プチ宣伝(__;)

 

紀伊國屋書店の電子書籍で販売されている、僕の唯一の弁護士漫画。全4巻で最終話まで読めます。

 

評判は良かったのですが例によって単行本は2巻出ただけで連載も急に終わらせられた印象のある、ちょっと残尿感のある仕事でした。まさか体制批判の匂いを感じ取られたか!?(ウソ)

 

ま、肩の凝らない弁護士コメディです。以前、誰かに『リーガル・ハイ』に似てると言われたこともありますが、あのドラマが始まる何年も前に、こっちの方が完結してます(ーー;) 前に紹介した『ミッドナイト・ドク』や『キュレーター』同様、スマホでもPCでも使える紀伊國屋の無料ビューワーKinoppyで読めます。あ、本は無料じゃないので、念のため(^0^;)

 

ちなみにこれ、掲載時のペンネームは「針村鳳堂」で、一応「ハリソン・ホードー」と読みます なんでそうなったかというとこの作品は『なみだ坂』と同じ週漫に掲載されていたもので、つまり一時期僕は週漫で2本週刊連載しており、同じペンネームは使えなかったからです。梶原一騎と高森朝男みたいなものですな。

 

いまから考えればよくやってたなあと自分でも信じられないくらいですが、これが掲載されていたときはこれと『なみだ坂』でアンケートの1位2位を競ることもあったとか。

 

……なのにどちらも単行本は2巻止まり()

呪文。

パソコンの前に座り、呪文の言葉を一つ、呟いてみる。

 

 

さ、始めるか。

これが三度目の正直か!?

まあ、ここに至るまでいろいろ右翼曲折ありましたがね、とりあえず今度がもしかしたらこの作品が日の目を見られる最後のチャンスになるかもしれない。ということで、つい手間暇かけていじりだしてたら、今回声を掛けてくれた編集にも逃げられてしまいそうになるくらい時間がかかってしまいました()

 

ともあれ原稿を送ることは出来たので、あとはその会社の出版許可を出せる人間が読んでから返事をくれるらしいが、正直いまはもう精根尽き果ててるので、いいかげんこの作品の呪いからしばらく逃れて、眠ることにする。目を覚ましたら、多分二ヶ月ぶりに酒でも飲みに出るか。

欲しい人、あげます(^^ゞ

11時頃から仕事にかかろうとデスクに向かったのだけれど、相変わらずの逃避癖がまた出てしまい、去年の週漫の表紙で、僕が気に入ってた鈴香先生の表紙用イラストを週漫ホームページからこっそりダウンロードし、ま、別にこっそりする必要もないとは思うけどさ、そのままではただの週漫の表紙写真だから、PaintShopProで丁寧に加工して、いらない()作品タイトルやら噛ませてあった他の作品のイラストを除去して、鈴香先生の輪郭を修正し、ネットでフリーの風景写真を探し出し、切り抜いた鈴香先生のバックに敷いてみたらこれが実にしんなりとよく合うんだな

 

そんなわけで2時間ほどかけて作った、あくまで僕の個人用壁紙(1920X1080)だけど、とりあえずオリジナルをアップしておくので、欲しい人いたら持ってっていいです。

 

ま、いないかもしんないけど()

 

てか、こんなことしてるから、また仕事が遅れるんだあ~っ

 

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わおっ(!_+)

いよいよ、書き下ろし漫画単行本用のシナリオ、とりあえず序章を書き上げるめどがついたので、この数日ノーチェックにしていたメールを確認してみた。案の定、担当からメールが来ていた。

 

やっべ~、やっぱ来てたよ、催促~。と、内心びくびくしながら、それでももうこちらだって取りかかってるぜという立派なアリバイ証拠は出来たのでメールを開いてみたら……

 

販売部との打ち合わせでこの企画はペンディングになったとの連絡。ペンディングったって、これは恐らく実質的には企画自体流れたと見るべきだろう。オーマイガッ。

 

思えば去年、小学館から書き下ろしを出す予定が流れたのも、担当編集が突然異動してしまったためで、その連絡がメールで来たのが5月だった。どちらも何の前触れもなく、いきなりの話である。何か去年あたりから5月になると俺、呪われてんのか?

