場版とやらを順に借りてくるのだが、なんか見続けているうちにだんだんとつらいことになっていった。

 

でまあ、はっきり言って大丈夫か、このドラマ!? などと思ってたんだけど、一応完結編と銘打たれたのだから仕方がない。いままでのつきあいもあるし、この物語がどういうオチをつけるのか、それくらいはきっちり見ておいてやろうと。ま、そんな気持ちもあって早速レンタルしてきた『SPEC』を見たのだが……

 

はっきり言っていい?

 

中身はもうね、なんだこれは??? としか言いようのない代物。どこがどうダメかということを考える気にもなれない、なんてんだろう、ストーリー的にはどこかの大学の映研サークルが撮ったと言われれば納得できそうな、いや、もう高校のSF研究会が文化祭向けに作りましたと言われてもああそうと感心してしまいそうな、そういったテイスト&仕上がり。もちろん撮影技術はプロ並みだけど。てか、プロか(^0^;)

 

いつも思うんだけど、ドラマを作る人は、これはおふざけで撮ってるものか、一応真面目に撮ってるつもりなのかという立ち位置を最初にはっきりさせといてほしい。最初からおふざけで思い切り趣味な話を撮ってますと言われたら、少なくとも僕は金を出してわざわざそんなもの見たいと思う気分になったとき以外は、無駄な時間と出費が省けて助かる。

 

僕はもちろんふざけた話も大好きなんだけど、作り手の立ち位置がわからない、つまり作り手がどこで客を楽しませてやろうと考えているのかはっきりしない作品では、両手を肩の横にW字型に広げて困ったように苦笑を浮かべるか、あるいはその滑り具合に失笑することくらいしかできない。てか、僕はもう、あの映画を観て喜んでいる層のイメージがまったく湧かない。作り手の端くれとしてはそんなこと言ってたら困るのかも知れないが、『SPEC』はそんな映画だった。

 

せっかくいいネタ(アイデア)といい素材(キャスト陣とか)をそろえていたのに、ほんともったいないことをするなあ、というのが個人的感想。ある意味やりたい放題なのはちょっとうらやましいが、妻はもちろんこの僕でさえ、さすがに付き合いきれなくなった。その意味でこれで最後というのはいい区切りだと思うが、その完結編の後編にまで付き合う気分さえなくなった。もう、おあとは好きにやって下さい、と。

 

« 週末選挙 | トップページ | 我慢しきれずGodzillaかよ(^0^;) »

映画・テレビ」カテゴリの記事

コメント

この記事へのコメントは終了しました。

2018年10月
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31      
無料ブログはココログ