それは、妻が朝の5時に起きて、6時半から仕事に出かけていくおかげ。
僕はこのところずっと仕事が煮詰まっていて、年明けから考えても、多分寝室の蒲団で、ちゃんと夜に睡眠をとったなんてことは数回程度しかなく、すくなくともここ1~2ヶ月はびっしりリビングのこたつ蒲団にくるまって、こたつ机の上にノーパソ開いたまま眠っていることがほとんどだから、妻が起きてきて出かける準備など始めたら、必然的に目が覚める。ま、たまには疲れすぎていて、妻が出かけたことにまったく気づかず眠りこけていることもあるのだが。
目覚めるとたいてい僕はテレビをつけて、早朝ニュースバラエティ番組のようなものをザッピング見。これでだいたいの今日一日おさえておくべき話題はチェック。ただし朝っぱらから気色の悪い形と言葉は見たくも聞きたくもないので、みのもんたのチャンネルだけは微妙に外すようにしているが、これって昔、小学何年生という雑誌を買っていた頃の、夏休み号なんかについていた漫画の付録に似ている。
あの学年誌って、別冊付録で漫画をつけてくれたりするのは嬉しいんだけど、夏休み特集ともなると頼みもしないのに怪談漫画をよくその中に入れていて、たとえば古賀新一とか梅図かづおなんて漫画が、ユキの太陽やいなかっぺ大将の間に掲載されていたりすると、油断していきなり開いたページにヘビ女のどアップカットがあったりするのだ。そんなもん見た日にゃ、僕などは夢でうなされそうになるほどあの絵柄が恐いと言うより嫌で嫌で仕方なく、ついていた付録に少しでもホラーな匂いがすると、最初に母親に渡して、恐いとこだけホチキスやテープで止めてもらってから安心して読んだりしていた。なんてナイーブで可愛い男の子だったんだろう。
ま、みのさんにはそんな迫力も勢いもないし、最初の頃はこの人の勘違いぶりが逆におかしくて、結構楽しんだりしていたこともあるのだが、だんだん世の中がもしかしてこのままではシャレですまなくなるのではないかという気配になってくると同時に、もしかしていまの日本人の中には、本気でこんな安い言説に何か感心でもしている人がいるのかと思うと気が滅入ってくるから、あまり見たくなくなっただけの話である。
そういえば今日の芸能系のニュースネタは、こぶ平、いまは正蔵か、1億なんぼの脱税というのがどこもトップニュースで、そもそもこれは誰にとってのニュースなんだと言いたくなるくらいどうでもいいネタだが、さらに次の話題に移って、キンキン、30くらい年下の女と不倫疑惑とかってネタに至っては、タイトル聞いただけで大笑いしてしまった。もう、こぶ平以上に激しくどうでもいい話。顔を洗って歯を磨き、仕事場に上がって先週買ったCDを聞く。そのCDとは。
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