 

ま、もひとつ共通点を言えば、俺さえもっと早く仕事をしていれば、恐らくどちらの企画も無事に進んでいただろうということなんだけどね。……じゃ、俺のせいじゃん

 

ま、そんなこと言ってても仕方ない。とりあえず先週末から書き下ろし原稿の進行を優先させたために、「なみだ」の原稿の方がまた予定より10日近く遅れ始めている。何の蓄えももたらしてくれない原稿料だが、当面の生活はこの1本にかかっている。とりあえず大至急、頭を女医さんに切り換えて、「なみだ」の原稿にかかることにする。

 

現在午前3時29分。いったい何時に仕上がることやら……()

セーフか!? どうだ?

たったいま、懸賞小説の応募完了。これ、郵送のみ受付ならとうに間に合わなかったけど、一応ネットでも受け付けていて、2月28日24時という期限が切られていたから、これなら何とか出来るかと、つい4~5日前から()とりかかっていたもの。

 

なんと入力フォームに必要事項を記入して、送信ボタンを押した瞬間にツールバーの時計を見たら、ちょうど0:00を指していたという、もう『24』最終回かってなくらいの展開でしたな。まあ、言うても総計500枚弱のリライトが一応完成したのが、〆切1時間半くらい前で、もう後半は正直ほとんど手を入れてないし、残り1時間以上あってなんで送信がこんなぎりぎりになったかというと、実はあらすじを1500字以上2000字以内で書かねばならないという関門があったことに気づいて、5年もこね回してきた作品なのに、いざあらすじを書こうと思うと全然うまく書けないっ!()

 

という、いろいろまさかの展開があったわけです。正直、あらすじなんかもうぐだぐだです。まずあらすじだけで選別されたとしたら、私、多分その時点でアウトです

 

でも、もういいや。これ以上、こんな作品抱えていたくないしね。何か次のことしようと思っても気になって仕方ない。だから、一つ作品を捨てるためにも、もう、こういうところへ放っていきます。明日から……って、もう今日から3月だな。いよいよ、今年の新しい仕事に取りかからねば。

 

まずは書き下ろし、黒田勘兵衛だってか? 作画は『弐十手物語』のあの先生だってか? でもそれ、仕事の遅い俺用にあらかじめ、仕事の早い漫画家さんを選んだって、そんなこと最初っから俺に言わないでくれよ~()

収入の話

何かと人騒がせの某巨大掲示板には「シューマン」を語るスレがあって、実は僕は暇潰しに、時々こっそりここを覗くことがある。
 
というのも、ここに書き込む人たちはどうもそれほど多くはなさそうで、何となくメインはせいぜい3、4人がいいとこな気配がぷんぷんするのだけれど()、おおむね「なみ診」に関しては好意的な書き込みが多く、たいていの場合、あまり傷つかずに見ることが出来るからだ。
 
まあ、いったいどんな人が発言しているのかは想像もつかないが、少なくとも僕みたいな立場の人間も含めて「シューマン」に近い業界関係者がいないことだけは間違いないだろう。なにしろ、ここに書かれていたことで僕が本当だと思ったことや当たっていたネタはただの一つもないからね()
 
ただ、いかにも編集内部の情報を知っている事情通を気取った書き方が多いから、それはそれでまた、違った意味で楽しめる。「なみ診」なぞ、何度編集部で打ち切りが決定したと宣言されたことか
 
まあ僕は、ガセだろうとヨタだろうと、話題にしてもらってなんぼの商売なので、肯定的に名前を出してくれるのはありがたいし励みにもなる。ただし先日、なみ診の原稿料を予想している人があって、それによればページ3万という数字があげられていた。
 

