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<title>Don&#39;t cry! Don&#39;t fly!</title>
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<description>原作魂 final decision</description>
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<title>ようやく年賀状に……</title>
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<description>手をつけ始めたというご報告 まあ、毎年この手のものは年内に...</description>
<content:encoded>&lt;p&gt;手をつけ始めたというご報告&lt;img class=&quot;emoticon sweat02&quot; src=&quot;http://emojies.cocolog-nifty.com/emoticon/sweat02.gif&quot; alt=&quot;sweat02&quot; /&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;まあ、毎年この手のものは年内に済ませるのが大人の常識というものなんだろうけど、実は僕はいまだかつて年賀状と確定申告は期限内に済ませたことがない。そんなこと威張ったってどうしようもないけど。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;というわけで、世間ではそろそろ仕事始めになろうかという頃になってようやく年賀状の図案が決まりました。多分、１０日前後くらいから順次届き始めるのではないかな。僕に賀状をくれた人は、旧正月を待て。今年もサービスサービス。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;僕の正月と言えば……はっきりいってただひたすらにもう、テレビ漬けの日々でした。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;/p&gt;&lt;p&gt;テレビ漬けと言っても年末年始のしょーもない特番をだらだら見てたわけではなく、いや、逆に年末年始は見る番組がほとんどなくなる時期だからこそ、録画していた番組やら借りてきたＤＶＤやらを妻と二人で見まくってたわけですな。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;とはいえ、主に見ているのは年末から放映を始めた&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;color: #006600;&quot;&gt;『２４』&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;シーズン７。これ、毎日夜中に３～４話ずつやるものだから、さっさか見ていかないとすぐにハードディスクが満杯になってしまうため、半ば苦行のように連日２～３時間見ていた。ま、相変わらずどうなるんだどうするんだというあざとい展開で客の興味を飽きさせない作りはうまいっちゃうまいんだが、正直に言うけど話としてはもう、シーズンを重ねるごとにだんだん粗くなっている。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;なにしろ妻でさえ、あれはなんでああなるの？　などと言い出す始末である。もともとこのシリーズでそれを言っちゃあおしめえよ、ていう部分は第１作からあったけれど、そこを勢いと反則すれすれの意表突きで突っ走るのがこのシリーズの魅力でもあった。ところが、特に４作目以降辺りから、ある意味、無茶ブリの度合いがかなりきつくなっている。さらに、さすがに２４時間テンションを保ち続けるのは確かに視聴する側もかなりしんどい部分はあるけれど、最近は話の中に大きな山がはっきりとわかるようになってきた。しかもそれがシリーズの最初の頃に比べ、明らかに山と山の間の中だるみが目立つ。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;おまけに例によって話の内容そのものや、主人公の行動原理は随所でけったくそ悪いからね。これは正義の味方を主人公にした物語ではなく、体制を守るためなら自分の命はもちろん、他人の命だって平気で踏みにじれる生き方しかできない男の物語なのだ。だからこのドラマを見終わっても全然すかっとはせず、むしろ嫌あな気分になることの方が多い。それをエンターテイメントにしていることの凄さに、いまの僕ははまっているのかもしれない。僕はもう予告しておくけど、いずれこの『２４』のノリで、新選組をやろうと思っている。もちろん、ジャック・バウアーの位置に立つのは土方だ。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;もう一つ、１日から３日にかけて集中放送したものだから、ついどんなものかと思って録っていたのが教育テレビのアニメ枠でやっていた&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;color: #006600;&quot;&gt;『獣の奏者エリン』&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;。たまたま僕は初日に見かけてすぐに録画し、一通り見て後はもう録画はやめようと思っていたのだが、なんと一緒に見ていた妻がこれにハマってしまった。彼女がハマった理由はこの物語の世界観が非常に興味深く、よく出来ているからだ。それは僕も認めよう。原作はどこかの大学の先生もやっている女性ファンタジー作家で、そういう意味ではちょっとトールキンぽい。ただしこのアニメの出来自体は、僕にとってあまり魅力あるアニメとは言えない。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;何というかキャラが絵的にどれも平板で、お伽噺を描いているのだと思えばまあ牧歌的な可愛いキャラとも言えようが、この話の中で重要な要素となる闘蛇と呼ばれる戦闘用のトカゲの化け物のような生物は、このキャラたちと同じ画面に存在すると思うと、何だか違和感ありまくりである。さらにヒロインの母親はある事件の責任を取って、この闘蛇の餌として食い殺されるという罰を与えられており、なんだか微妙に、この世界観の中でしかもこのキャラ絵で、どこに腰を下ろせばいいのかという居心地の悪さが僕にはある。もしもこれ、作監が全盛期の安彦さんだったりしたら、ものすごい作品になったかもしれないな。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;でもまあ、妻が見るというからね。３日間で２０数話集中放映されたものだから全部録画したけど、おかげでいまハードディスクのリストを開けると、ずらずらずらっと上から下までこの『獣の奏者』のタイトルが並んでいるのだ。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;/p&gt;</content:encoded>


<dc:subject>映画・テレビ</dc:subject>

<dc:creator>ujikun</dc:creator>
<dc:date>2010-01-04T01:53:00+09:00</dc:date>
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<item rdf:about="http://gentama-ujikun.cocolog-nifty.com/blog/2010/01/post-ecd7.html">
<title>謹賀新年</title>
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<description>あけましておめでとうございます。 そんなこんなで今年もまた年が明けてしまいました...</description>
<content:encoded>&lt;p&gt;&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;color: #ff0099;&quot;&gt;&lt;span style=&quot;FONT-SIZE: 2.2em; COLOR: #ff0099&quot;&gt;あけましておめでとうございます。&lt;/span&gt;&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;そんなこんなで今年もまた年が明けてしまいました。皆様お変わりなくお過ごしでしょうか。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;/p&gt;&lt;p&gt;ええ、今年も元旦早々、去年からの〆切を抱えてます。週刊の〆切なぞ&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;color: #003300;font-size: 1.4em;&quot;&gt;去年の２８日&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;に設定されていたのに２９日も３０日も筆が進まず、晦日に至って一気に仕上げようとしたら、妻が&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;color: #cc0033;font-size: 1.4em;&quot;&gt;大掃除を手伝うという約束はどうした&lt;img class=&quot;emoticon impact&quot; src=&quot;http://emojies.cocolog-nifty.com/emoticon/impact.gif&quot; alt=&quot;impact&quot; /&gt;&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;と朝からぶんむくれてしまい(&lt;img class=&quot;emoticon pout&quot; src=&quot;http://emojies.cocolog-nifty.com/emoticon/pout.gif&quot; alt=&quot;pout&quot; /&gt;)、だったら先に掃除したるわあと言って昼過ぎまで掃除にかかり、それから妻の借りていたビデオを返しに行ったり、夜の宴会用の酒を買いに行ったりしてさあ仕事を詰めるぞと思ったらもう夕方の４時過ぎで、この日は６時過ぎから親方家で恒例の晦日パーティーをする予定になっていたので、どうにも気分が落ち着かず、わあわあしてるうちに宴会の時間も迫り、仕方ないので仕事をいったん中断して親方家に出かけたらそのまま&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;color: #0000ff;font-size: 1.4em;&quot;&gt;年を越すまで飲み食いしまくる&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;ことになり、翌朝はそのせいか胃がもたれてどうにも気分が上向かず&lt;img class=&quot;emoticon typhoon&quot; src=&quot;http://emojies.cocolog-nifty.com/emoticon/typhoon.gif&quot; alt=&quot;typhoon&quot; /&gt;(&lt;img class=&quot;emoticon shock&quot; src=&quot;http://emojies.cocolog-nifty.com/emoticon/shock.gif&quot; alt=&quot;shock&quot; /&gt;)&lt;img class=&quot;emoticon typhoon&quot; src=&quot;http://emojies.cocolog-nifty.com/emoticon/typhoon.gif&quot; alt=&quot;typhoon&quot; /&gt;、だが元日はホームで母と妻の作ったおせちを一緒に食べることにしているので、昼前からホームに出かけ、２時過ぎに帰ってきたらなんだか疲れてしまってついこたつでだらだらしてしまい&lt;img class=&quot;emoticon sleepy&quot; src=&quot;http://emojies.cocolog-nifty.com/emoticon/sleepy.gif&quot; alt=&quot;sleepy&quot; /&gt;、だらだらしがてらまた夕食食いーの&lt;img class=&quot;emoticon noodle&quot; src=&quot;http://emojies.cocolog-nifty.com/emoticon/noodle.gif&quot; alt=&quot;noodle&quot; /&gt;、飲みーの&lt;img class=&quot;emoticon bottle&quot; src=&quot;http://emojies.cocolog-nifty.com/emoticon/bottle.gif&quot; alt=&quot;bottle&quot; /&gt;して、ついでに年末からテレビ放映の始まった『２４』の新シリーズ&lt;img class=&quot;emoticon bomb&quot; src=&quot;http://emojies.cocolog-nifty.com/emoticon/bomb.gif&quot; alt=&quot;bomb&quot; /&gt;をつい２本ばかり見てから、さあ今度こそ仕事にかかるぞと思って２階に上がってきたらなんともう１月も２日になっていたと。ああ、今年もこんな欲望と自堕落に身を任せた仕事生活を送っていくのであろうと十分想像するに足る年明けを、例によって過ごしてしまったところです(&lt;img class=&quot;emoticon think&quot; src=&quot;http://emojies.cocolog-nifty.com/emoticon/think.gif&quot; alt=&quot;think&quot; /&gt;)。とりあえず今日こそ朝までに原稿を上げて、ともかく年賀状を出す準備をしなければ。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;ま、こんな僕でよければ、今年もまたよろしくつきあってやってください。せめてここを覗いてくれる皆さんだけにでも、&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;color: #660099;font-size: 1.4em;&quot;&gt;この一年、平和でまったりとした日々が訪れますように&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;&lt;img class=&quot;emoticon spa&quot; src=&quot;http://emojies.cocolog-nifty.com/emoticon/spa.gif&quot; alt=&quot;spa&quot; /&gt;。取り急ぎ、年賀状を出してる人にも出してない人にも新年のご挨拶でした(&lt;img class=&quot;emoticon coldsweats01&quot; src=&quot;http://emojies.cocolog-nifty.com/emoticon/coldsweats01.gif&quot; alt=&quot;coldsweats01&quot; /&gt;)／~~~&lt;/p&gt;</content:encoded>