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人間到る処青山あり

というタイトルを考えてみたんだけど、念のために広辞苑を引いてみて驚いた。僕はこの言葉の正しい意味を知らずに、いままでときどき使っていたらしい。
 
そもそも僕は最初、この言葉を「人生至る所青山あり」だと覚えていて、人生には至る所に思わぬ難所や崖があるから気をつけろという警句だと思っていた。もし、僕と同じように考えていた人、いたら手を上げて()
 
実はこれ、正しくは「人間到る処青山あり」という句が正しく、これのもととなる詩を書いたのは月性という幕末のお坊さんである。勤王僧だったというから(ここまでは広辞苑の解説にあった)、もし僕の記憶が正しければ、この人は西郷隆盛と一緒に心中した人ではなかったか。もちろん西郷だけは助かったので、明治維新が起こってしまったというあれなんだけど、どうだったかな。
 
で、この青山というのは先に書いたように試練のことだと思っていたらまったく違っていて、実はお墓のことだった()。すなわちこの句の意味は「人間、どこで死んだっていーんだ」と、一言で言えばそんなようなことで、要は若者よ、己の故郷なんかにこだわらず、どんどん外の世界へ出て行けというメッセージだったらしい。
 
完全に意味を取り違えてたわ>俺()
 
でも、もうタイトルとして選んじゃったし、改めてその意味を知ってへー、だったものだから、もうそのまま使う。でも、書いてる内容は試練の話。そ、この前の話題の続きである。
 

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大事件!?

いまさっきメールボックスを開けたら、「大事件!」というタイトルでメールが来ていて、誰からかと思えば東京の出版社のA氏だった。なんだろなと思って読んでみたらなんと、いきなり小説部門から営業関係の部門に異動になったという。
 
それ、ちょっとまずいな()
 
だって僕は今日、これから上京する予定ですでにホテルも取ってあるけど、今回は、はっきり言って彼と小説進行の打合せをするためだけに上京するようなものだからだ。
 
まあね……あんたと仕事をやろうと言ってから4年も待たせたんだから、ある意味自業自得と言えなくもない。だが、僕にとっても4年という月日、この仕事のためにそこそこ生活やレギュラーの仕事にしわ寄せを与えてきた部分がある。もちろん、よもやこのままあの原稿がちゃらになることもないと思うが、僕にすればA氏との付合いの中で書いた原稿なのだから、できればA氏の手で世に出してもらうつもりでいた。これは果たしてどうなるのか。
 
まあ、いまは実際に東京でA氏と会い、状況を確かめてみなければ今後の展開は何とも言えない。せめてもう1年、僕の仕事の上がりが早ければよかったのだが、いまさら言っても仕方ないことだからね。
 
とりあえず、あと数時間したら新幹線に乗って出かける。他の飲み会予定は、滞りなく出席するつもり()

600回記念言い訳

昨日、今週発売の『週漫』が届き、開いてみたらまったく忘れていたけど『なみだ坂』が久々に巻頭カラー、しかも600回記念とタイトルに銘打たれていた。そんなもの別に銘打たなくていいから単行本でも出してほしい。軽く見積もっても50巻近くの印税を僕と漫画家さんは損している勘定になる…
 
まあ、でも僕はこの十年、ほとんどこの一本だけでやってきてるのだから、僕の生活を支えてくれているという意味ではまことにいい作品に巡り会えたとありがたく思っている。ま、単に他の出版社ならもっとありがたかったろうなとも思ってるけどさ()。
 
いやいやいや、なんにせよ週刊連載で600本、よくも切らさずに書き続けたものだ。ただ、単行本でも出ていればずらりと並んだ単行本を見て、よくやったね俺、とか思えるかもしれないけど、そういうものが何もないと、たとえ600回が1000回でも、大した感慨は湧かんものだな。
 
この前の500回のときもそうだったが、今回も担当S女史が電話してきて600回記念の何とか(もう、その何とかさえ忘れてるわ。前回の時は確かキャラ入りのマグカップか何かだった)を作りましたから、お送りしますと言われて、前回同様、俺はいらんと断った。もう、とうの昔に『なみだ坂』は単なる生活の手段と割り切っているからね。
 

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