<dc:subject>ノンセクションの50</dc:subject>

<dc:creator>ujikun</dc:creator>
<dc:date>2010-01-02T00:40:02+09:00</dc:date>
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<item rdf:about="http://gentama-ujikun.cocolog-nifty.com/blog/2009/12/post-bb3f.html">
<title>せんとちひろのつのかくし</title>
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<description>今日は天皇誕生日。ということで世間的には休日らしい。 僕ら昭和の子にとっては天皇...</description>
<content:encoded>&lt;p&gt;今日は天皇誕生日。ということで世間的には休日らしい。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;僕ら昭和の子にとっては天皇誕生日と言えば、楽しい黄金週間の始まりを告げる鐘の音のように心躍る響きがあったが、いまの天誕は少なくとも社会人一般には不評極まりない。知り合いの編集の一人なぞは、年末のややこしい日に天皇が生まれたものだからただでさえ忙しい時期の仕事がさらにめんどくさくなって仕方ないなどと不敬極まりない愚痴をこぼしておったが、考えてみれば翌々日はクリスマスなわけで、この異教の神の降誕を祝うほどには日本人は天皇の誕生日に関して無頓着であるように見えるのは、いったい日本人としてはどういうわけかと思う。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;もっともクリスマスだってこの国の場合、もともとはこの西洋の旗日にかこつけてどっかのケーキ屋が始めたキャンペーンがまんまとはまったのをきっかけに、様々な商売がクリスマスに乗っかるようになり、高度経済成長な気分とも相俟って、いつのまにか年末特需の一つのイベントにまでなり、さらにバブルの頃には、若き男女が身の丈に合わぬディナーやホテルを予約して、日本全国津々浦々から恥垢の匂いが天に立ち上らんばかりの勢いでまぐわう口実になるという特異な風俗をも産み出すこととなった。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;まあ、それでもこの結果、日本人のほぼ誰もがクリスマスの存在を認知しているし、それどころか子どもの頃には、夜中に真っ赤な衣装に身を固めて人んちの屋根から室内に侵入するという不審極まりない白髭の大男の存在を、信じているのが無垢なる心と勘違いされたりする。日本人ならば大雪の降る夜中に、米俵を担いで家を訪ねてくる地蔵の団体の存在を信じた方がまだましではないかと思うのだが。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;というわけで、こんな年末の時期にありがたがられるよりもめんどくさがられるような天皇誕生日を単発の休日にするくらいなら、いっそのこと天皇誕生日から正月明けまで国民的に休日という具合に決めてしまえばいいのだ。現に欧米でのクリスマスなどはそういう扱いであって、向こうは正月休みというよりはクリスマス休みと言った方が通りがいい。だったらうちはクリスマスより二日も早く休みに入れる。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;これで異教の聖人の生誕日のありがたみなど完全に埋没させることができるな。さらにこの時期に全身白ずくめの衣装に身を固めた大国主命が出没するようなイベントを盛り上げればより完璧。大国主命のかつぐ袋からは無償でコンドームが配布される。こうすれば本来外来種である全身赤ずくめのメタボな爺いをこの国から駆逐することもできるし、この国の国民はただで何かくれるというなら、赤だろうと白だろうと一向気にしないだろう。出ていけサンタに赤とんぼ。これによって我々は、かつて日本民族が信仰してきたはずのまぐわいによる和合の精神を思い起こし、天皇システムが本来内包していた世界にも希有な神聖さを実感することになるのだ。まさに一石三鳥！&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;……とまあ、いくらそんな妄想してみたところで、今日はこれから妹の家へ毎年恒例となっているクリスマスパーティーに出かけねばならんところなのではあるが、仕事もまったく予定通りには進んでないところにもってきて、明日から打合せがてらちょっと上京しなければならないという、よくよく考えてみればこのパターンもこの数年恒例になっている状況ではある。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;それでも僕と妻にとって姪１号と２号の成長を見守ることは、間違いなく僕らの人生にとって大きな喜びの一つであるに違いなく、妹はそんな僕らの心情を見越した上で自分の娘たちを利用して搾り取れるものは何でも搾り取ってやろうという、極めて怜悧な計算を働かせて正月、進級、お誕生日、ピアノの発表会と、僕の萌え心をくすぐるあの手この手の様々なイベントを仕掛けてきているのだ。まったく我が妹ながら恐るべき女である。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;最初に妹の家のクリスマス会に行ったときの話をここに書いたのはもう７～８年前にもなるか。あの頃はまだブログなんて言葉もさほど一般的ではなく、僕は自分でhtml言語を駆使して自分のweb日記を更新していたが。僕がサンタの衣装をわざわざ買って車の中で変装し、プレゼントを詰めた袋を持って家の中に入っていったら喉が破れるほどぎゃあぎゃあ泣き出した姪２号は今年10才。泣きはしなかったものの、顔を引きつらせて差し出した僕の手からさっとプレゼントだけ奪うとすぐ父親の陰に隠れた姪１号に至っては、来年中学生である。彼女たちの成長を見るときだけ、僕は自分の時間が進んだことを実感する。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;さすがに、もうサンタに扮装するほどお茶目な気分は薄れてしまったが、せっかくのクリスマスでもあることだし、何かパーティー気分を盛り上げるグッズなどあれば、持って行くことにやぶさかではない。だいたいいつもお決まりのイベントは、妹の作った料理を食べた後、クラッカーを破裂させ、プレゼント交換、それからケーキという手順なんだがね。すると、以前に妻がホームのクリスマス会用だったかに買ったトナカイの角のカチューシャが目に入った。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;カチューシャなら単に頭に取り付けるだけだから、実に手軽である。あ、意外とこれ、いいじゃん、などと思って試しに頭にはめてみたら、ちょうど二階から降りてきた妻が僕の姿を見て吹き出した。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;color: #000000;&quot;&gt;なんだよ。何かおかしいのか。&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;僕は憮然と問い質す。妻はいかにもひくひくと込み上げる笑いを噛み殺すような顔で応える。&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;color: #0000cc;&quot;&gt;「うん、おかしい」&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;color: #000000;&quot;&gt;まあな、別におかしいのはいいんだ。&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;僕は少し思い直す。あの子たちにウケるならそれでいいんだから。なにしろクリスマスだし。トナカイだし。気分が出るならそれでいい。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;color: #0000cc;&quot;&gt;「いや、なんかあなたの狙いとは違う部分でおかしい気がする」&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;妻はなおもえへえへと声に笑いを交えながら言う。&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;color: #000000;&quot;&gt;なんだよ、俺の狙いと違うって？&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;　&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;color: #0000cc;&quot;&gt;「う～ん、どう言えばいいんだろ。なんかね、少なくともトナカイには見えない」&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;color: #000000;&quot;&gt;トナカイに見えない……って、そりゃ単に頭にトナカイの角つけただけだから全体がトナカイに見えないのは仕方ないだろ。前に持ってたような頭にトナカイの頭をすっぽりかぶるタイプの奴だったら、そりゃもっとトナカイになったかも知れないけど。&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;color: #0000cc;&quot;&gt;「そうじゃなくて、トナカイっていうより何かあなたの意図する方向とはまったく別の向きで何かに似てるのよ。なんだろう、何かにそっくりなんだけど……う～ん」&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;妻は一瞬考え込み、しかしすぐにそれを思い出したらしく、満面の笑顔で僕を指差すと言った。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;color: #cc0033;&quot;&gt;&lt;span style=&quot;FONT-SIZE: 2em; COLOR: #cc0033&quot;&gt;「思い出した！　それって、せんとくん！」&lt;/span&gt;&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;僕は即座に頭からカチューシャを掴んで外し、こたつ机の上に叩きつけた。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;/p&gt;</content:encoded>


<dc:subject>八日市の日々</dc:subject>

<dc:creator>ujikun</dc:creator>
<dc:date>2009-12-23T16:52:00+09:00</dc:date>
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<title>またやりゃあがった…。</title>
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<description>いまさっきＭ１を見終えたばかり。今夜は合気の練習に行こうと思っていたのに、夕方か...</description>
<content:encoded>&lt;p&gt;いまさっきＭ１を見終えたばかり。今夜は合気の練習に行こうと思っていたのに、夕方から咳が出て体がだるくなり始めたものだから、大事を取って休養。かわりにこたつに入ってＭ１観戦してた。ついつい修行よりも安楽を選ぶ俺。だってほんと、冬場の体育館、裸足でうろうろしてみ。感覚なくなるから。そういうことやっていいのは、せいぜい高校生まで。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;で、Ｍ１の話。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;今年は去年と違ってそこそこネタのツブはそろっていた。少なくとも予選の準決勝では妥当な展開、つまり最初からこれくらいはやるだろうなという連中は、ほぼみんなそれくらいの力を出していた。だから審査結果は、各コンビのいまの実力がそのまま反映される順位になったのではないか。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;トップバッターのナイツも悪くはなかった。彼らが決勝に進むかどうかのボーダーになるなと思っていたらその通りになって、初見のパンクブーブーというのが２位に食い込んだおかげで、決勝は笑い飯、パンク、ノンスタイルという順になった。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;/p&gt;&lt;p&gt;前にも書いたが僕は初登場以来、笑い飯のファンである。今回予選で最高得点を出してトップになったときは、さほど大きな番狂わせもなく、流れも本格漫才の掛け合いの巧みさが今年は評価される傾向になっているようだから（その流れでなければ、ボーダーは南海だったと思う）、多分、決勝もこの形のままになると踏んだ。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;ようやく、８年目にしてようやくこいつらの優勝を見られるのかと。予選のネタがかなりいい出来だったものだから、妻にもやっとこいつら本気で取る気になったみたいだぜと言っていたのだ。だいたいこんなやり直しの利かない大会に８年も最終予選まで出続けて、一度も優勝しないということの方が難しい。今年が彼らにとって最後のチャンスでもあるし、オチは彼らが優勝して終わるという筋書を、十中八九予想していたのだが。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;甘かった。予選の最高点のおかげでトリという絶好の位置につけながら、笑い飯はやはり笑い飯であった。ネタの後半、こいつらはまたも自縄自縛ネタに走り、しかもラストは延々とちんぽちんぽと叫び続けた。生放送だというのに。それを見ながら僕はテレビの前で、ああ、こいつら、またやりゃあがったと呟いた。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt; パンクブーブーの名前は聞いたことあるが、どんな漫才をやるのか知らなかった僕は、予選のネタを見て、これなら笑い飯の敵ではないと思った。実際、得点も１位と２位でずいぶん開いた。ところが、決勝のネタの出来、これがかなりよかったのだ。これは笑い飯も楽勝とはいかんかもしれんなと危惧していたら、案の定。決して受けなかったわけではなく、それなりに爆笑も取っていたが、決勝を取る破壊力には遠く及ばないネタであり、あげくの果てにちんぽじネタである。そうか、少なくとも今年、こいつらは確信犯でやってんだと悟った次第。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;毎回、必ずというわけではないが、僕がＭ１決勝を見続けるようになったのは、いままでそんなに面白いとも思わなかった連中が、決勝の最終戦の時だけ、まるで神が降りてきたかのように面白くなることがあるからだ。それは本当に、神々しいともいえるくらいの体験で、これが見たいがために僕はＭ１を見ていると言っていい。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;だから去年のノンスタイルの優勝は、僕にはあまり納得できるものではなかった（ただし、今年も再挑戦して敗者復活で上がってきた彼らの漫才は、去年よりも遙かに面白くなっていたが）。一回目の中川家の優勝は、もちろん納得できるものだったけど、あの大会に関して言えばまったく下馬評通り。つまり当時の若手ラインナップの中で、彼らの実力はすでに群を抜いていて、決勝も彼らは普段通りの漫才をやっていたに過ぎない。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;僕が覚えているのは、たとえばフットボールアワーが優勝した時とか、チュートリアルが優勝した時。この時の決勝は、本当にこいつらいま神が降りてきたなという瞬間がありありとわかるくらい、爆発した。それでいえばもう４、５年前くらいになるか、笑い飯が優勝してもおかしくなかった唯一のチャンスは、ブラックマヨネーズとのガチンコになったときである。３組目がもう誰か忘れてしまったくらい、あの時はこの２組が突出していた。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;あの決勝で僕は、ひいき目もあって笑い飯にも勝算があると思っていたが（実際、彼らが決勝ネタで手を抜かずに笑いまくれたのはあの時だけだった）、実は神が降りたのはブラマヨの方だった。正直、ブラマヨの漫才をそれまでよく知らなかった僕は、あの決勝で腹がよじれまくるほど笑った。あの時の笑い飯は、神を相手にして敗れたのである。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;以来、彼らはＭ１決勝で、一度も神に愛されることのないままついにラストチャレンジの機会を迎えた。予選の得点では紳助なんか彼らに１００点を出しているのだ。なのに決勝であのネタ。なんでそんなことするんだと、いままでにも言いたくなることは何度もあったのに、今回、逆にちょっと見直してる自分もいる。つまり、彼らは結局最後まで、神に媚びない道を選んだのではないか、とも思えるようになってきたからだ。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;なんだか自分たちのスタイルは頑固に貫いたままで、なおかつ実力の厚みはちらっと見せる。計算してやってるならずいぶんしたたかだし、やはり並みの腕でできることではない。ああ、でも来年からはもう、彼らの漫才を決勝で見ることはできないんだよな。かなり寂しい。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;/p&gt;</content:encoded>


<dc:subject>映画・テレビ</dc:subject>

<dc:creator>ujikun</dc:creator>
<dc:date>2009-12-20T22:25:16+09:00</dc:date>
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<title>言いまつがいか思いつがいか？？？</title>
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<description>小林なんとかという女性アナウンサーが司会している夜七時台のニュース番組がある。 ...</description>
<content:encoded>&lt;p&gt;小林なんとかという女性アナウンサーが司会している夜七時台のニュース番組がある。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;顔的には僕好みのちょいロリ系な可愛いタイプなのだが、名前は忘れた。先日、どう見ても彼女の姉にしか見えない妹が海老蔵と結婚するとかで話題になったばかりなのに。確かまやかまよかまゆかまいという名前だったが、ま、実はそれほど興味があるというわけでもない。ちなみにいまあげた名前、考えてみたら全部キャバ嬢から来たメールの名前だ。ややこしいからもう全員、まとめて名前をマ系とかそんな呼び名で統一してくれるとありがたいのだが。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;ま、このご時世の午後七時台に報道で勝負するという鳴り物入りで始まったこの番組も、もはや打ち切りが決まったとかそんな話をどっかで読んだ。記事によっては彼女を戦犯扱いしているようなのもあって、それは彼女にとって酷だろうと僕は思う。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;僕は基本的に報道番組やドキュメンタリーは頑張ってもらいたいと思ってるから、この番組も始まった当初は何度か見たものの、彼女をメイン司会に据えてるとわかった時点でめまいがしそうになった。どこのプロデューサーに気に入られたのか知らないが、あれは彼女にあんな役を振った人間の責任だ。どう見ても彼女に報道のメインは荷が重い。なにより硬派なニュースをやる時はまずビジュアル的にきつい。あんな体だし。あんな顔だし。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;あくまで私見だが、華奢な体格で可愛い顔した女に報道番組の司会は似合わない。そういや日本の場合は「一応」がつくけどキャスターと称される、または司会を担当する女性は割とがっちり型が多い印象がある。ex.小宮某。安藤某。田丸さんも小柄な人ではあるがテレビで見ると体格は安定しているように見えるし、元フジのひょうきんアナだった長野さんはもともと紳助よりでかかった。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;体格だけではなく、ある意味、臆面の無さというものも必要だったに違いないことは元キャスターの小池某の、たとえば自分に&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;color: #336600;font-size: 1.4em;&quot;&gt;誰も同意できないようなキャッチフレーズを付ける時の臆面の無さ&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;を見れば分かる。女だからどうこうという差別的意図ではなく僕の言わんとするところは、男女に関わりなく、報道番組の表面上の送り手となる司会なりキャスターなりの表面的なイメージは、その番組自体の信頼度に関わるかどうかという話である。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;だからいまはいい悪いの話をしているわけではない。やっぱりイメージとしては関わるだろうな、と。そのことはまあ、仕方ないよな、という話。たとえばむっちゃくちゃ顔色の悪い医者とか、歯並びの悪い歯医者に好んでかかりたいと思うかどうかということだ。そもそも本場アメリカの報道番組における男性キャスターも、概ね番組のイメージをまずその体格で表現しているのではないかと、僕は思っている。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;報道ではないが、国民の信頼を集めるためにその体格が重要な要素となってんだろなと類推できる最大の典型は大統領だろう。ひるがえって日本の場合、女性のキャスターなり司会者なりは比較的体格のいい人が多い印象があるが、男性陣はと見るとこれがどうも、アメリカのアンカーマンに比較すると相当に見劣りすることは否めない。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;体格と貫禄で言えば、昔ＮＨＫにいた磯村さんとか松平さんのラインはなかなかの押し出しだったが、いまの９時のニュースをやってる人は、キャスターというよりどこか町役場の助役みたいな印象がある。古館さんなんて人は、もうＮステの後を受けて何年も経つのに、初登場の頃からいまに至るまで、何か全身からたちのぼる木っ端感がぬぐえない。引き継いだ頃は前任の久米さんに対抗しようとしてか、ありありとした軽妙感が思い切り空回りもしていたけど、久米さんのあの間は、多分他の誰にも真似できない。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;じゃあアンカーはもっとメタボなオヤジキャスターを選べばいいのかっていうと、日本の場合はどうもそうでもない。日本のテレビ局における報道番組のアンカーの選び方って、そのニュースの内容を信頼感をもって伝えられるかどうかより、そのアンカー自身が親しみやすいイメージかどうかで選ばれている気がするからだ。同時に体格のいい、つまり押し出しのいい男性ってそれだけでどこか偉そうにも見えたりするわけで、日本のお茶の間感覚では、偉そうに見える奴はとりあえず嫌われるという鉄則もある。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;かくして日本の自称報道番組から、重量級の存在感を持つアンカーはどんどん姿を消し、顔立ちはテレビ映えするスマートさでもその面相のどこにも意志の力を感じさせない司会者が溢れることになってきた。ある意味これは、日本男児の面相の変化とも連関しているのかもしれない。もっとも見た目じゃないという反論はあろう。もちろん僕もその説のシンパではあるが、現実的にはいまの日本、見た目がすべてである。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;てゆーか僕は、もともと中味が薄まってきてんだから、せめて見た目だけでも何とかしてくれと思うのだが、どうも報道番組のキャスターに関しては、いま僕の好みのタイプの面相には一人もお目にかかれない。この手の番組のアンカーには笑顔など不要。古武士という表現がぴったりきそうなタイプが本来はあの席につくべきだろうと僕は思っている。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;日本の報道番組で好きだったのは昔、もう30年くらい前になるかな、ＴＢＳの&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;color: #003300;&quot;&gt;『報道特集』&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;という番組があって、骨太の取材内容も毎回見応えがあったものの、なによりあそこのキャスター陣、あれは絶対にお茶の間に媚びてなどなるものかという一つの決意表明のような爽やかなラインナップだった。たとえば料治直矢さんなんて人の顔が僕は懐かしい。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;いや、だからもともと問題は小林某の話だったんだ。本当に名前を覚えてないので申し訳ない。せめてネットで調べろとも思うが、別にそこまでして付き合いたい女というわけではない。その彼女がさっきニュースを見てたら、多分言い間違いだと思うのだが、何かのニュースを読む時に&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;color: #0000cc;&quot;&gt;「かるふぉるにあ」&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;と発音したように聞こえた。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;僕は台所で夕食の準備をしていた妻を振り返り、テレビを指さして、&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;color: #000000;&quot;&gt;おいおい聞いたか？　いまこいつ、かるふぉるにあって言ったように聞こえたぜ！&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;　と笑いながら言ったら、彼女はきょとんとした顔を僕に見せて答えた。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;color: #0000cc;font-size: 1.4em;&quot;&gt;「え？　カルフォルニアじゃないの？」&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;僕はテレビを指さした状態で後ろを振り返ったかたちのまま、固まってたね。脳内は『花の応援団』のラスコマみたいな情景で。……ちょんわちゃんわ&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;僕はもう18年も相即不離で暮らしてきた妻が、まさかカリフォルニアをカルフォルニアと読む人間だとはまったく気づかなかった。てゆーか彼女はいままでカリフォルニアという文字を見聞きしたことがなかったのか？　カリフォルニア巻きやカリフォルニア・ドリーミングやカリフォルニアに憧れての立場はどうなる!?　それとも何か？　特殊な脳の働きによって、目から「カリフォルニア」という文字が入っても頭の中ではすでにその字は「かるふぉるにあ」と発音することになっているから、一時的に「リ」が「ル」に見えているんだとか、そういうことすか？　茂木健一郎先生!?&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;まあね、その点に関して妻をもっと突っついてやろうかどうしようかなどと思っていた僕の思惑は、数分後に同じテレビから同じ小林某さんが発した言葉によって、全部吹っ飛んでしまった。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;color: #000000;font-size: 1.2em;&quot;&gt;なにっ!?&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;　思わず叫んで僕がテレビに顔を戻したのは、小林アナは番組終盤の小ネタニュースを紹介している最中だった。もう内容忘れたけど、裁判関係のニュースだった。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;color: #0000cc;&quot;&gt;「被告は&lt;/span&gt;&lt;span style=&quot;FONT-SIZE: 2.1em&quot;&gt;&lt;span style=&quot;color: #ff3300;&quot;&gt;ほうけい&lt;/span&gt;&lt;/span&gt;&lt;span style=&quot;color: #0000cc;&quot;&gt;でその事実を認め……」&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;color: #cc0033;&quot;&gt;&lt;span style=&quot;FONT-SIZE: 2em; COLOR: #cc0033&quot;&gt;そんなこと法廷で認めなきゃいかん時代になったのかあ～～っ？？？&lt;/span&gt;&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;……少なくとも僕には災難だ(&lt;img class=&quot;emoticon crying&quot; src=&quot;http://emojies.cocolog-nifty.com/emoticon/crying.gif&quot; alt=&quot;crying&quot; /&gt;)&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;/p&gt;</content:encoded>


<dc:subject>ノンセクションの50</dc:subject>

<dc:creator>ujikun</dc:creator>
<dc:date>2009-12-17T12:32:00+09:00</dc:date>
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<item rdf:about="http://gentama-ujikun.cocolog-nifty.com/blog/2009/12/post-3199.html">
<title>業務連絡</title>
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<description>えー、この時期になりますと恒例のうじくん忘年会をどうするかという話があったりする...</description>
<content:encoded>&lt;p&gt;えー、この時期になりますと恒例のうじくん忘年会をどうするかという話があったりするわけですが、まあやるつもりならもうそろそろ会場とかいろんなこと考えなきゃならんかったりして、それでもタイムリミット的にせいぜいあと１０日くらいの間に全部決めなきゃって感じの圧力を内外からひしひし感じたりしているわけですが、私も熟慮に熟慮を重ね、ぎりぎりまで努力した結果、&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;color: #cc0033;&quot;&gt;&lt;span style=&quot;FONT-SIZE: 2em; COLOR: #cc0033&quot;&gt;とりあえずやるかどうか決めないということを決めさせて頂きました。&lt;/span&gt;&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;まあね、もしかするとクリスマス過ぎ辺りにちらっと上京するかもしれないんだけど、いま気分的にも事務的にも会場探してみんなに連絡してとかそんなことやってる余裕がないもんで、一応こうなったらもう年明けに新年会でいいじゃんとも思ってるんですが、諸般の事情で期限は明記できません。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;そんなわけで、いや俺は年末でないと盛り上がらないんだああという人は、個人的に連絡ください。そしたらもし年末に上京した場合、連絡取らせて頂きます。でも、とりあえずいまは&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;color: #003300;&quot;&gt;&lt;span style=&quot;FONT-SIZE: 2em; COLOR: #003300&quot;&gt;上京するかどうかを決めないということを決めた状況&lt;/span&gt;&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;なので、そんなことで関係が冷えたとか言わないでね。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;以上、業務連絡。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;/p&gt;&lt;p&gt;&lt;/p&gt;</content:encoded>


<dc:subject>ノンセクションの50</dc:subject>

<dc:creator>ujikun</dc:creator>
<dc:date>2009-12-16T17:08:27+09:00</dc:date>
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<item rdf:about="http://gentama-ujikun.cocolog-nifty.com/blog/2009/12/post-3c35.html">
<title>坂の上といえば・・・</title>
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<description>多分関西だけの番組だと思うのだが、夜中にさんま司会のクイズ番組のようなものがあっ...</description>
<content:encoded>&lt;p&gt;多分関西だけの番組だと思うのだが、夜中にさんま司会のクイズ番組のようなものがあって、これの定番クイズの一つにフリップで、ある複合可能な単語を示し、たとえば「アイスと言えば、何でしょう？」みたいに後に続く言葉を回答者に書かせるというものがある。するとそれぞれ「クリーム」とか「エイジ」とか「ノン」といった具合に思いついた言葉を書いて、回答者の一致した数が多いほど得点が高くなるというルールになっている。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;別にその番組がどうという話ではなく、あくまでこれは単なる前振り。要するに、たとえばいきなり「坂の上の、といえば後に続く言葉は何でしょう」なんて聞かれたとしたら、たぶん僕が真っ先に思いつく言葉はいままで「田村麻呂」しかなかったのだけれど、もしかすると来年辺りはたまに「雲」なんて言ってるのかも知れないという話。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;ＮＨＫが３年くらい前から宣伝を始めていたドラマ&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;color: #006600;&quot;&gt;『坂の上の雲』&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;の放映が、いよいよ先週から始まった。僕は第１話だけ、しかも前半40分くらいまでしか見ていないが、いやあ３年前から宣伝したくなる気持ちもよくわかる。しかもＮＨＫは、多分これを制作するために２年くらい前からＮＨＫスペシャルや、その時歴史などの番組を使って、明治を盛り上げるための下準備をしていたフシがある。Ｎスペは確か去年、明治特集をしていたはずだ。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;さらにこの秋からいよいよ本編予告、番宣番組を総力投入。ちらとでも見てしまうと、確かに期待度は高まる。それは僕が言う偏差値を高める効果にほかならず、つまりは見る前に相当ハードルが高くなってしまうということでもある。作品自体は水準以上のレベルなんだろうけど、やたら評判が耳に入ったあとに見てしまったため、何となくこの程度のものかと思ってしまった「おくりびと」は、まさに見る前の期待度の高さに邪魔された例だ。あれと同じようなことになるとつまらんなあと思いつつ、とりあえず第１話は放映日に見た。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;もうね、冒頭から僕は鳥肌が立ちましたよ。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;何に感心したかって、まずはあの画面の作り込み方。明治初期の町並み、人々の服装、貧乏人の家の中など、明治物を書いている人間には、教科書にしたいような画面が次から次へと出てくる。さらにその作品世界を覆う山、海、田畑などの自然の風景。どこでこんな場所見つけてきたんだろうと思えるほど、牧歌的に違和感のない、つまり日本人のＤＮＡがいかにも喜びそうな懐かしさを感じる風景が映し出されている。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;それを背景に明治初期の人々の気質や人間関係、ああ、昔は確かにこういう人間がいたであろうと思える登場人物たちの爽やかさや純粋さに心を打たれ、はからずも僕は冒頭10分ほど見ているだけで不覚にも涙が込み上げてくるほどであった。隣で見ていた妻は、テレビじゃなくてテレビを見ている僕の様子を見て、気味悪がっていたが。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;color: #0000cc;&quot;&gt;「私、あなたほど入り込めないからわからない」&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;というのがこのドラマを前半だけ見た妻の感想である。わからんで結構。僕はいままで資料や書物の中でしか想像できなかった世界が、まさにテレビの中で再現されていることに、まずは大きな驚きと感心をした。もうね、ＮＨＫこれに関してはマジですよ、マジ。さすがに司馬さんが生きていた頃からの数十年来の企画という話は、伊達ではなかったのだな。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;そんな話をなんで１話の前半しか見てないかというと、この日は９時からＴＢＳで僕と妻が今期、日本のドラマで最も楽しみにしている&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;color: #006600;&quot;&gt;『仁』&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;を見なければならなかったからだ。『坂の上』はちょっと時間がかぶるし、もちろん録画をセットしていたのは『坂の上』の方だし、ということで途中でチャンネルを変えたが、なんとまあ、僕がいままで突飛な設定の時代劇の割には良くできている思っていた『仁』のセットや風景も、『坂の上』を見た後ではなんか見劣りがしてしまうことに気づいて愕然とする。はっきり言ってあれは、ＮＨＫが普通に作っている大河ドラマの質と量をさえ、相当に凌駕しているに違いない。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;とはいえ、『仁』をやってる間は、どうしても３０分ばかり時間がかぶるので、そのたびにいちいちチャンネルを変えて『仁』を見終えてから、また録画しておいた『坂の上』の後半を見る、という見方も嫌だし、実際いまはそこまで余裕もないため、『坂の上』はとりあえず一通り録画してから正月にでもまとめ見することに決めた。僕がまだ第１話の前半しか見ていないという理由は、そのためである。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;話は少し方向を変えるが、実は僕はこれ、司馬遼太郎の原作を読んでいない。僕は一時期は司馬ファンと呼ばれていいほど、司馬作品で名作と呼ばれる作品はおおむね読んでいると思う。ところが、『坂の上の雲』という小説は、もちろんタイトルだけは知っていたけれどまったく手に取る気にもなれなかった。理由は、めんどくさいから。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;僕は戦国時代を描いた司馬作品で虜になり、幕末の群像を描いた作品群でそのわかりやすさに痺れた口だが、徐々にあの人が近代に近い時代を素材にしていくにつれ、敬遠するようになってきた。司馬さん自身は明治という時代を描くことで現在のこの国の形の成り立ちを掘り起こそうとしていたのかもしれないが、僕は正直&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;color: #006600;&quot;&gt;『翔ぶが如く』&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;までが限界だった。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;西郷と大久保という親友同士だった二人の男が、車の両輪のように維新を成功させ、しかもいずれこの二人は不倶戴天の敵となってしまうという運命の皮肉、&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;color: #006600;&quot;&gt;『国盗り物語』&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;もそうだけど、昨日の友が今日の敵といった人間関係ほど、物語としてドラマチックな素材はない。僕はこういう展開、萌える。この作品は大河ドラマにもなって、原作同様、やはり前半は面白かった。つまり薩摩の下級藩士だった二人が、明治維新を成し遂げて幕府政治を終わらせるまでの部分はね。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;後半は明治の話になる。もちろんクライマックスは西南戦争で、これが始まりだすと、もう小説を読んでるのか資料を読んでるのかだんだんわからなくなってくるようなところがある。僕は、これが駄目だった。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;司馬さんが相当の資料を渉猟して作品を書くことは有名な話で、その成果はちゃんと戦国物にも幕末物にも生かされている。ただ、明治以降になるともう近代に入ってることもあって、恐らくかなりちゃんとした資料が相当数残っているんだろう。それをどれほど集めたのか知らないが、今度は小説の中に一次資料がほとんど手を加えない形で、ばんっと提示されたりする。まるでもうこれだけ生の資料があるから、とりあえずこれを読んで、この状況がどういうことだったかはそっちの方で想像してください、とでも言われてるようだ。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;僕はドキュメンタリーを読みたいわけではない。あくまで司馬遼太郎という作家が想像力豊かに膨らませて書いた、娯楽小説を読みたいと思っているだけなんだが、あの人の明治物って、結局全部上に書いたような印象がある。つまり司馬さんの作った物語を読まされるのではなく、司馬さんの集めた資料によって物語が語られていくような印象と言えばいいか。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;『坂の上の雲』が放映開始される前後に、どっかの歴史学者関係のグループか何かが、『坂の上』には重大な事実誤認があるのに、それをまるで歴史的事実のように描くことには問題があるというＮＨＫへの抗議だったか声明だったかを表明したというニュースがあった。国民作家とまで呼ばれた司馬遼太郎の影響力を物語るエピソードといえなくもないが、これに関してはまったく筋違いな話で、ある作家が小説の形を取って作った歴史解釈にまで文句を言われたら、いわゆる歴史小説ははっきり言って全滅である。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;司馬作品の内容に文句を言いたいなら本を出すなりシンポを開くなりいろんなやり方があるはずで、いきなり小説の内容に抗議なんてやり方は、その主張如何に関わらず稚拙な手であり、右曲がりのダンディーたちに格好のからかいネタを与えるくらいの効果しかない。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;僕は、いかにもこれが事実だ真相だみたいな顔をして、不確かな話や、あるいは捏造した内容を読者や視聴者に見せようとするルポやドキュメンタリーに対しては、事実と異なる部分が明らかならその関係者が抗議するのは当然の権利だと思うし、検証は常になされるべきだとは思うけれど、小説の場合はそもそも事実と違うことをいかにも事実のように見せるのが作家の腕だからね。これに文句を言われたら、創作者はたまらんなあと思うから、筋違いだと言ったまでで、小説の内容に関してはたとえば歴史小説ならその歴史解釈も含めて、面白いかつまらんかというその点によって読者の淘汰に任せるべきだと僕は思っている。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;ただ、歴史小説家としての司馬さんの不幸は、あまりに小説がうますぎて、あの人が小説で書いたことを読者はほとんど事実だと思うようになってしまったことでもあるのだが。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;まあそれにしてもだ。僕は司馬さんがそれなりのこだわりを持って書いたはずの明治ものは、恐らく今後も敬遠していくだろうから、それがドラマとして映像化されたのはまことに有難い。まるで、漫画で日本経済勉強しましたといって威張っている人みたいだけど、面白くさえあれば、僕は何の不満もない。なんとか正月三が日くらいはそこそこゆっくり過ごせるようにして、日本酒か何かをちびちび舐めながら、３年がかりの大作の第１部全５話一気見してやるのだ。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;/p&gt;</content:encoded>


<dc:subject>映画・テレビ</dc:subject>

<dc:creator>ujikun</dc:creator>
<dc:date>2009-12-07T14:38:00+09:00</dc:date>
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<title>らくごしゃの夜</title>
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<description>昨夜はそんなわけで、夜中に閉店間際の『くらま』に出かけるといういつも通りの迷惑な...</description>
<content:encoded>&lt;p&gt;昨夜はそんなわけで、夜中に閉店間際の『くらま』に出かけるといういつも通りの迷惑な客スタイルで、風邪の病み上がり間もない親方相手に最後の客となってひとくさり鬱憤晴らしをし、店を出たのがもう０時頃。飲んでるうちに煙草が切れたので、近くのコンビニに寄って帰る。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;コンビニって最近はほんといろんなものが置いてあって、まあＤＶＤやゲームソフトなんてのは前から見かけたから、きっとＣＤもその頃から置いてあったのかも知れないが、まず普通コンビニでＣＤなんか買おうとは思わないよな。ところが人は状況と気分が許せば、たとえコンビニで売ってるＣＤでもつい買ってしまうものだという事実を、昨夜久々に再確認してしまう。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;この、状況と気分が許せばという条件は、もともと僕自身にそういやどうも妙な傾向があるなあと、気づいたところからきている。それは何かと言えばこういうことだ。僕は高速道路のサービスエリアに入ると、なぜかついＣＤを買ってしまうという癖があるのである。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;/p&gt;&lt;p&gt;そうなのよ。なんかね、高速を走っていて休憩にＳＡに入ると、よくみやげものや五平餅やちくわはんぺんや週刊漫画TIMESなんかと並んで置いてあるＣＤの棚。あの前に行くとなぜか１、２枚、ひょいと掴んでカウンターに持っていきたくなる心情を押さえることができなくなる。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;無論、いくら高速でも京都辺りまでならすぐだから、そもそもＳＡに寄るようなこともない。ところが妻の実家のある浜田に向かう時など、延々８時間くらいのロングドライブになる。最低でも３～４回は休憩を取る。そういうときにね、なんかふっと心に飛び込んでくる魅惑のタイトル。それがＳＡのＣＤラインナップなのだ。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;もちろんそこに新譜なんかない。洋楽邦楽問わず、あるのはほとんど懐メロに類するジャンルだ。特にフォーク世代の親父直撃みたいなキラーコンテンツがずらりと並んでいて、拓郎、陽水、かぐや姫、あるいはみゆき、和正、チューリップなんてのはまだメジャーな方。僕なんか以前ここで河島英五とホモサピエンスを買ってしまったことがある。なぜに河島英五？　そんなの現役の頃には一枚も買ったことないのに。これぞまさしくＳＡマジック。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;僕の家のＣＤ棚には懐メロ系フォークや懐メロ系洋楽がそこそこの枚数並んでいるが、そのほとんどはこの浜田への行き帰りに買ったものだ。最近は滅多に浜田へ帰る機会も少なくなり、おかげでその手のＣＤもとりあえずあれ以上増殖せずにすんでいる。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;まあ、長時間ドライブしている時などは、なんか気分転換に音楽などかけていたいとは思うだろうし、それが自分も口ずさめる程度に知っている曲ならなおよし、というところもあるだろう。何より値段が手頃である。新譜なら普通３～４千円するものが、懐メロＣＤだと千円程度で買える。そんなこんなで不惑以降のドライバー諸君にとって、ＳＡのＣＤはなかなかうまい品揃えをしているともいえる。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;で、コンビニのＣＤのラインナップは、実はこのＳＡのものと非常によく似ている。売り場の関係上、ＳＡに比べれば品揃えは遙かに少ないが、ツボの押さえ方がほとんどＳＡと同じ構成になっているのだ。ただし売ってる場所は地べた。平地。僕なんか自転車でしか寄らない。だからここでコンビニ弁当か何か買いに寄って、ついでに、おお、長渕があるじゃんとか言ってＣＤ買って帰る人が果たしてどれほどいるだろうか。昨日の夜まで僕はそう思っていた。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;ところが昨夜は先述の事情で、いろいろ鬱屈もあった。そんな状態でコンビニに入ってフロアを回っていたら、ふとＣＤの棚が目に入った。ジェットストリームwith城達也のナレーション付というＣＤにも最初に引きつけられたのだが、それ以上にあの晩、僕の目を引いたのは綾小路きみまろのＣＤの下に並べられていた落語のＣＤだ。円楽と歌丸の演目が収録されている。そうか。俺は笑わねばならない。多分無意識的にそんな思考回路が働いたのかも知れない。僕は目に入ったほぼ次の瞬間、そのＣＤを掴んでレジに向かっていた。あの夜、僕が落語のＣＤを買う条件と気分はそろっていたと言える。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;もちろんあとで考えてみれば、ああ、円楽さん、死んじゃったしなあ、という気分がどこかにあったことは間違いない。どこのチャンネルのアナウンサーだっけ。あるいは複数の局で耳にしたかも知れない。円楽の訃報を伝える時に、円楽さんは星の王子さまとも呼ばれたほどダンディな人で、という形容の仕方があった。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;不勉強も甚だしい。そんなの落語家かその周辺に詳しい人に確かめれば一発でわかると思うが、円楽を星の王子さまと呼ぶ民意は、当時存在しなかったと思うぞ。円楽が当時の落語家の中で上背もあったし、顔立ちも整っていたから落語家にしてはダンディという民意があっただろうことは認めるが、少なくとも、それを形容するために星の王子さまと呼んだなんて話は聞いたことがない。てゆーか、おかしいだろ。人がおしゃれだとかかっこいいとかいう意味で褒めたい時に、星の王子さまなんて呼ぶか？　ふつー。浮世離れしていることを褒めたいなら、使うかもしれんが。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;あれは、円楽がまだ『笑点』の回答者メンバーだった頃、冒頭に一人ずつ自己紹介をやるときに、自分でキャッチフレーズにしていた、つまりある種の自虐ギャグなのだ。まだ小学生か中学生だった僕が初めて『星の王子さま』を読んだきっかけは円楽だったんだから間違いない。当時の司会は立川談志。僕が最も熱心に『笑点』を見ていたのは、この談志が司会をやっていた頃だけだ。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;あの頃は円楽も歌丸もまだ若く、いま円歌になってる歌奴や円蔵になってる月の家円鏡、柳亭小痴楽は確か破壊された顔ってのがキャッチフレーズだったかな、あるいは早く死んじゃったけど小円遊、このあたりのメンバーがそろっていたときの丁々発止は、毎週、腹をよじって笑えるほどに楽しかった記憶が薄ぼんやりとだけれどもある。ドラマもそうだが、笑いに関しても僕らは、けっこう贅沢な少年時代を過ごさせてもらった気がする。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;そんな円楽さんの本格落語を久々に聞いて笑わせていただこうなどと一応どこかで思ったからＣＤを買って帰ったはずなのだが、昨夜はそのままぐっすり眠ってしまった。問題はどうやらいまのところ、ゆっくり落語を聞こうなんて時間と気分の条件が、なかなかそろわないことだったりする。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;/p&gt;</content:encoded>


<dc:subject>八日市の日々</dc:subject>

<dc:creator>ujikun</dc:creator>
<dc:date>2009-12-06T01:29:00+09:00</dc:date>
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<item rdf:about="http://gentama-ujikun.cocolog-nifty.com/blog/2009/12/post-48a1.html">
<title>やめたやめた</title>
<link>http://gentama-ujikun.cocolog-nifty.com/blog/2009/12/post-48a1.html</link>
<description>先々週上京していたのだが、ほとんど個人的な取材と執筆、つまり金になるかどうかわか...</description>
<content:encoded>&lt;p&gt;先々週上京していたのだが、ほとんど個人的な取材と執筆、つまり金になるかどうかわからん原稿を書いているだけで時間が過ぎてしまい、結果的に誰ともコンタクトせずに帰ってきてしまったが、ちょうどその最中にこの春から月刊で連載していた仕事が一本、打ち切りの連絡があって、まあ、毎回多少持て余し気味だった仕事とはいえ、やはり切られるというのはあまり気分のいいものではなく、多少落ち込んだ感じで東京から妻に電話を入れたら彼女は聞くなり&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;color: #0000cc;font-size: 1.4em;&quot;&gt;「良かったじゃないの」&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;と一言応え、ああ、なるほど、そう考えればそうかとこちらも納得し、そう思えば気分も軽くなってきた。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;とはいえ、一昨日「なみだ」の原稿をあげて送った直後に、担当巨乳Ｓ嬢から電話があり、ちょっとその中の言葉にカチンと引っかかってしまったもので、僕は男の担当相手には何度もやった経験はあるものの、女性相手に、まして巨乳相手にあまりした覚えはない剣幕で、やや声を荒らげて一方的に電話を切ってしまうような事態にあいなってしまった。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;以来、「なみだ」をもうやめようかと、この二日ばかり思案している。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;/p&gt;&lt;p&gt;ま、このブログは仕事関係の人間は誰も知らないはずであり、そのかわり似たような立場の友人はときどき覗いてくれているとは思うので、ある意味、ガス抜きの効果も期待してこっそり書くけれど、出版社との関係において一度も葛藤を抱えた経験のない同業の人間はまずいないとは思う。実際、僕はこれでもいままでよく我慢してきた方だと思っている。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;もちろん「なみだ」に関してもいままで順風満帆だったわけではなく、何度か本当に尻をまくろうと考えたことはある。基本的にあの会社の作家に対する扱い、まあもしかしたら僕だけがこんな扱いを受けているのではないかと疑心暗鬼に思うこともないではないが、とにかく人が鼻水垂らして作り上げてきている作品の世界観を何だと思っているんだと時々耳を疑うようなことを平気で言ったりしたりする例が以前からちょくちょくはあったし、そのたび僕は怒りに震えたことも一度や二度ではないが、ある意味、東京と滋賀という物理的な距離は意外と有効な緩衝材といえばいいのか、怒鳴ったって所詮電話だから、その後カッカして酒を飲みに行ったりして、翌朝にはちょっと言い過ぎたかなあなどと反省する余裕が戻っていたりする。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;これが東京で、互いに顔を合わせて話していたりしたらただではすまない。僕も自分でエスカレートしながら引っ込みをつかなくしていくタイプなので、十中八九いくところまでいってしまう。僕が漫画版の『続戦国』の３巻以降に関わらなかったのも、やはりその前に担当の前でちゃぶ台ひっくり返して帰ってきたという経緯があったりするためだ。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;考えてみりゃ、最近この手の編集と作家のトラブルって、漫画関係に限ってみてもわりとよく聞く気がする。一つには出版社の編集を育てる機能がまったくといっていいほど働かなくなっている気配もあるのではないか。この僕でさえ編集時代には、作家との付き合い方にはけっこう神経を使っていたものだ。ま、こういうとここの読者の中にはそれこそ耳を疑う人もいるかも知れないが(&lt;img class=&quot;emoticon coldsweats01&quot; src=&quot;http://emojies.cocolog-nifty.com/emoticon/coldsweats01.gif&quot; alt=&quot;coldsweats01&quot; /&gt;)&lt;img class=&quot;emoticon sweat02&quot; src=&quot;http://emojies.cocolog-nifty.com/emoticon/sweat02.gif&quot; alt=&quot;sweat02&quot; /&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;作家なんてのはもともと素直で人付き合いのいい人がなる商売ではない。どちらかと言えば、会社などで上司やら部下やら仕事先やら、様々な相手に合わせて付き合うことが苦痛だ、という人の方が多いに決まってる。ただし同時に、そういう人たちにはその人たちなりの曲げられない自律というものがあって、生き方にしろ考え方にしろ、最低それがなければ独立した作品なんか作れるわけがない。だからこそ、この手の連中と付き合う時は注意が必要なのだ。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;別に作家相手でなくてもいいけれど、編集者とは元来、８割くらいがそういうややこしい人相手の商売であったはずである。だからこそ、昔のでかい出版社の名編集者と言われる人には仕切屋が多かった。これが良いか悪いかはまた別の話として、たとえば葬式を仕切らせたらこの人の右に出る編集者はいないなんて編集者が、どの出版社にも一人はいたりしたのは、昔の編集者の人あしらいのうまさを彷彿させる。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;ところがこれは最近、僕自身がちょっと絡んでしまった話でもあるのだけれど、知り合いの編集に頼まれて、彼の部下である編集者と、彼が取材しようとしている取材先の間に入ったことがある。といっても大したことをしたわけではなく、もともとその取材先が僕と知らない仲でもないのでちょっと声をかけてよろしくと頼んだ程度だが、それでこちらは安心していたらなんと、それでも編集者かと言いたくなるほど不要領なことを続けて完全にその取材先のへそを曲げさせてしまい、結果的に取材が成立しなかったことがある。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;その編集者を僕は直接知っているわけではなかったので、もしかしたらめちゃめちゃ若い素人みたいな編集者かと思っていたら、後で実際に彼が滋賀へ取材に来た時に会ってみたら、意外と４０前後くらいの感じでびっくりしたことがある。ああ～、もうこの年代で駄目なんだ～と。昔だったらもう中学生、じゃなくて、もう大人だぜ。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;まあね、僕がＨ社の担当に何を言われたかという内容は、まだあそこで仕事を続けるかどうか迷っているいまの段階では、言いますまい。実際、漫画原作という仕事は僕一人でやってるわけではなく、漫画家さんとのチームでやってもいるものだ。いまのところ漫画家さんとの関係が悪いわけではないし、いつも〆切を遅らせている僕の原稿を、２位から落ちたことのない人気で定着させたのはすべて漫画家さんの功績である。それでもね、もう１０年やってるんだし、そろそろいいかなという気分もある。なにしろこのままいけば来年は５００回だ。今度のことがなかったにしても、いい頃合いかなという気はしているのだが。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;ただ、本当に辞めたら僕はいきなり無収入だ。５０を過ぎて無職か……。けっこういま流行りかも。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;/p&gt;</content:encoded>


<dc:subject>お仕事</dc:subject>

<dc:creator>ujikun</dc:creator>
<dc:date>2009-12-05T19:41:15+09:00</dc:date>
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<title>相変わらず多忙(__;)</title>
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<description>一週間前の木曜（11月５日）から数えると、なんと「なみだ」の原稿をこの７日間に３...</description>
<content:encoded>&lt;p&gt;一週間前の木曜（11月５日）から数えると、なんと「なみだ」の原稿をこの７日間に３本もあげているのだが、それでも実はやっとその原作ＵＰからそれが実際に雑誌に掲載されるまでちょうど１ヶ月くらいの間になったわけで、もちろん漫画家さんの〆切は発売日より１週間くらい前には設定されてるわけだから、これでも余裕が出たとはまだ胸を張って言える状態ではない&lt;img class=&quot;emoticon sweat02&quot; src=&quot;http://emojies.cocolog-nifty.com/emoticon/sweat02.gif&quot; alt=&quot;sweat02&quot; /&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;欲を言えばこのペースからさらに３～４本はストックが欲しいところだが、他の仕事も同時進行しているいまはとりあえずあげたペースをまた落とさないようにするので精一杯。今日は携帯に月刊原稿の〆切の催促が入ってたし。相変わらず綱渡りのような日々は続いている。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;/p&gt;&lt;p&gt;そんな状態なもんで、今日は成人病センターで定例の母の受診予約日だったのだが、主治医のＭ先生に連絡した上で、母は連れて行かずに僕が現況報告にだけ行って薬を処方してもらってくる。最近は母の状態も落ち着いてるし、特に心配なことも起きてないときは、たまにこうやって母本人を連れて行くのを勘弁してもらうことがある。それだけでも僕の負担度は劇的に違うという要素ももちろん大きいが、いまは寒さも本格化してきているし、下手に外に連れ出してインフル騒動などに巻き込まれる危険を避けるという名目も一応ある。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;color: #0000cc;&quot;&gt;「まあ、それはほんまに無理せんでええよ」&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;とＭ先生も言ってくれるのだが、介護家族を持つ人間にとっては、いつでも相談できて、かつ頼りになる医師の存在が大きな支えになるため、たとえ２ヶ月に１回の受診でも医師とのコミュニケーションは絶やしたくない。母がいまのホームに入れたこともそうだが、Ｍ先生と出会えたことも母だけではなく僕たちにとってもラッキーなことだった。僕がいま書いている「なみだ」の話も、ほとんどは天才医師のスーパーな活躍を描くのではなく、患者やその家族と主人公である医師との関係の物語だ。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;ただ最近はそのＭ先生も、あるいはホームで母の世話をしてくれるスタッフたちにも、こちらの思い過ごしかもしれないが、ときどき疲労の色が見てとれることがあるのが凄く気に掛かる。まあ、その点に関してはこちらも疲れてるんじゃないかとか、そんな質問はあからさまになかなか出来ないので、いまのところは単なる思い過ごしであればいいのだがと願っている。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;だから今日は診察室で彼に、遠回しにこんな質問をぶつけてみた。&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;color: #000000;&quot;&gt;いま、ここも外来はインフルエンザ関係でけっこう大変ですか？&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;color: #0000cc;&quot;&gt;「いやあ、まあうちの科は直接関係ないんで、インフルやから特別どうやということもないけどなあ。だいたい既存のインフルで年間２万人くらい死んでるもんを、新型で４０人かそこら死んださかい言うて、そんなにあたふたせんでもええと思うんやけどなあ」&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;医師には性格の善し悪しを問わず、こういう身も蓋もない言い方をする人がけっこう多い。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;color: #000000;&quot;&gt;そやけど、あれでしょ？　新型インフルのワクチンとかは、医療関係者やさかいもう打たはったんでしょ？&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;color: #0000cc;&quot;&gt;「ああ、それは……打たされた。ほんまは嫌やったんやけどな、まあ、普通の人間よりは新型インフルに接するリスクの多い職場の人間としては、せめて自分らが媒介とならんようにせなあかん言われたら、そらそうですか言うしかないしなあ」&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;color: #000000;&quot;&gt;え？　嫌だったんだ。ワクチン？&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;color: #0000cc;&quot;&gt;「そらそうよ」&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;Ｍ先生はそこでカルテに記録する手を止めて、顔をちらりと僕の方に向けた。&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;color: #0000cc;font-size: 1.4em;&quot;&gt;「そんな治験もまともに済んでないようなもん、ほんまやったら気色悪うて打てますかいな」&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;……なるほど。&lt;/p&gt;</content:encoded>


<dc:subject>八日市の日々</dc:subject>

<dc:creator>ujikun</dc:creator>
<dc:date>2009-11-13T22:56:00+09:00</dc:date>
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